19/02/14 22:38

モンサンミシェルとサンマロをセットで行けば印象深い旅になるでしょう

こんにちは

モンサンミシェルはそれだけだとあまり見る個所が多くないので、修道院の見学と周りを見ただけでは3時間も過ごせばやや手持ち無沙汰な感じになるので、「有名な割にはこれだけ?」という気持ちになりがちですが、サンマロとセットにすると、充実した旅をした印象になります。

中世のころ、フランスの敵国は英国で、フランスの王様から英国の商船に対して海賊行為をしても良いとのお墨付きをもらっていた海賊集団がこの港を根城にしていたことから、町のキャラクターがややひょうきんな様子の海賊たちのイラストのついたグッズなども目立ちます。

旧市街を囲む城壁の上を、海風に吹かれながら、並べた中世の大砲の放列のあいだをそぞろ歩いたり、割った石を敷き詰めた路地裏を歩いたりして、当時に思いをはせるのもなかなかいいと思います。(表通りはお土産屋が多い)

城壁のある旧市街まで駅からは徒歩25分ぐらいかかるので、観光時間は2時間ぐらいになると思いますが、大体いい時間じゃないかと思います。

サンマロに行ったのは10年以上前にモンサンミシェルに行った帰りに、直接バスで行きました。(当時は、夕刻のバスがありました)
2回目にサンマロに行ったのは3年ほど前で、この時はサンマロに泊って、隣町にある潮汐発電所(潮の満ち引きで発電をする)を見学に行きました。二回目の時も旧市街を散歩しましたが、気分はよかったです。

サンマロからモンサンミシェルに行くのは、列車をDol(Dol de Bretagne)で乗り換えて、Caen方面に行く列車でPontorson(駅の正式名はPontorson Mont Saint Michel)で降りてバスにするのがいいのですが、最近は、ウイークデーは19時46分着の列車しかないようで、もう少し早く着きたいし、バスが終わっているので、利用できないですね。
土曜、日曜だと16時37分サンマロ発(TGV)、Dol乗り換え、Pontorson着17時46分、バスが18時13分発、Mt St Michel着18時30分の便があるのですが、曜日が合わないのでやむを得ないですね。
土、日に行くことになった時のために、バス時刻表を貼っておきます。バス料金は3eurosぐらいだと思います。
(仏語曜日はガイドブック等で見てください。仏語semaineはウイークデーのことです。)
http://www.bienvenueaumontsaintmichel.fr/file/medias/doc-69-fiche-poteau-ligne-pontorson-le-mont-hiv.pdf

レンヌに戻ってバスまでに時間があるようなので、レンヌ駅前でそば粉のクレープをおやつに食べてはどうでしょうか?(サンマロではレストランに入っていると時間が足りなくなるので、サンドイッチにするのがいいと思います。そば粉のクレープはすぐできる。)
飲み物はリンゴのしぼり汁を発酵させたシードルがいいです。アルコールはビールよりだいぶ薄い感じです。陶器の器で出してくれます。それと、何より安いのがいい。

そば粉を仏語ではsarrasin(サラザン)と言いますが、別途 ble noir(ブレノワール、文字面からの意味は黒い小麦、ですが、そば粉のことです)とも言います。
8年ほど前に、ブルターニュ地方を旅した時に、そば粉のクレープ(ガレットともいう)をブルターニュ各地で食べたので、レポートを投稿しておいたので興味あれば参考に。(その1からその3まであり)
(この時、2回目のモンサンミシェルに行った)
https://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/546357/-/parent_contribution_id/385836/


よい旅を

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1件のコメント

  • ガレット食べてみます。

    モンサンミッシェルは、行き方よりも、泊まるところを先に決めてしまったのが、ちょっと後悔してます。

    でも、ガレットも食べたいので、レンヌの駅前とかで調べてみます。

    ありがとうございます。

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