レポート

バルセロナ6泊

公開日 : 2006年04月13日
最終更新 :

行ってきました、3人で。
では、旅の手配から・・・

長い春休みをどう過ごそうかと思い立ったのが海外旅行。
去年の春休みはシンガポールへのエアとホテル(送迎付)のフリーツアーで思い通りに過ごせたことで、まずツアーを検討。
どこへいこうかいろいろ迷った挙句、バルセロナに決定。
海沿いで湿度が高く、変化に富んでいて、子供の楽しめるところ。大人1人と子供2人なのであちこちいかず1箇所滞在。私自身20年ほど前に一度訪れたこともあって。
でもフリーのツアーは日程・ホテルの所在地が駅から遠い・エアが直前まで決まらないなどで断念。ひとつひとつ積み上げていくと旅行のかたちが見えてきました。

まず、エア。
あちこち格安航空券をネットで検索し、問い合わせを繰り返し、結局行き着いたのはKLM。4歳の子供を連れての移動で時間の無理ができません。おのずと時間帯が限られ絞り込んでいくとKLMになりました。
某社で航空券を押さえた後なんとなくKLMのHPを見ていたら、2通りの予約方法があり、ひとつのほうが破格に安く、不審に思いながらも購入。
まもなくE-ticketがメールで送られてきました。
それを確認していると空港の利用料が子供料金になってないので、フリーダイヤルで問い合わせ。ついでになんで安いのか、なにか裏があるのかと聞きましたら、最も安い時期の料金設定が一方がそのままになっていたと、でもお客様は購入済だからOK、とのことでした。ついでにチャイルドミールをリクエスト。もちろんすぐに某社にキャンセルを申し入れ。
E-ticketは初めてでしたが、なくす心配がなくいいことずくめです。

次にホテル。
これもまたネットで検索、いろいろ検討し、BOOKINGで某ホテルに予約を入れました。4歳のベッドはいらないので2人分ですまないのかときてもらいましたが、返事は1週間後、結果はNO。
OKなら私が床に寝ようと思っていたのです。でもNOだし、大人3人分の料金を前に、部屋は狭い、朝食は6連泊だと飽きるしおそらく料金分は食べれない、洗濯は、お湯は、と気に掛かることをあげつらっていくと、ホテルでは自分の思うバルセロナの暮らしが送れないんじゃないかと感じ始めました。
が、しかし、ホテル検索でたびたび見かけたアパート。検討がつきません。
そこでこのQ&Aでお尋ねしたところ、クリシュナさんがレスを下さり、勇気を得てアパートを予約、ホテルはキャンセルしました。

さあ、これで旅行の準備は整いました。

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  • 第2日目

    夕べは22時くらいに寝たし、疲れていて起きるのは遅いだろうと思っていたら、下は早朝に目を覚まし、おなかが空いたと言う。
    飛行機のサンドイッチとコーンポタージュを暗い中で食べていたら、上も起き出した。
    まず、今日のしなければならないことを片付けようと9時半頃アパートを出る。
    うろうろ街見学も兼ねて歩いていたらカタルーニャ音楽堂発見。その後カテドラル見学。
    番地を確認しながらようやくオフィスビルを見つけベルを鳴らすも応答がない。時は10時40分。
    また携帯を取り出しリダイヤルで夕べの番号に電話すると11時にしか人が来ないと言う。
    しかたなく引き返し、途中で見つけたアイスクリーム屋さんで待つことにする。
    なんと旧式のエレベーター(上が乗るのを躊躇したほど)に乗ってドアをノックし入ると、中はなんとモダンなしつらい。いい感じ。オフィス自体の規模は大きくないけど手広くやっていて、携帯電話でつながるスタッフがたくさんいて儲かっているんだなという印象、立地も大通りの角でいい条件の場所だし。
    速やかではないにしてもちゃんとクレジットの清算を済ませ、ようやく自由。
    ○○○とトイレットペーパーを買いたくて繁華街から横道に入り、ちょっとあやしげな店を見つけ、あれこれ購入。
    再びランブラス通りで大道芸人を眺めつつ北上、サンジョゼップ市場を見つけ、イチゴとマスカットを1キロずつ買い求めた。イチゴは硬くてすっぱく食べれなかったが、マスカットはおいしかった。両方で3ぐらいだったかな、ブドウは1房の量り売りだったし、でも安い。
    部屋に戻り、昼寝。子供より私がお疲れ。

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  • 第1日目(トランジットAMSにて)

