Re: 私は美しい字と思います

Maledettaさん、こんにちは。

多分、この人の書は「千福寺多宝塔碑」というのは、教科書か何かで見たことがあって、私の「昔教科書で見たものの現物を巡る旅」にも合致(?)しているのですが、この「祭姪文稿」というのは知らなかったです。イケメンは変顔でもイケメン(ちょっと違うか・・)というやつでしょうか。私はそこまで分らないです。

この文のテーマになっている安史の乱の安禄山について、私の世界史先生は「安禄山はアレキサンダーからネーミングしている。今の音読みは唐の時代の読み方に似ているから、「あんろくざん」て似ているだろ。」と教わりましたが、この説はガセネタ説が有力になっているそうで、下手に知ったかぶりすると危険ですね。「大秦王安敦」はマルクス・アウリニウス・アントニヌスのことだという説は、まだ崩れてないのですかね。

東京なんて高速鉄道で2時間半です。十分に日帰りできます。・・・おっと、よいご旅行を。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    19/02/05 23:08

    いくら何でも(笑)

    高島さま、拝復

    おもしろいネタなので反応してしまいました。
    ちょっと調べたところ、安禄山はピンインではAn Lu-shanなので、いくら何でもアレクサンドロスと結びつけるのは強引すぎです。
    ウィキ日本語版と中国語版を対照すると、この人はソグド人で、本来の姓は康でした。これでアレクサンドロス説は崩れます。
    名の由来Rokhshanはソグド語で光という意味だそうです。ソグド語は印欧語族でしたっけ。ということはラテン系のluxと同系統の語でしょうか。ペルシャの勇士ロスタムと関係あるのかなという考えが浮かびました。
    大秦国王安敦は今でもそう教科書に書いてあります。これはどうも確定した事実のようです。
    そういえばフンザに住んでいる人々はアレクサンドロス軍の末裔だという説がありますが、これはどうでしょうね。

    顔真卿展、東京は混み合っているので断念します。以前に清明上河図を見るのに数時間並んで疲れました。そのうち台湾で見る機会もあるでしょう・・。

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