バーツが本来の姿にもどっただけ ご存じないのかも知れませんが、アジア経済危機直前には1バーツが5円前後 でした。現在は回復し、経済成長を続けています。タクシン氏の辞任声明で 政治不安も去ったため、今後バーツの下がる要因はないと言えます。 要するに、安すぎたのです。 一方で、我が国は量的緩和が停止されたものの、超低金利です。中国の利上 げ圧力、各国の金利引き上げが進むなかで、今の金利では円の上がる要因が ない。しかも、膨大な借金と将来への不安も抱えていて、世界の見る目には 日本への期待はほとんどないようです。超低金利が銀行の不良債権処理に貢 献したのは紛れもない事実ですし、一般投資家とそれをうまく操作した成金 青年実業家が出てきたのも、この政策なしにはあり得なかったでしょう。 フランスのように政府にやり方に文句があれば立ち上がるという風土は、こ の国にはないので、このまま他国通貨に対してはレートを下げるだけでしょ う。米国も冴えないのですが、日本もこの国と運命をともにするつもりなの でしょうかねえ。 誤解されると困りますが、円安に導くことが日本の景気回復には避けられな いという意見も多い(特に経済界)には事実です。
なるほど、ちょっと調べたら、アジア通貨危機前のレートが出てきました。 JORGEさん、どーも。 >>アジア経済危機直前には1バーツが5円前後でした。 5円程度まで行ってたんですね。 アジア通貨危機が、1997年だったので、 ちょっとチェックしてみました。 >>Thursday, May 1, 1997 >>1 Thai Baht = 4.86524 Japanese Yen >>1 Japanese Yen (JPY) = 0.20554 Thai Baht (THB) たしかに1バーツ=5円くらいまで行ってますね。 これに物価上昇が加わると、タイも安い場所ではなくなりますね(涙)。 みどりのくつした