湖水地域などの観光作戦

NZはよく世界で一番（自然が）美しい国と言われますが、欧州のライバルがオーストリア、スイス、アイスランド、ノルウエーなどでしょう。

ほぼザルツカンマーグートで決まりそうなので、そのアドバイスを追加で。

空路ザルツブルク（ウイーン他乗り継ぎなどで）に直行の場合、ザルツブルク中央駅から多発のバス（左車窓に湖沼群）で湖水地方北部の中心ヴォルフガング湖に面したサンクトギルゲンへ。

ここから観光船でシャーフベルク直下の直立断崖（フィヨルドみたい）脇をサンクトヴォルフガングへ。
珍しい湖上に浮かぶ宿ボートハウスもあります。湖畔散策して泊。所要2時間以下ですのでザルツブルク午後発でもOKです。

翌朝、一番のミニSL（整理券を駅でゲット）でシャーフベルクへ。午前観光。山上で眼下の湖沼群眺めながらランチ。下山し、バスでシシイ（エリザベート皇后）が結婚式挙げた温泉町バートイシュルへ。

皇帝の別荘カイザーヴィラや御用達カフェ・コンディトライ（ケーキ喫茶）のツァウナーがあります。
お茶してから？列車でハルシュタットへ。

バスでも行けますが、ハルシュタット駅から湖対岸のハルシュタットの街まで連絡船でのアプローチが素晴らしいので、必ず列車で。本数は1時間おきと多いので。

ハルシュタットでは連泊をお勧めです。
人気で宿が取れなければ、一つ先の駅オーバートラウン・ダッハシュタイン駅そばにも多くの宿が。

ここは翌日行くといいクリッペンシュタインの展望台（眼下にハルシュタット湖全景）＆氷の洞窟から近い（バスで10分ほど）ので宿泊地として便利なのです。駅から歩いても行ける（30分？）ほどなので。

で、翌日の午前中はここへ。

午後はバスでシシイも訪れた”ザルツカンマーグートの瞳”と呼ばれる紺碧のゴーサウ湖往復がいいかと。

ザルツブルクへもどる場合は同じバスルートではなく、列車で右にトラウン湖を見ながらアッタナンク・プハイムへ。乗り換えてザルツブルクです。


ウイーンから列車で行く場合はザルツブルクではなく、手前のハルシュタットへ。

リンツ経由が乗り換え1回で便利ですが、景色がイマイチなので、2回乗り換えながらオーストリア屈指の絶景路線で、途中、世界遺産センメリング鉄道区間も通るクラーゲンフルト、フィラッハ方面行特急RJで。

レオーベンで降り、グラーツ発ザルツブルク行特急ICに乗り換え、シュタイナハ・イルドニングで・普通列車に乗り換えるとハルシュタットです。

所要時間はリンツ経由と大差はなく、景色は抜群です。1時間を争う旅程ではないと思うのでレオーベン経由で。
1泊目はザルツブルクに泊まる場合もこのルートでザルツブルクまで行けます（1回乗り換え）

ハルシュタットで3連泊、ザルツブルクにも1泊する場合も、まだ1～2日はあると思うので日帰りか1泊でザルツブルクの奥座敷、ベルヒテスガーデンに行かれるといいかも。

独で一番美しい湖ケーニヒ湖があり、静寂そのものの湖中心でトランペットを演奏。フィヨルドのように切り立つ湖なので山々にこだまし、ロマンチックです。
ヒトラーの雲上の別荘鷲の巣への特殊登山バスとエレベーターで登ります。

またはグロスグロクナーへの日帰りバスツアーが週数回ザルツブルクから出ています。

いずれも雨だとどうしようもないので、雨の日はザルツブルク市内観光に切り替えるといいかと。


よって、ザルツブルクも観光したい場合も初日ではなく、最終日にしておくほうがベターです。
雨の中日にザルツブルクとすることで最終日に湖水地方など自然風景を順延できますから。