日本と欧州との違い 内陸部ら雪国は違いますが、日本は吉田兼好が言ったように、「夏を旨とすべし」なのに対し、欧州も一部の地域を除けば圧倒的に「冬を旨とすべし」なのです。 隣国の寒い国がオンドルであるように、建物全体を温めます。蒸気やオイルで。ですから、空調がない(夏は温暖化で地獄と化す可能性は高い)が、暖房は必ずあります。ないと凍え死にます。暖房のないのは沖縄以南でしょう。
南欧には例外も 欧州といっても広いですので、例外もあります。 私の経験では、シチリアには暖房のないホテルが結構あります。特に星三つ以下のところ。まあ暖房なくても凌げるからでしょう。その代わり、夏は冷房ないと下手すれば死にます。 その他、マルタとキプロスも、記憶を辿る限りでは暖房なかったような・・。星3つやアパートメントタイプのところに泊まったからでしょう。 というわけですので、ホステルならこのあたりだと暖房がないと予測されます。ギリシャ南部も微妙な地域だと思います。サルデーニャやコルシカはどうでしょうか。 あ、質問者さんはこのあたりは行かない?
2月 冬のホステルの空調 イタリア,スイス,スペイン,フランス,チェコ,オーストリアを考えています。 冷房がないのも困りものですね汗汗
空調と言うから勘違いする 質問者が欧州と日本との違いを認識しないから変な質問になったのでしょう。 温度を上げるのは原始時代から可能でした。一方、温度を下げるのは、化学的な方法で一時的に達成するか、温度の低いものを持ち込んでする(氷室)かに限られていて、最近まで一般的か継続的には不可能でした。暑さ対策は、天然の風か人工的には精々扇子程度のもの。周囲から熱を奪い部屋の温度を下げることに成功したのは20世紀に入ってからです。それがなくても人間は生きていけたのですが、暖房のほうは少なくとも欧州の大部分では、それなしには冬を越せなかったはずです。 実際に空調が普及するまでさらに50年以上掛かっている訳なので、それがない個人宅や宿があるのは当たり前だし、夏の猛暑でもなければ、必要ないのです(温暖化でそれが不可欠な地域は増えるし、猛暑で死人が出るのが現実の世界の話)。 昔から暖房はあるので、金の掛かる空調は入れない宿は多いし、あってもほとんど効かない宿はイタリアやスペインよりも北ではかなり多いと思います。 今のエアコンはヒートポンプなので、沖縄以南でも暖房にすることは可能ですが、そもそのがほとんど必要ないし、実際入らないことのほうが多いでしょう。 質問者はローマより北なので、暖房のない宿にあたることはまずない筈です。