台湾(台北以外?)のお金事情 その2

4.QRコード決済
台湾で安心(?)したのは、小さい飲食店でQRコード決済は全く普及しておらず、現金決済だったこと。あんなとろくて不便な決済方法は普及するのは、日台協力して阻止しよう。・・・と言いつつ、ラインペイが使えるという話があったので、2000円分くらいチャージして、密かに(?)持っていってた。

ラインの普及率は多分日本並みだし、ラインペイもコンビニは使える。特典も付いている。で、ファミマとセブンでそれぞれやってみたのだが・・・日本のID、日本円では全く反応しない。ネットで見てると外国でも使えたように書いているのもあるが・・・これは調べてみようと思う。支付宝や微信支付は外国でも使えるんだし・・・が、微信支付を台湾で使うつもりは全くなく、これで終わりにした。

5.中華民國統一證號基資表
ここの板を見ていると、例えば香港より台湾に行く人の方が断然多い(統計でも二倍以上)し、リピーターも多い。ガイドブックも台湾についてはバブル気味なのだけど、不思議と台湾ドル口座を持ってどうとかしよう、という話は聞かない。(香港は時々ある。)

私の最寄り駅の近くに東京之星銀行の支店があり、親会社の中国信託(商業)銀行というのはどんな銀行か前から興味があった。しかもこうなっているし。・・・
https://www.tokyostarbank.co.jp/profile/press/pdf/171201.pdf
また、私はアジア株は香港の証券会社を利用しているが、日本人の利用の多い台湾系証券会社にKGI証券というところがあり、そこも「チャイナトラスト」の100%子会社だという。と言うことで、今後台湾旅行を繰り返すかはともかく、親の活躍ぶり(?)は見たうえ(結局見れなかったが)で、開設の選択肢は持っておきたい。・・・

ネットを見ていると、やはり世界的な潮流に台湾も逆らえず、旅行者の口座開設は難しくなってきていて、最低でも「中華民國統一證號基資表」(TAX ID、台湾版マイナンバー)を持ってないとだめとのこと。移民局で申請して30分以内に取得出来るという。

本当かな?というのがあったが、この手の申請は後になるほど難しくなる。米国のITINも昔は六本木の大使館内のIRSに行けばすぐに取得できたが、今はIRSの外国駐在事務所自体が無くなり、取得が極めて難しくなっている。と言うことで、台湾を気に入るかどうかは別として、取りあえず取っておこうという気になった。

時間の都合で台南での申請となり、府前路二段にある移民署台南第一服務站に行った。台南站側から行くと右手側に小さな妙にコロニアル風の建物がある。1階入口のすぐのところに「案内コーナー」があり、係員に「中華民國統一證號基資表」と書いた紙を見せるとA4一枚の申請用紙をくれた。なお、パスポート本体とそのコピーがいるが、コピーは移民署でもしてくれる。私はセブン(昔の日本のセブンみたいに店員を呼んでコピーする方式)で事前にコピーを用意しておいた。

申請用紙は当然外国人向けなので、英語併記である。台湾の住所と電話番号番号を記載する欄があるが、ホテルの住所と購入したSimの電話番号でOK。念のため(?)すぐには分らないように、住所はローマ字で記載、電話番号は口座取引の電話番号(今後ずっと、SMSも飛んでくるし連絡も来る。)と異なり、移民署から確認電話がかかってくる訳でもないので、捨て番号でもいいのだろう。

三分もかからず記入、番号札を取りに行くと次の番で、職員に提出すると五分もしないうちに発行してくれた。
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29041/?page=2
(1枚目の写真)入口を入って、出てくるまで20分もかからなかった。

もちろんこれがあれば旅行者でも口座開設できるかは別の話なので、果たして挑戦するか・・・台北と高雄うろうろしてないので、この二つは改めて行きたいと思うが。

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