    途中、写真を撮って飛行機を降り、乗り換えのゲートに向かう。
    お土産物屋さんでドラッグストアを見つけ、例のものを探すが、ない。
    困って、後ろから聞こえる添乗員らしき女性の日本語を聞きつけ、「あのーすみません、○○○売っているところご存じないですか?」と尋ねるが「見たことないですねー」
    あきらめてゲートに向かった、バルセロナで一番に買うのは○○○だなあと思いつつ。
    とても混んでいてようやく入れたが、手荷物でプラスチックの子供のハサミがひっかかる。係りのお兄さんも困惑したように別の人に確認をとり、無事バルセロナ行きの飛行機に乗り込んだ。
    もうすでに満席、また最後になってしまった。
    中の雰囲気は大阪の慰安旅行の団体が後ろにかたまっているという感じ。ごっついおじさんたちが大声でしゃべり、笑い、記念写真と撮り、歌うといった様子。スペインの人たちなんだー。
    時は日本時間の真夜中、子供たちはあっという間に夢の中。出てくるサンドイッチ・ジュースは全部スーパーの袋の中(お持ち帰り)、さすがの私も食べる気がしない。
    あっという間のフライトで、子供を起こすが、上は起きても下は起きない。仕方なく上に荷物を持ってもらい、私が下をおんぶする。
    飛行機を降りた廊下でなにがなんでも下を起こそうとすると、突然の鼻血。本人もびっくりして目を覚ます。
    ターンテーブルから荷物を取って、チェックしないのー?と荷物札をビラビラさせながらドアの外へ。
    時間は20時過ぎだがやっと暗くなってきたという感じ。
    とりあえず水とジュースを買って、タクシーに乗る。
    番地を言い、住所を見せる、30分ほど乗ってコロンブスの塔からランブラス通りを北上、一方通行だから?ここで降りろと停められ、すぐそこだと指差される。
    メーターは16ちょっと、なのに24ほど請求された。空港乗り入れとスーツケースで3と知っていたが、黙って支払う。もちろん抗議する言葉をを知らないということもあるが、4ほどのことで初日にけちをつけたくなかったのと、そうやって4ほどでも欲しいんだという哀れみの気持ちと、これから私はアパートに入らなくちゃならない、ホテルじゃないのよ、ホテルなら24時間フロントが開いているからついた時点で安心だけど、私は今から訳わかんないアパートに入らなくちゃならない、うまくいくんだろうかと、そこにきてようやく心配をし始めた次第で、タクシーの4ぐらいにかかわずらえる状況ではありませんでした。
    時は21時5分前、予約時に到着は21時と入れておいたし、レセプションがあるって書いてあったからフロントがあるんだろうと思っていたのがおおきな間違い。冷静に考えればあるわけない、でもそう思わなければここまで来られなかった。どうしてもアパートに住みたい気持ちがそう思わせたんだろうな。
    さて、前をうろうろして大きな鉄のドアを押したり引いたりしてみるが開くわけがない。
    子供の顔が引きつっていく。
    隣のお菓子やさんがあいていて、そこへ入り、写真を見せる「ここだよねー」
    確認を取って表でスーツケースを抱くように待っている子供のところへ戻り、携帯電話をかける、が気が動転してるのかつながらない。
    頭から、国番号を飛ばしたりして、いくつかに掛けるがつながらない。
    再度店に入り、掛けてくれと頼む。
    お客さんのひとりが電話を手に取りいくつか掛けると「なってるよー」といって電話を渡された。お礼を言うのもそこそこに電話の相手に自分の名前と今ここにいることを伝えたら10分でくると言ってくれた。
    ほっとして、電話を切り、子供にここでお菓子を買うようにいうがまだ安心できない様子。グミと袋菓子(これがペッパーが効いていてとてもおいしかった)を買い表で待つこと数分、自転車に乗って彼女がやってきた。英語であーだこーだといいながら中に案内され、EVで3階の部屋の鍵を開けてくれてようやくほっと一安心。
    くらーい!見えないジャン!
    ひとしきりチェックインの手続きをし、残りの支払いはカードでと伝えると明日朝オフィスに行ってもらわなければならないという。簡単な地図と住所を書いてもらって、何事もなければチェックアウトの日12時までに鍵を机に置いて出て行けば「nothing]という。
    これが最初で最後よと言わんばかりに「bye!」と言って送り出し子供たちはすぐベッドへ、私はシャワーを浴びて初日の長ーい(31時間)一日は終わった。

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  • 第1日目(機内にて 2)

