Re: インド行ってきました。 ~その11 サールナート観光&バラナシ観光(続き)~

第9日め(続き):(ガンジス河ボートツアー)&サールナート観光(&またまた夜行)

 ボートツアーから帰ってくると、部屋に朝食券が入っていた。朝食は昨日タダでもらったところとは別の食堂(とはいっても朝食込のホテル料金だったが)で、内容は少し豪華。テーブルに案内されるときに「お前等は中国人ツアーの団体か?」と訊かれたのと、昨日の食堂ではほとんどが中国人の団体さんだったことを考えると、団体のパックツアーと一般の宿泊客でメニューを変えているようだ。

 朝食後、チェックアウトして、荷物だけ預かってもらい、サールナートへ向かう。ここでまた問題発生。ホテル内のツアーデスクで車のチャーターを予約していたのだが、当初の料金は「半日観光+ボートツアー+1日観光(市街だけでなく、サールナートなど郊外へ行っても8時間までなら同料金)」の料金で交渉していたのに、この日の担当者は「半日観光+ボートツアー+サールナート観光+半日観光」だと言って譲らない。昨日の予約の時点で、サールナート観光後、一旦荷物を受け取ってから(実は僕たちは荷物を持ってサールナートへ行ってもいいと言っていたが、ツアーデスクの方が一度ホテルに戻ってくる時間も十分あるので荷物はホテルにおいて置けと言っていた。)、ムガルサライ駅へ送ってもらう途中に、ラームナガル城に寄ることもちゃんと確認しておいたはずだが、取り合ってくれない。昨日交渉しながら使っていたメモ書きを見せてもダメ!それどころか、「ムガルサライ駅に行くなら、その分も上乗せする。」とまで言ってくる。あまり交渉が長引くと観光できなくなるので、ムガルサライ駅送迎分は無しの「半日観光+ボートツアー+サールナート観光+半日観光」料金で負けてしまう(涙)。ほんの少しの違いだが、ホテルに入っているツアーデスクにまでやられてしまう。こんなことなら昨日の内に支払っておけば・・・。

 サールナートはバラナシ市街とは異なり、ガイドブックにも書いてあるとおり、のんびりした感じだった。
のんびりと遺跡公園を散策していると韓国人の僧侶に日本語で話しかけられた。(外国人訛があったので日本人でないことはわかった。英語で「本当に?」って訊いたが、それでも笑いながら「日本人だよ。」と言うので「どこから来たの?」と訊くと、つながりがなさそうな日本の地名をいくつか挙げたあと、笑いながら「ソウルだよ。」と・・・。)
 そういえば、ここまでムンバイの空港とデリーで見かけた団体さんの一部以外ほとんど日本人を見かけなかった(日本人だと思っていたら韓国人だったということが多かった。どうやらインドは韓国人旅行者が多いようである。)が、サールナートでは2人の一人旅をしている人を見かけた(日本語の「歩き方」を持っていたので日本人であることは明らか)。しかし2人とも目をそらされてしまった。どうして、一人旅の日本人って他の日本人を見ると嫌な顔をするんだろう・・・???

 いったん、ホテルへ戻ってから荷物をピックアップして、ラームナガル城(博物館)へ。時間が余ったので、ガンジスの河川敷まで下り、徒歩で浮き橋を渡って往復する。(ドライバーに「絶対にリキシャーには乗るな」と釘を刺される。やはり、このあたりは危ないらしい。)

 ホテルを出る際に鉄道の遅延情報(一応、電話で調べられるというふれこみ)を調べてもらい、「遅れはない」とのことだったが、駅についてびっくり。「遅れている」のである。(先日乗ったデリー~バラナシの列車は定時発だったし、今日の列車も始発駅からさほど離れていないので、遅れていても大したことはないだろうと思っていたのだが・・・。)
 最初は「nineteen minutes」というので、それくらいなら、ドライバーは「車で待っていれば。」と言ってくれた。しかしこのいい加減なインドで19分なんて細かなことを言うだろうか?不安になったので、もう一度確認に行く。窓口で「nineteenかninetyかはっきりしてくれ。」と確認する。確かに「nineteen」だと言う。そのくせ、後ろにいた別の職員が「だから、ninetyではなく、nineteenだよ。one-and-half hoursだ。」と。「???」やっぱり、ninetyじゃないか・・・。発音が悪くて通じないと困るので「one,nineなのかnine,zeroなのか」とまで確認したのに・・・。そんなこんなで、1時間半以上の遅れが確定。ドライバーに礼を言って別れ、駅で待つことになった。



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