19/04/17 21:25

することはなにもない(なにもできない)

まず、今のご時世、航空会社の株主、超上級会員、取引先や仕事で使ってくれる会社の役員、権力者(政府関係者)でもない限り、一般客でしかも最低乗り継ぎ時間を満たしている(いなければ売ってくれないし、客が勝手に手配すれば完全に突き放されます)人に特別な配慮をすことなどは決してありません。やっていたらとうの昔に倒産(会社が違うが、一応二度目の倒産)しているでしょう。精々するのは、到着便が遅れたさいに、出口で行き先を掲げたプラカードみたいなものを持って、場合によっては引率してくれる程度です(してくれるというよりは、遅れを出さないために、客をかき集めるのが彼ら彼女らの仕事なのです)。

LX1577も15日は20分遅れを、それに呼応したか否かは知りませんが(大抵同じ時刻に集中させて、まとめて帰国、または送り届ける)、LX160もその穂は35分遅れて出発しています。ともに、定刻は少なく、前者は10分程度、後者は20程度遅れています。ですから、まず、12時20分から13時まで40分あると思ったら大間違い。小型機とは言え、客は思い切り荷物を持ち込むために、後部だと出るだけで10分近くかかります。さらに、安全検査と出国手続きをこなさねばならず、間違いなく焦ります。

恐らく、乗り継ぎ時間が短すぎるので成田便は慢性的に遅れるでしょうのでしょう。大抵は間に合いますが、前の便があまりにも遅れれば当然置いてけ堀をくらわせます。そのさいに問題となるのは、成田便は1日1便で、他の日本便はない。東南アジアへの便も、日本が極東の端である地理的要因から、他の便はすでに出発しているだろうとおもうので、残るは、
(1)宿や食事提供を受けて翌日便に乗ってもらう
(2)FRAなどは経由で、日本に送ってもらう
(3)VIEを立つ時点で遅延が予想され、乗り継ぎ時間できないと判断されれば、毎日ではないがVIEから直接成田にOS51で運び、12時40分発のDUS行きに乗り、全日空便で成田に送ってもらう。ただし、これをしてくれるのは上級会員とか上級クラス客限定の可能性はあります。

現実に乗り遅れたら、航空会社が案を提示します。それに納得できれば、それを受け入れれば良いし、できないのならば、交渉です。経験上、今のご時世、機械で簡単にわかるものの、地上係員ははじめは杓子定規的対応しかせず、客がある程度知識があって、対案を出せば、ある程度(権限があれば)応じてくれます。

予定通りに帰国しないと仕事を失う(ここでもそれと思われる運命に見舞わられた方がいると思っています)のであれば、乗り継ぎ失敗の確率は決して低くないので、金をドブに捨てることになりますが、キャンセルすることもあり得ない話でもないでしょう。

まあ、できることは、経由便で帰国できるスターアライアンス便、またはいざとなれば自腹を切る覚悟があれば、KE便とかでも帰国可能なので、ルートと時刻を頭の中に叩き込んでおくくらいでしょう。”無料でスイス観光ができる”と思うのなら、素直に、翌日に帰国しましょう。

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1件のコメント

  • Re: することはなにもない(なにもできない)

    有難うございます。多少時間があるので検討します。

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