台中のお酒と食事 その3

3.台中站近くの飲み屋
よくある「東京のおいしいレストランのお勧めを教えてください。」に近いものがあるが、台湾の飲み屋として「熱炒」と言うのがある、と言うことは調べていた。で、台中、熱炒でグーグル先生に聞くと、站から遠いところしか出てこない。(ちなみに「歩き方」「台北ナビ」には飲み屋は皆無で麺、飯、スイーツばっかり。)自力で探すしかない、と思い、ホテル(プラザホテル)から、五權路あたりまで歩いたのだが・・・判断基準としては、テーブルの上にビール瓶を置いて食べている、か、台湾啤酒が入っているガラスの冷蔵庫がある、くらいだが、どうしても適当なところが見つからず、いまいちと思いながらも入ったのが、台湾大道沿いの荘陶記鮮味館。
(普通の食堂と思う。)

何しろ初台湾飲みなので、若干緊張したが、例の何度も使えるラミネート加工のメニュー兼伝票を持ってきたので、なるほどガイド通りだ。・・・と思いつつ、当然伝票は中文で店員は英語もしゃべれない。昔、東莞の街中華屋で「チンジャオロース」はそのまま通じたので、以来、苦しいときの「ちんじゃお物」なのだが、台中名物が何かとか言うことより、まず今日はこちらの食べたい物を食べるのが先決ということで、青椒肉絲と蔥爆牛肉(これはネギと牛が爆されている、と言うことで、視覚的に(?)目についた。)の2品。100元台なので、量がそこそこあるはずなので、まあ、様子を見て追加だな、思っていた。

ビールは台湾啤酒金牌を持ってきてくれた。この金牌はおいしいとまでは言わないが、昔の台湾ビールに比べれば格段の進歩(?)が見られて、以後「ジンペイ」が定番になった。(伝票にも「金牌」とだけ書いてる事が多い。)計2本飲んだ。昔、「ビール飲み放題、ただし、瓶ビールのみ」という居酒屋で聞いたことがあるのだが、ジョッキに比べて、瓶ビールの手酌というのは、なかなか量が飲めなくなる、とのこと。なぜ台湾啤酒は飲食店にタップ式のサーバーを提供しないのだろう?それとも台北とか高雄のような都会は違うのか・・・あの18天もちょっとはおいしくなるかも・・・栓抜きでビール瓶の栓を開けたのは10年ぶりくらいである。

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