こんにちは

政教分離を掲げる国が、大聖堂の修復に公金を拠出するのはそれに反する ということですが、
フランスはイタリアやギリシアと違い、教会はいくつかの例外を除いては国や市で管理されています。(確か1905年前に建造された物はほとんど)なので国が公金を出して修復するのは当たり前のことです。パリのノートルダムも国が管理しているので国が公金を出して修復するだけのことです。
ただ今回寄付金がかなり集まったので国はそれほど出さずに済むかもしれません。

統計によれば2016年において、40300のフランスの教会などの建造物が国や市で管理されており、それに対して教会区で管理されている教会などの建造物はたった2000のようです。

また長年スカーフをかぶって過ごしてきた女子生徒は公立の学校へ行くから問題になるだけで、お金を払って宗教教育のある私立の学校へ行けば良いだけだと自分は思います。

アフガニスタンやパキスタン系の移民はフランスはかなり少ないと思いますが、フランスに来る新しい移民の方がブルカをかぶって生活したいならば、言葉も理解できなく、文化的に関係ないフランスなど来て不幸になるよりも、豊かなサウジアラビアやカタールなどイスラム教徒の多い国か、ブルカを着たまま生活できる一部のアングロサクソンの国へ行った方が良いのではないかと個人的には思ったことがあります。(今やフランスは失業率も多いですし、かなり貧乏になったので)

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2件のコメント

  • ブルカをかぶって生活したいならば、言葉も理解できなく、文化的に関係ないフランスなど来て不幸になる

    フランスでさえやっぱりこういったひとは不幸になるのです。

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    あまりアメリカを基準に物事を考えない方が良いと思います

    フランスとアメリカは文化も違えば考え方も違います。タイトルに書きましたが、あまり調べずにアメリカの基準を他の国に対して当てはめようとして考えない方が良いと思います。
    アフガニスタンやイラクは米国が戦争をしてめちゃくちゃにしたのですから、本来難民を引き受けるのは米国だと個人的には思います。米国は欧州よりも富があるので彼らもシヤワセに暮らしていけると思うのですが、どうでしょう?

  • 退会ユーザ @*******
    19/04/22 23:26

    ご教示ありがとうございます

    お久しぶりです。フランス在住の方のご意見はとてもためになります。

    フランスは大聖堂を国が管理しているのですか。それは初耳でしたのでご指摘ありがとうございます。イタリアなどとは全く違いますね。
    ということは日本の政教分離論(これはアメリカの影響のもとで唱えられた説なのですが)をそのまま適用することは不可能だということがわかりました。
    プロテスタント系の教会はどうなのでしょう。自主運営なのでしょうか。

    耳学問でフランスの「ライシテ」について色々知識を仕入れているのですが、この理念をどこまで貫いているのでしょう。

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