日本のガイドブックは偏っています お書きになっている本は今は中古市場でしか入手できないようです。お嫌でなければアマゾンで買えますよ。 残念ながら日本語のいい旅行ガイドブックはありません。というのは、観光業界の戦略なのかは知りませんが、紹介しているプーリアの小都市が非常に限定されていて偏っているのです。 アルベロベッロとロコロトンドとマルティーナ・フランカとレッチェとオトラント、せいぜいポリニャーノとガッリーポリ程度なのです。これじゃ全然足りない! 私は歴史や文化をあわせて紹介している写真本を買っています。これも日本語版は少ないのですが、お勧めできるのは、 ・小森谷賢二・慶子「ナポリと南イタリアを歩く」新潮社 ・金沢百枝「イタリア古寺巡礼 シチリア→ナポリ」新潮社(南イタリア美術愛好家に好評) ・吉村和敏「イタリアの最も美しい村全踏破の旅」講談社(南だけでなく全イタリア対象) ぐらいでしょうか。 あとはハイソ雑誌のクレアトラベラーの南イタリア特集号が過去何号もあるので、それを電子ブックで購入されたら良いと思います。しかしハイソ過ぎて・・4トラ伊カテのあのお方が好みそうな内容です。(性別不詳なので王様なのか女王様なのかが分からない・・) もしイタリア語が少しでもお分かりでしたら、イタリアの本屋で物色するのが一番です。私も日本では駄目だなと思って向こうで何冊か買いました。「最も美しい村」は年々加盟村が増えているのであちらの本屋で立ち読みします。
英語ガイドブックを買うとか 追記です。 イタリア大都市の本屋なら、英語ガイドブックも色々売っています。特に観光地なら英語のみならずドイツ語やフランス語のものも良く見かけます。イタリア語ができなくても大丈夫。ということで、現地に行ってから探すのもいいと思います。