食事も美味しい

もちろん、”食材の豊富な”南欧（豊富でないところは南でも不味い！！）と比較するのは酷ですが、あの土地でよく頑張っていると思わせるくらいに、食事が美味しいのです。特にドイツ語圏から行くと、予想を裏切られます。麦酒も確かに美味しいのです。

イタリアだと、店の選択を間違うと一生後悔しますが、ドイツ語圏ならはじめから期待しないので、少しでも美味しいところに巡り会えれば幸せな気分になれます。以前、ドイツの中都市で夕食を食べたとき、店は地元民で大盛況で、隣に座った地元民も、”ここの料理は最高なんだ”と自慢していましたが、出されるものは、日本で言えば居酒屋（ビヤガーデンですね・・・）のおつまみ系のみ。決して不味くはないが、喜んで食べるものではないと思い、他でも無理せずほとんど手を掛けていない料理を選らんでいます。そもそも、地元民が酒豪がビアガーデンに行ってジョッキを次々空にするのと同じく、彼らは料理にはほとんど手を付けていませんでした。アルコールがカロリー源なのでしょう。