廬山温泉もタロコも一度は行かれるといいかも

特に台湾屈指の名湯廬山は群馬の名湯河原湯温泉の二の舞になるかも知れないので。
ここ首謀者モーナ・ルダオが住んでいた地で住居跡が残っているらしいですよ。
私が廬山に行ったときにそれを知っていれば探したでしょうが。

廬山は中央山脈の山並みに囲まれた標高1300mの台湾最高所の温泉でマヘボ渓畔に20数軒の旅館が並んでました。87度という熱い湯でした。入口の70mの吊り橋が名物です。
日本時代は富士温泉といわれ、桜温泉(現春陽温泉)、明治温泉(現谷関温泉)とともに中部の3大温泉といわれていた名湯です。

太魯閣も阿里山と並ぶ台湾自然美の双璧ですから、やはり一度は行かれたらいいかも。
知人、友人が皆行きたがるので計十数回は行ってるかと。
例の安全重視の日本人経営の旅行社もタロコ希望者には支谷など数カ所は目視などで安全を確認して案内するようだし。
天祥の少し奥の文山温泉露天風呂は峡谷脇の渓畔にある大きな洞窟風呂で九州くじゅうの壁湯そっくり。泥湯の関子嶺、流れる川利用の共同浴場の礁渓温泉と並ぶ台湾の温泉ベスト3でしたが、屋根部分が崩壊して入浴中の方がなくなりました。
でもそのあとで、渓流脇につくられた浅い湯舟につかる私がいました。

不通になる前、台中→梨山の路線バスのドライバーは、断崖絶壁の連続なのに横に座った女性客と始終話に夢中で、生きた心地しませんでしたが。その後も何度も東西横貫公路を横断しています。途中土砂崩れで何時間も待ったこともあります。
水里→阿里山の新中横公路のタクシーの屋根にパラパラと土砂が落ち、スリルを味わいました。
もういい、もどってくれとも言えないし。

今は遊歩道になってる昔の蘇花公路・清水断崖のバス道は、中央山脈が落ち込む高さ800mの垂直断崖。両側1車線ゆえ交互に片側通行。ガードレールもなきに等しく、団体バスが海に落ちたと聞いても、慣れてる路線バスのドライバーなら安心?とその後も怖いもの見たさか、2車線となった新道(昔と比べるとはるかに安全)も含め何度も通りました。

幸い、何ごともありませんでしたが、こんな懲りないアホは無視して、君子危うきも一法。無理にはお勧めいたしません。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    19/05/28 23:00

    行きたいのはやまやまなのですが・・

    なんと、御大が直々にレス下さるとは思ってもみませんでした。台湾がお好きですね。ひょっとしてご親戚の方が戦前お住まいだったのでしょうか。

    しかし読んでいるだけではらはらします。私は石橋を三回叩いてなおかつ先に人を渡らせる性分なので、タロコや東西横貫公路はしばらくは行けそうにありません。75歳過ぎてから行くことにします。
    廬山温泉もいいですが本家本元の中国大陸の廬山にも行きたくて仕方ないのですが、こちらも断崖絶壁の狭い道と聞いて二の足を踏んで久しいです。

    私は映画のセデック・バレがとても好きなので、旅行前に霧社事件に関する本を何冊も読んで行きましたが、映画では第二次霧社事件が扱われていませんでしたね。その点が残念と思いました。あの山奥を切り開いて日本人が住めるようにしたのも、道路を作ったのも、原住民の人たちを働かせたからだと知って、日本人として本当にごめんなさいという気持ちになりました。
    次回は行き損ねた廬山温泉(多分日帰り)と川中島(清流)に行くつもりです。

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    中国・廬山は霧の日のバスでの登山下山は避ければリスク軽減かと

