フランスは非現金社会

もともとヨーロッパの中でも小切手による決済が主流を占めるフランスでは、その代替手段(銀行にとっては発行手数料・決済手数料ともむりょうである小切手は迷惑な物になりっている)としてなのか、クレジットカードないしデビットカードによる決済は当たり前の光景です。

ちなみに、フランスでは20年前から暗証番号入力式のICカードの普及が始まりました。ICカードメーカー大手の多くはフランス系です。

小売店では15ユーロくらいから使えます。もっと少額でも使えることも少なくありません。
駅などでは10ユーロでも大丈夫。いつもカルネをクレジットカードで買っています。
先日、ルーブル美術館で6ユーロのチケットをクレジットカードで決済していた人もいました。

ただ、タクシーの多くは現金決済ですし、総菜屋・レストランなのどでは現金決済のみというところもありますので、何らかの方法でユーロ・キャッシュを持っておく必要は当然のことながらあります。

一方、T/Cは使い勝手が悪いと思います。
直接受け取ってくれるところもありますが、通常は一旦現金化することになると思います。

旅行者ではないので、為替レート・手数料・利息の違いはわかりませんが、一旦現金化しないといけないのであれば、T/Cの安全性のメリットは低減します。

なので、私は、基本的にはクレジットカードで決済し、キャッシュが必要な場合現地ATMで必要な額を引出す、ことが安全性・利便性・経済性で有利ではないかと思います。(経済性はどれでも大差がないと思っているので)

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1件のコメント

  • トベロカラシさんありがとうございます。

    丁寧なお返事どうもありがとうございました。

    今までヨーロッパへ行くときはT/Cを持っていくようにしていたのですが、
    トベロカラシさんのおっしゃる通り、
    結局現金化しないといけないので、T/Cの安全性のメリットは低減すると感じたり、
    現金化できる場所を探すのが面倒と感じたりすることが多かったのです。


    アドバイスの通り、安全な範囲でキャッシュを持参し、
    可能な場所ではクレジットカードで決済し、
    不足分は現地ATMで引出しをしようと思います。

    とっても悩みが晴れました!ありがとうございます。

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