トルコ→イスラエル→エジプト（ただし問題もあり）

イスラエルの入国スタンプがあると入国できなくなるのは、イラク、レバノン、リビア、サウジアラビア、スーダン、シリア、イエメン、ソマリアの8カ国です。
トルコはアラブではないし、政教分離していてイスラム国家でもありません。
エジプトはアラブですが、イスラエルと国交があります。ヨルダンも同様にイスラエルと国交があるので、イスラエルの入国スタンプがあっても、入国できます。


欧州から回っていくなら、地理的にトルコ→空路でイスラエル→陸路でエジプトというのが簡単ではないでしょうか。わたしも、このルートでイスラエルに入国して、出国しました。

私の場合は、トルコの空港で、イスラエルに何しに行くのか、友人がいるか、荷物は誰がパッキングした、預かったものはないかなど細かく聞かれました。
イスラエル入国時の質問は、そこそこ聞かれますが、ごく普通でした。ヒースローからのイギリス入国時の詰問のほうがよほど厳しかったです。

現在、イスラエルでは基本的に入国スタンプを押さずに、別紙に押すようになって出国時に回収されます。
以前は「ノースタンプ」と頼まないとスタンプを押されました。

で、イスラエルからエジプトなんですが、陸路で出ると安いし簡単なのですが･･･。
イスラエルの入国スタンプがなくとも、シナイ半島でのエジプト入国スタンプが押されます。つまり、イスラエルを通ってきたことがバレバレなので、イスラエルと敵対している国には入国できなくなります。
それを避けるには、イスラエルから空路で出国するか、順番を変えるかです。
空路で出国する場合、荷物検査がとても厳しく時間がかかるので、必ず3時間前には空港に行かないといけません。
荷物はすべて開けられてチェックされます。きれいに包装されていても開けられます。

一方、陸離での出国は、あっけないほど簡単でした。パスポートチェックして終わりでした。