    お休みモードになってしばらくして、上の子が「人が倒れた」という。
    目を凝らすと子供から見た通路に人が倒れている。ちょうどやってきた男性のアテンダントに告げたが、言ってなかったら踏んづけていたかもしれない。まあしばらくそのまま横になっていたようだが、たいした事はなかった様子。
    眠る前に子供にトイレを促すと「おかあさん、生理になった・・」という。えー!ちゃんと持ってきたんでしょうね!!!
    上の子はちょうど小学校を卒業した12歳。いつなってもおかしくはないとどこへ行くにも持たせ、夕べもスーツケースでなく持ち込み手荷物に入れとくよう念を押したのに、「忘れた・・」とのたまう。
    私のリュックにいつも無造作に放り込んでいるのがいくつか見つかって、なんとかその場をしのぐが、夕べも言ったじゃないとかAMSで見つかるかなーとかで「おめでとう」の言葉も後回しになってしまった。
    でも忘れられない思い出になったよね。

    話は変わり、機内食。
    キッズミールが初めに配られた。いつもは自分で食べるが、なにせ持ち込んだのはほとんどおもちゃの類で着替えは1組。何で汚すか分からないので私が赤ちゃんのように食べさせる。「自分で!」という時期を過ぎ子供でも楽がいいらしい。黙って指を指し、いやなものは口を開かない。結局ほとんど食べなかった。
    キッズミールが配られた後、順次後ろから食事が運ばれてくる。
    上の子と私とで違うものをオーダーするが、食べ比べておいしいほうが子供の口に、私は「おいしくない」と言われたものを受け取り黙々と口へ運ぶ。ま、どちらにしても大差ないよねー。
    久し振りの長時間フライト、おやつにカップルードルかアイスクリームも配られるのですね。行きはミニサイズので、帰りは普通の大きさでした。両方食べたいと思ってもどちらも待ってくれないものなので組み合わせてあるんだろう、でなきゃ「両方ちょうだい!」って言う人が続出するかも。
    私は行きは抹茶のアイスクリーム、帰りはカップヌードルを食べたけど、あの潤いの無さはなんなんだ。きっと日清が機内用に開発したんだろうけど、ふたを取ってがっかりした。膨れ上がった麺が底のほうにあって・・・。まずひとくちお汁をすすりませんか?

    ようやく着陸。
    その前に始めに話したアテンダントが窓側に2人席ならあるけどどうしますかと尋ねてくれた、が娘もいいというので断った。
    乗り換えのゲートをスクリーンで確認し、生理用品を見つけなきゃと内心思っている私に着陸で斜め前に座っていたアテンダントが「乗り換えの時間はありますか?」と聞いてくれる。「1時間ほどなんで」とか答えると「時間と機長が許せばコックピットをご案内いたしますが?お席をお取り出来なかったこともありますし。」とのこと。
    願ってもないこと!
    全員が降りるのを待って、ビジネスクラスのお土産をもらいコックピットへ。なんて狭いんだ!
    あまり時間がないうえ、下の子が恥ずかしがってどうしようもない。記念に写真をとってもらいお礼を言って飛行機を降りた。

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  • 第1日目(機内にて 1)

    先に主人を仕事に送り出し、20分後に予約のタクシーに乗り込んだ。
    空港バスに乗り換え、着くとちょうど2時間を切ったくらい。さっそくチェックインカウンターへ。KLMのカウンターから続いている列に並んでいたらツアーの添乗員がやってきてここは違うと。
    個人のカウンターはすぐでした。そこで座席のやり取りを終え、子供連れで優先的に乗れるので早く来るようにと勧められ手荷物だけ持ってそれまでなにしようっかなーと。
    その際に両替を済ませとけばよかったのです。が、混んでいたのと、去年シンガポールに行った際、中にもあるという記憶があとで少なからず影響するのです。教訓1.今できることは今やろう!
    その後友人に電話を入れ、今生の別れにならないことを願われて電話を切り、展望台をパスして、国外へ。
    シャトルカーに乗り、先端まで行って、両替所を探したがない。
    しかたなく子供たちをビザラウンジに残して、引き返した。
    結構な時間が掛かって小走りな私に道々「KLMの方ですか!?」と声が掛かる。
    結局最後の乗客になってしまった。
    予約の席にようやくたどり着き、さっそくアテンダントに「席は空いているか?」と尋ねると「ツアコンが席を移動してかまわないと言った様で」「離着陸の際には決められた席でないといけないのでは?」「そうなんですが・・・。」もともと真ん中に席を取った時点で離着陸時の景色はあきらめていたが、長時間飛行で子供を横にならせてやりたいと思っていたので、搭乗が遅れたことを悔やむ。尤も私が席を取るべく動いたとしてもベルトのサインが消えてからだったので、結局は同じことか。
    それにしても日本人の団体客はなんてことだろう。
    私たちの席を所望しなかった赤ちゃん連れのファミリーに、空いている席をアテンダントは勧めるチャンスを失った。
    体の大きな外国人の男性が、みなおとなしくあてがわれた席に収まっているというのに。
    私が10年前2歳の子供を連れた時フィンランドエアーだったが、少し年配のスッチーが頼みもしないのに空いてる席を押さえ「おかあさんも子供も楽なように」と何かと気に掛けてくれたことを私は忘れない。
    私たちの席の後ろも移動してきた団体客の2人らしく、電気が消えてお休みモードになっても大きな声でしゃべるのには我慢ならず、さすがの私も注意させていただいた。
    子供は映画やゲーム、持ち込んだポータブルDVD・工作キット・間違い探しの本などでなんら問題なく過ごした。時々機内の散歩もしたが。
    スクリーン前はかなり広く嫌いな圧迫感は全く感じなかった。スクリーン前といっても2箇所あるのだが私たちは後ろ側、降りるときに前のほうを見たがもっと壁に近いようだった。その分席の前を行き来する人も居て、我が家の庭先を横切られているような気にはなったが。

