まずは往復の経路を検討する ラオスへの日本からの直行便はありませんので、大きく分ければバンコク経由か、ハノイ経由か。 ラオスの主要な民族であるラーオ族はタイ系の民族であり、文化的にはタイ諸族の共通性が感じられます。 またベトナム国境が山岳地帯なのに対して、物資や人的交通もメコン川の流れるタイ国境の方にひらけています。 ベトナム戦争、ラオスの内戦をベトナム共産党と共に戦ったこともあって、ラオスの政権は政治的にはベトナムとの共通性があります。 わたし自身はふだんバンコクをゲートウエイに利用しますが、それぞれの旅行者の考え次第です。 タイからは陸路でルアンパバーンを目指すことも比較的簡単です。 北タイのナーンや東北タイのルーイからは昼行のバスで約9時間、ビエンチャンからより短時間でルアンパバーンに達することができます。 ラオスで訪問すべき第一の土地は旧王都のルアンパバーンですので、目的地はそれでよし、です。 ルアンパバーンのその時々の観光情報で信頼できるのは、現地の発信する公的情報でしょう。 tourismluangprabang.org/ja/という日本語のページもありますが、情報は最新でないことが多いです。 おすすめはFacebookのページ https://www.facebook.com/Tourismluangprabang です。 facebookでLuangprabangを検索したら自分のページもいくつか出てきてちょっとびっくりしました。 本当は4月中旬のピーマイラーオ(ラオス正月)の時期が観光イベント的には一番です。 3月はラオスでは乾季の終わりで埃が多く、樹木の葉が落ちる枯葉の時期です。 これといった年中行事もなく、まだ雨が少ない時期です。 観光的には特に観光ポイントを選択してあれこれ動き回らなくても、旧市街でのんびりしているだけで楽しい土地です。 タイ系諸族、ラーオ、タイルー、タイダムは織物が得意。 ルアンパバーン県内でも絹織物(パーマイ)、木綿の手織物(パーファイ)それぞれ村によって特産品が異なります。ルアンパバーン近郊は上質の絹織物の生産が盛んです。 山地に住んでいたモン族は刺繍や縫製が得意。 マスコットやベッドカバーなどを製造しています。女の子たちが自分で作る製品に可愛いものが多いです。 ナイトマーケットを楽しんでください。