上海の食事とお酒その2

3.耶里夏麗新疆餐廳(ヤルシャリウイグルレストラン)
http://www.yelixiali.com/
上海で飲む機会は2日しかないので、色々と考えたのだが・・・まずはウイグル料理のチェーン店。上海中心に十数店舗あるようだが、南京東路の人民広場側の入口にある世茂国際広場の7Fにある「南京東路店」に行った。外灘側の恒基名人購物中心にもお店がある。

休日に行ったせいもあり、18時頃に行ったが20人くらい並んでいる。普通だったら、すぐにやめて別のお店に行くのだが、今のご時世(先日、新疆維吾爾を最近うろうろした下川裕治さんの文章を読んだが、長距離バスのチェックが厳しくなっていて、情勢はさらに悪化しているようだ。・・・)ウイグル料理屋のチェーン店(しかもハラル認証がある。中国のハラル認証というのはイスラム教徒居住国だからきちんとやっているのか、それとも・・・)がこの上海のど真ん中でこんなに流行るものなんだ、というのに興味もあり、待つことにした。

みんな札を取ると、QRコードを撮影して行くのだが、どのくらい待つか表示するようなソフトなのか・・・私もやってみたがQQ関連のソフトらしく、入ってないみたいなエラーが出る。微信が入っててもだめか、と思いつつ、人力で待つことにした。私の苦手な「普通語の自動音声読み上げ式」で、3桁なので数字を三つ聞き取らないといけない。一応、外国人だと名乗り出た上で待ったが、回転が速いのと、札だけ取って現れない人も多く、30分ちょっとまつくらいで入れた。お客はもちろん漢人がほとんどで、外国人やウイグル人風の人は10%もいなかったと思う。

このお店で一つ感心したのは、「黄酒、葡萄酒、白酒、啤酒、威士忌」とお酒が区分されていて、特に「黄酒」としてメニューに載っているのは初めてみた。紹興酒かどうかは忘れたがボトル単位の注文だったので頼まなかったが、レストランで複数の黄酒を出すんだ(最近はどこもそうなのかも知れないが)と感心した。頼んだのはウイグルのビール。これもトルコやマレーシアのビールと同じでおいしいイスラムビールである。(漢人が作っているのかも知れないが・・・どうもウイグルには偏見、が入ってしまう。)

串焼きが売り物だが、値段から言うとまあまあと言うところか。炒め物を頼んだところ、二人分くらい来たので、これを食べるのでほとんど終わってしまったが、これもとてもおいしい。一人だったら無理だが、大皿料理を頼んだ方がよい。もっとも「ウイグル料理にキクラゲが入っているんだろうか?・・・」等、漢人向け=日本人向きにアレンジしているような気がしないではないが(メニューには海鮮何とか、というのもある。)コスパもよく、安心して食べられるお店である。

4.Sushi'O(寿司屋)
http://sushi-o.cn/
(なぜかテイクアウトサイトしかないみたいだが)
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/28620/
(お寿司写真3枚参照)

上海の寿司屋など星の数(?)ほどあるかも知れないが、前回、田子坊をうろうろしたので、陝西南路近辺で探して、たまたま見つけたのが、このお店。ちょうど杭州からの帰りで、虹橋站から1本で陝西南路まで行ける、と言う点も気に入ったのだが、甘かった。永康路を通りお店まで15分くらい歩く。永康路の一番東端にある。

永康路はこれも行ってみたいと思っていたが不思議な飲み屋ストリートで、美容院と床屋もなぜか多い。メニューは写真のコメントに載せている通りだが、酢飯も海苔もきちんとしていて、日本人向き(かどうか微妙だが)である。私は早い時間に行ったのだが、欧米人二組、中国人二組で日本人のおっさんビジネスマンが大声でしゃべっていたりはしないので、環境はいい。

お酒メニューはうーんと言うところで、ビールを二杯しか飲まなかった。近所にいくらでもバーがあるので、そっちで飲んだ方がよい。私自身、帰りにBlarney Stoneというアイリッシュバーに寄って、グラスワイン二杯飲んで帰った。
https://www.shanghaiblarney.com/

ちなみに陝西南路站にはほぼ直結して、新橋の「CitySuper」がある。香港以外のお店に入ったの二度目だが、やっぱり品揃えが好きである。日本では買えないワイン(?)を1本get、お酒の品揃えもよい。

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