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  • インターネットチェックイン

    さて、前日の午前5時、離陸30時間前になりました。初めてのインターネットチェックインです。


    KLMオランダ航空のHPの手順に従ってチェックイン、KIXからAMS・AMSからBCNの席を選べます。KIXからの便はまだ空席が多く選びたい放題。AMSからの便は3人の並び席はほとんどいっぱいで選びようがありません。
    前もって調べておいたトリプルセブンの座席表で、どこがいいかここのQ&Aで物議をかもし出したことを思い出しながら、やはりスクリーン前の席に変更。始めは普通の窓際になっていました。
    結果的にはやはりそれが正解。
    実際空港のチェックインカウンターで、「赤ちゃん連れの予約が入っていてまだチェックインしていないから、そのご家族が希望されれば変わっていただくこともあります。」と言われましたが、結局私たちは希望通りに座れました。
    近くに赤ちゃんがいたのですが、離陸するまでわからず、だが離着陸の際には火がついたように泣き叫んでいました。
    ベルトのサインが消えてもなお泣き続ける赤ちゃんを抱いて機内を徘徊する新米パパもさることながら、前の席の人が気の毒だったですね。もっとも機内販売でレゴのおもちゃを購入されていたので少し先輩のパパなのでしょうけど。
    赤ちゃん連れの家族は窓側非常ドアの2番目の席でした。前の席は屈強な男性3人、向かいに座るアテンダントと離着陸の際ずっとおしゃべりしてました。

    ともかくチェックインは完了。後は荷物をまとめて時間に遅れないように出掛けるのみです。

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  • 出発前

    では小児科から

    出発前の土曜日の午後、空いている時間を狙って小児科に出向いた。
    かかりつけの小児科は土曜の午後でも平日と変わりなくやっているので助かる。
    予想通り、ちょっと暖かくなって風邪をひく子も少なくなったようで夕方遅くにはガラガラ、いつもなら予約待ち3時間はざらなのに。
    名前を呼ばれて、さっそく「具合が悪いわけじゃないんです、ちょっと出かけるので予備に薬がいただきたくて・・・」と切り出した。旅行の際には必ずお薬をいただいていく。
    先生も心得たもの、あれとこれとと。一番初めの子供連れ(上の子(12歳)が2歳10ヶ月の時の北欧2週間)の時は予備の薬と普段使っている薬の詳細なメモを下された。熱性の痙攣をすぐ起こす子だったので。何事もなく済んだが。
    「睡眠薬もください、飛行時間が長いので」というと「睡眠薬はないんだよ、じゃあ眠くなる成分が入ったものを出しとこう」
    私は普段から子供の薬の服用後のことを先生に報告する、眠くなった・ならなかった程度のことだが。それをちゃんとカルテに書き留めてくれている。
    「今度はどこに?」と聞かれて「スペイン・バルセロナに6泊」「聖家族教会がある?」聖家族教会とは最近言わないなーと思いながら、うなづくと「僕の家はそう呼ばれているんだよね、工事の途中で業者が逃げちゃって、いつまで経っても仕上がらないんだよ」と。なんていいお客さんなんだ!と感動しながら混み合ってないことをいいことに雑談。
    これで、子供の薬は準備オッケー。

    結果をいうと、全く薬は使わなくて済みました。
    行きの飛行機の中で、「あ、薬スーツケースの中だ」と思っただけで最後までその中。
    小児科の先生には絵葉書を出しました、サグラダ・ファミリアの。

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