ラーメンはアカン。

メキシコもそこら中でラーメン・ハウスが出没してきて、何ヵ所でも食べてみたけど何かがおかしい。出汁が熱いくなくて、ぬるいって感じ。最初は外国人向けに音を出さずに静かに食べるためにかな、って思ってみたけど、日本人がやっている日本人客の店でも、ぬるい出汁。韓国人のやってるところなかぬるいどころかちょっとだけ温かいていど。

それで、やっと気が付いた。CDMX(メキシコ・シテイ）は標高2240メータで水が沸騰する温度は100度でなく、90度ちょっと。ラーメンでもうどんでも、席に運ばれてきた時は、火傷するような熱さじゃなくなってる。ましてや出前などなると。ラーメンはあくまで海抜「０」に近い数字の高度の場所で食べるものと。それでも、あのぬるさがメキシコ人にちょうどいいのか、食べてる人をよく見るように。音をたててすすって食べてる人は誰もいないけど。

私の住んでいるケレタローは標高１８００メータなので、CDMXよりは少しは温かいラーメン。スペイン語ほとんど話せない神戸のおっちゃん（爺ちゃん）がやってる日本食堂では、ラーメン税込みで５５ペソ（US$2.89/320円）。

CDMXのLITTLE TOKYO、そんなの知らんかった。日本国大使館の横、裏通りには数軒の日本食レストランがところどころにあるけど普通のビルの中の店舗。別に旅館にも泊まりたいも思わない。今の家を作ったときに、庭園風呂も作ったけど、湿度の低い所では、ドブンと浸かるお風呂はほとんど使わずで、シャワーばかり。たまにお風呂につかりたくなれば、自宅近くにお湯が吹きあがている自然温泉があるので、そこの露天のお湯だまりに。日本人には丁度いい温度だけど、メキシコ人には熱すぎて誰も来ない。お孫ちゃんが裸族になって遊びまくるのが自宅のお風呂場。日本の畳も買えるので、一部屋を畳部屋に。そこもお孫ちゃんの遊び場。