イントラムロス付近でひったくりの被害に遭いました

イントラムロスを観光した後に、北西の出口から出て、
道路を南へ向かって１人で歩いていたのですが、もう少しで
公園につきそうなところで、ひったくりの被害に会いました。
日曜日のお昼の１時頃で、真昼間だったにも関わらずやられました。

歩きながらデジカメを撮影していたので、右手に紐でデジカメを
ぶら下げていたのですが、いきなり右手に衝撃がはしりました。

驚きと後悔を感じつつ、ぱっと後ろを振り返ったところ、子供が全力で
走って逃げており、交通量の多い道路を無理やりわたって、反対側に
逃げていっておりました。
右手を確認したら、デジカメの紐だけが残っておりました。

犯人を少し追いかけようとしたものの、自分の後ろからは大量の車が
迫ってきていて、無理して追うのは危険そうでしたし、万が一追いついても
仲間がいて、もっと危険な目に遭う可能性もありそうに思いましたので
早々に諦めた次第です。

おそらく、犯人は、そういうところまで計算して、道路を横切って
逃げていったのではないかと思います。
また、デジカメが紐で繋がれていても、強くひっぱれば
（金具の部分が？）すぐに取れる、ということも知っていた
のではないかと思います。
事前に、防犯情報などを軽く調べていたのですが、デジカメを
ひったくる事例は、見かけたことがなかったので油断をしておりました。

また、今回は、デジカメが被害に会いましたが、おそらく、犯人は、
デジカメ以外のものも狙っていると思いますし、また、同様な犯罪を
今後も起こすのではないかと思います。
なので、みなさん、十分にご注意ください。

あと、行く前まで全然知らなかったのですが、イントラムロスの
中の南側は、スラム街っぽくて危険そうでしたし、北西の出口の
さらに西側も、比較的スラム街っぽいところでした。
なので、観光地のすぐ近くに治安が悪い場所がある、といった
印象を受けました。

また、ひったくり被害にあった後、公園の入り口付近で
警官を発見したので、今回の件について、言葉がなかなか
通じないながらも、詳しく事情を説明したら、現場検証の
意味も含めてだと思いますが、バイクに乗せてもらって
一緒に、その犯人を軽く探しに行くことになりました。

最終的には、３人の警官と被害にあった付近を、
２回ぐるぐると回りまして、犯人と思える子供がいないか、
どこへ逃げていったか、被害にあった正確な場所、
時間や犯人の顔や服の色などを聞かれながら探しました。

警官は、地元の悪さしそうな子供達の顔写真を
携帯に入れて管理しており、コイツか？、と写真を
見せられたのですが、顔は見ていないので、
上手く答えられませんでした。

また、犯人は後ろから近づいてきたので、自分は後ろ姿しか
見ていないですし、途中から追うのを諦めたので、
服装や逃げていった方向や逃げ込んだ場所は、確認できて
おりませんでした。
追わなくても、どういう服装だったか、どこへ逃げこんで
行ったかは、きちんと遠目からでもいいので、確認して
おくべきでした。
今後の同様な犯罪の再発防止のためにも。

あと、個人的には、犯人の子供をもし見つけたとしても、
それはそれで危険そうなので、あまり深入りしないで
早めに立ち去りたいと思いつつバイクの後ろに乗っていた次第です。
また、３人の警官と一緒とはいえ、スラム街まで立ち入って
犯人を探すという行為は、少し危険に感じておりました。

結局、犯人は見つからなかったので、その後、警察署に
移動して、警察署にいた２人の役人らに事情を説明して
いたのですが、言葉がなかなか通じないですし、本当に
ひったくられたかどうかを疑われたりしておりました。

詳細を説明してようやく納得してもらい、ポリスレポートを
やっと印刷してもらったと思ったところ、
「You pay!, You pay!」
とか言われまして、最初は、何の意味か分からなかったのですが、
どうやら、チップを要求されていたようです。
現金をあまり持っていないので、お金を持っていないと
言い訳しつつ、小出しでチップを払っていきました。
時間がかかりましたが、ようやく相手に納得してもらって、
ポリスレポートを入手できた次第です。

今回の件で時間もだいぶ使いまして、精神的にも肉体的にも
疲れましたので、予定していた観光を一部中止して、
早々にホテル近場のショッピングモールで休憩をとるように
予定を切り替えた次第です。

個人的には、スリや詐欺には注意していたのですが、ひったくりに
ついては自分の防犯意識が低かったので、今後は、この点についても
十分に注意していきたいと思います。
また、今回の件について、みなさんと情報共有して参考にして
頂くことで、同様な犯罪を少しでも未然に防げるように
貢献できれば幸いです。