横から失礼 フィレンツェ市内とピサで3日。残りは....シエナはいいですよ。日帰りもいいですがフィレンツェのホテルに荷物を置いてサンジミニャーノとセットで1泊してもいいかもしれませんね。プルマンが便利ですから日帰りもできますけれどね。ルッカもいい街です。城壁の上を歩くこともできますしね。 さらに迷わせてもうしわけないのですが、フィレンツェから現地ツアーなどで、キャンティのワイナリー巡りなども出ていますので調べてみては? 正直ピサは斜塔を見てハイおしまいという感じではありますが、真面目に見ると私は斜塔の後ろにあるカンポサントにあるフレスコ画の「死の凱旋(勝利)」を見てやや驚きました。地獄はこわいんだぞ~という感じ。生きてるうちにいいことしないとこれだぞ~、神に祈りなさいと一般市民に教会が宣伝していたというわけですが、ペストなどでたくさんの人が死んだ中世の死生観みたいなものが感じられますね。そう思うと興味深いものなので行かれる方にはついでにごらんになるようお勧めしています。
Re: 横から失礼 PRICHAN さん、ありがとうございます。 迷ってしまうようなアドバイス大歓迎です! 出発前にあれこれ悩むのは楽しみのひとつですから! シエナ1泊は非常に魅力的ですね。ただ今回は日帰りになりそうですが。 それからキャンティのワイナリーですね。アルコールは飲めないことはないのですが、苦手なので残念ながらパスです。ワイン好きの方にはたまらないんでしょうね、うらやましい。 カンポサントの「死の凱旋(勝利)」のことを教えていただいてから、ガイドブックを見て写真が載っているのを見つけました。小さくてよくわからないけど、美術鑑賞は好きなので興味がわきました。実物を見てきます。 それにしてもルッカも行きたいですねー 楽しく迷えそうです。ありがとうございました。
Pisa の『死の勝利』 これはダンス・マカーブレ(死の舞踏)ではなかったですよね。 わたしの記憶では『三人の生者と三人の死者』の部分だったような。 チマブーエかジョットを思わせる端正な画面で、 生者の姿の三人が死臭に鼻をつまみながら 自分たちの死体を覗き込んでいるのが印象的でした。 ヨーロッパ美術の一つのパターンだと思うのですが 死者の姿を、やたら精緻に描こうとしますね。 ハンス・ホルバインの『墓の中のキリスト』にせよ グリューネヴァルトの『イーゼンハイムの祭壇画』にせよ 何か憑かれたように死を描写しようとしているみたいです。 たぶん黒死病の流行と無縁ではなかったでしょうが。 また教会にはよく石棺にトランジが浮き彫りになっていたりします。 脇腹を蛇が食い破ってたり、ウジ虫がいたり。 仏教の九相図みたいなものでしょうが、この種の表現は ヨーロッパの方が見かけることが多いように思います。 横道にそれて失礼。単なるゴタクです(汗)