    掲示板でよく言いあう人同士は質問に回答されても無視する方が多いですが、器が小さすぎますね。

    意見、旅の考えは違っても同じ旅好きで旅好きなトピ主さんの役に立ちたいという思いは同じなのですから、是々非々で、時に仲良くレス交換してもばちは当たらないのに。


    私はよく炎上した独カテの当事者の一人ですので独専門のイメージが強いですが、一丁目一番地は高校の時の初海外旅行(ひとり旅)の旅先の台湾です。

    以降、1か月の旅数回を含め、海外では最も長く滞在した国で、2位がオーストリアを中心とした旧ハプスブルク帝国構成の中東欧の国々で、3位中国。なんとか専門といえるのは以上で、よく回答する独やスイス、あなたとよく論争させていただいた伊はとても専門とは言えません。

    ただでさえ、そう高くない独語会話能力を維持するため欧州では独やスイスの滞在は多く、伊も含め、日本人が普通行く観光地は一通り(各100カ所前後)は行ったので最低限の回答ができるにすぎません。
    伊は当掲示板では多分、あなたが傑出していると思います。


    >しかし読んでいるだけではらはらします。私は石橋を三回叩いてなおかつ先に人を渡らせる性分なので、タロコや東西横貫公路はしばらくは行けそうにありません。75歳過ぎてから行くことにします

    私も石橋を1回は叩くほうです。日常でも旅でも車は可能な限り避け、比較的安全な列車です。
    旅では絶景箇所は断崖絶壁的なところが多く、プロドライバーのバス、タクシー利用でも海岸も山、高原、峡谷も一定のリスクはあります。

    でも、まさに旅そのもの(核心)なので避けるわけにいかないと考えています。

    ただ、リスクを考えると台湾を代表する超絶景の東西横貫、蘇花公路、太魯閣といえども1回が賢明かも。
    一度も行かぬバカ(失礼ながら誰かさん)、2度以上も行くバカ(私が典型) でしょうか。

    でも友人、知人の「今まで見た中では一番」といった感嘆の声が聞きたくて、つい懲りずに何人も案内しちゃうですよね。

    廬山はやはり本家のほうがすごいです。台湾のほうは戦後にその名を借りただけですから。

    九江からの九十九曲がりの登山道はの絶景です。行きは天気よく、よいよいでしたが、帰りは怖い。一面の霧(もや?霞?)の中をチャーター車がかなりのスピードで下ります。直前にならないと対向車が見えない中を。これはさすがに命の危険を感じました。運転技術は高く、いつも寸止め!向こうもうまいのかな?

    行く場合のアドバイスを。

    往復とも霧の日はバス、タクシーに乗らないで麓の呉水軍営地や廬山温泉(泉質天下一とか)でのんびり。

    山上では蒋介石や毛沢東、鄧小平らの洋館別荘群で避暑生活を1日延ばすなどで安全性向上を。
    廬山滞在予定日数+2日がいいかと。

    北京から寝台で着いた九江駅からバスで行く予定が客引きにつかまり、往復送迎と当日の山上観光、最高級ホテル1泊こみ料金が予算内ぎりぎりでOKしました。結局同ホテルに2泊しましたが。


    セデック・バレ後編は欧米人向けアクション重視でちょっと残念ですね。
    映画のようにあれだけ日本軍や警察、友軍原住民が機関銃などで撃たれれば、数百人は犠牲者がいるはずなのに、実際は数十人でしょ。

    アクションを半分にして、第2事件を描けばもっといい作品になったかと。

    ほど同じ時期を描いた「1931海の向こうの甲子園」の試写会に行きましたが、映画が終わると台湾人、日本人客の目は皆真っ赤でしたが、セデックバレはそこまでの反響・感動はなかったのかも。

    日本領になって原住民各種族の平定には日本軍も大苦戦したらしいですね。特に勇猛果敢なタイヤル族は何度も反乱を起こし。蘭嶼のタオ(ヤミ)族を除いて、軒並み首狩りの風習があるとかで、恐怖も大きかったかと。

    廬山温泉手前の春陽温泉もセデック族の集落で舞台の一つらしいですよ。ここにも泊まりましたが、裏山の桜で満開になるいい山の湯です。ここから廬山温泉日帰りもいいかと。