台湾(台北以外?)のお金事情 その3 6.高雄捷運とコンタクトレスカード 三井住友銀行のVISAのデビットカード兼コンタクトレスカードのコンタクトレスカードはセブンで使ったが、問題なく使える。店員もどこかの国のマックと違って、慣れているので問題なし。悠遊卡の代わりに十分使えるが、レートの問題等でなかなか悠遊卡には勝てそうにない。・・・ 問題は高雄捷運で使える(らしい)マスターカードのコンタクトレスカードだが、家中をひっくり返して香港HSBCのマスターカードクレカに付いている事が分った。(ちなみに香港HSBCのデビットカードは銀聯対応という暴挙に出ていて、このまま行くと次の更新では銀聯コンタクトレスカードが付いてきそうである。)円建てのクレカではないので、レートの確認は諦め、取りあえず使えるかどうかに徹することにした。 HSBCのマスターコンタクトレスカードをファミマで使ってみて、きちんと生きている(?)ことを確認した。決済は可能である。で、高雄站の改札でタッチしてみた。「窓口に行ってください」と表示される。おかしい、そんなはずはない・・・と思いつつ、取りあえず悠遊卡に替えて、隣の美麗島站へ行く。ポスターを眺めても、特に外国カードが使えない、とは出ていない。もう一度タッチするとやはり窓口へという表示が出るので窓口に行ってみた。 「これは香港の銀行のカードだが、外国カードは使えないのか?」「いや、そんなことはない。調べるので貸してくれ」端末に置いて何か調べてたのか、操作したのか分らないが「OK、使える」といって返してくれた。そして改札でタッチすると、何とドアが開いた。凱旋站まで乗って降り口改札もきちんとドアが開いた。(どうして使えるようになったか分らないが) https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29041/?page=3 (2枚目、3枚目の写真) ということで、マスターカードコンタクトレスが改札で使えることが分った。・・・日本ではJAL Global WALLETにもついていることが分ったが、 https://www.jal-globalwallet.com/ こんなものにチャージするなら、悠遊卡を使う方がいい。ということで、日本の情勢が変わるまで(?)はお預けになりそうである。それよりもVISAも早く使えるようになって欲しいものである。
高雄捷運のコンタクトレスカード、結果 結局、高雄→美麗島間だけ、HSBCのマスターカードコンタクトレスを使ったのだが、HSBCのステイトメントを眺めると、20TWD=5.17HKDで決済、引き落とされた。 高雄捷運は初乗り20TWD、ICカード(一卡通、悠遊卡)は割引して17TWDなので、現金と同じ扱いである。これだと、やっぱり悠遊卡を使いたくなるが・・・ロンドンのようにオイスターカードと同等に使える、とならないと、高雄人の間でも普及しないような気がする。 余談だが、先日、ハチ公の交差点で「VISAのタッチ決済」について大々的宣伝をしていた、が https://www.visa.co.jp/pay-with-visa/featured-technologies/contactless.html 「非接触対応のVisaカード**をタッチする」=「黒い白線」みたいなもので、「非接触対応=コンタクトレス=タッチしない」、という意味ではないか?妙な和製英語を作ると、困るのは日本人、と思うのだけど。