その他なんでもということですので

グリンデルワルドで5泊ということです。ゆっくりできますね。
ユングフラウヨッホへは誰でも必ず行きますので、毎年の我々の旅のコースになるメンリッヒェンからのトレッキングを含めたコースを。
グルントまで電車か徒歩で下り、広い駐車場を横切って メンリッヒェンバーン の麓駅へ。ここから長いゴンドラリフトでメンリッヒェンへ。降車したら反対側の崖上の展望台へ。ここからは下にウェンゲン、もっと下にラウターブルンネンの村。眼下に氷河が削ったラウターブルンネンの谷、向こう側の崖から300mの落差というシュタウプバッハの滝、少し奥にシルトホルン、ミューレンの村を望む絶景の展望台です。こりメンリッヒェンの肩からユングフラウ鉄道の起点クライネシャイデックまではゆるいアップダウンはあるもののほぼ水平の誰でも行けるトレッキングコースです。朝8時半ころまでにメンリッヒェンバーンの麓駅を出て、展望を楽しんでから歩き始めるとおよそ2時間でクライネシャイデックの駅に着きます。このコースの両側は6月末から7月にかけては高山植物の花盛り。それに常に正面にアイガー、メンヒを見ながら歩くことができ、後半にはユングフラう、それにヨーロッパ最高所の駅を誇るユングフラウヨッホの駅建物が見えるという雄大なパノラマを楽しめるのが特徴です。ただしこの約2時間のコースにはトイレがありません。(2019夏現在)時にたまらぬ状態になったご婦人が「岩陰トイレ」に飛び込むというようなこともあるためメンリッヒェンを出る前にしっかり用を足さねばなりません。これが唯一このコースの欠点です。
クライネシャイデックでは早目の昼をたべてからユングフラウ鉄道に乗ります。この鉄道昨年か一昨年からか定員制になったとかで予約がないと乗せてくれなくなりました。事前にどの列車に乗るという予約をしておく必要があります。ホテルで確かめた上予約をしてもらいましょう。頂上に客が残ってはまずいという配慮だろうと思いますが
ここが少し窮屈になりました。頂上から戻り乗り換えてグルントへ帰りつくのはおよそ5時頃になります。
もう一つの珍しい体験のできるコースは、村のバスプールからバスでグロセシャイデックまで行き、そこからグリンデルワルドの背後の山フィルストへのトレッキングです。バスは一般車を通さない山道をかなりのスピードで登り見通しの悪い地点では、昔のスイスのトテ馬車の独特の旋律のホーンを鳴らすのです。乗客は大喜びでドライバーも大喜びでホーンのサービスをします。この旋律いつまでも耳に残りいいスイス土産になります。
峠からはフィルストまで約時間の緩い上り、終点間際の車道部分を頑張ると間もなくフィルストです。、ここにも展望のいいレストランがあり、正面にアイガー、メンヒ、ユングフラウの三山が目の高さに見えます。ここでこの絶景を肴に飲むビールは一味違うというものです。
下りは一息に村までならレストラン隣の駅舎からゴンドラリフトで。もう少し歩けるという人はゴンドラに沿ったコースを歩くことができます。ただしコース後半に急斜面を降りる箇所があり少しは余裕のある人向きです。
もう一つは空にいっぱい飛んでいるパラグライダーの二人乗りで麓のボドミという地点の草原まで空の散歩という手もあります。前日までにホテルを介しての予約が必要で2年前で確か2万円ちょっとだった気がします。

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1件のコメント

  • ユングフラウ鉄道は定員制なんですね

    ハイキングコースは下調べしながら、いくつかリストアップしていて、教えていただいたコースも入っています。
    やはり、この2コースはおすすめのハイキングコースなんですね。行き方や時間など詳細な情報、とても有り難いです。ぜひ行きたいと思います。

    ユングフラウ鉄道に乗るための予約忘れないようにしますね!
    又、コース上にトイレがないことも知らなかったです。教えていただいてありがとうございます。
    展望レストランでのビールはさぞかし美味しいでしょうね。楽しみです。
    貴重な情報、ありがとうございました。

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    前便で脱字があります

    南のひーちゃん様
    グローセシャイデックからフィルストまでの部分で脱字といい忘れがありました。
    この間の所要時間は普通2時間でゆっくり行くと2時間半というところです。当然ながら歩く速さは個人差があります。休憩時間も必要でしょうが3時間まではかかりません。ここもコース途中にトイレはありません。グローセシャイデックのバス停にあるホテルでトイレを借りることになりますが、 1フラン くらい置いていけー という感じです。尚このコースには身を隠して用を足すのには格好な岩陰はほとんどありません。前後左右の見通しが良くよんどころない場合の覚悟が必要です。
    注意点。歩き始めは平らかゆるいのぼりですが20分も行くと車道が下に向かい草原の中の道がやや上を目指しています。どちらも同じフィルストへ続いていますが、車道はつまらないですから草原の中を行くコースをとります。ここからその先のコース全部が見渡せますから間違うことはありません。
    フィルストへは行きたいが歩くのはダメという場合は、トテ馬車だけを経験して再びバスで下り、グリンデルワルドの村はずれのフィルストバーン麓駅から長いゴンドラに乗れば20分です。このバーン途中で2度方向転換します。ヨーロッパでは当たり前の途中で曲がるリフトバーンですが、日本にはいくつもありません。下りもこれを利用する場合は一つ目の駅 ボルト で下車して駅周辺の散歩という手があります。時期によりますが、この周辺はタンポポの群生のある所でうまくするとそんな風景に出会えるかもしれません。
    もう一つのお勧め先は。
    グリンデルワルドから電車で下り、インターラーケン一つ手前のヴィルダースヴル下車で行く、シーニケプラッテです。小柄な登山電車がグリンデルワルド背後の峰まで50分で連れて行ってくれます。谷を経てメンリッヒェン、の向こうにユングフラウ三山が本当に目の高さに広がります。日本人客は少ない場所です。頂上にホテル、高山植物園があり、天気が良ければフィルストよりもより正面の三山に対峙できる場所です。早目にここへを往復し午後はラウターブルンネンへ向かうといい動線になります。
    ラウターブルンネンでは、シュタウプバッハだけでなく、ぜひトリュンメルバッハへ足を延ばしてください。駅前からバス5分。なかなか体験できない氷河が作った滝で一見に値します。滝の見学だけで1時間は見てください、。
     好天を祈ります。