レポート

フィリピンでの被害報告

公開日 : 2010年03月05日
最終更新 :

 先月フィリピンへ二週間ほど一人旅行してきました。場所はマニラ~ルソン島北部です。
その旅行中に睡眠薬強盗の被害に遭いました。
 場所は定番のリサール公園で、はじめてマニラに来て、兄妹で観光をしているというフィリピン人にマニラを案内されました。(この時点で相当危険ですよね 汗)その後ちょっとでいいからといって下宿先に招待されました。そこには親戚と説明されましたが、ごく普通(?)の家族がおり、食事をごちそうになりました。(みんなでつつく形式だったのでこのときは平気でした)自分はその後バギオの方まで足を伸ばそうとしていたのですが、その家族もちょうど北部の方に帰るということだったので(たぶん嘘ですね 笑)連れて行ってもらうことになりました。
その日のうちにタガイタイに家族全員(5~6人ほど)で連れて行ってもらい、次の日に観光した後で北部へ向かうということでした。タガイタイの観光までは本当に何事もなく、楽しい旅でした。そして北部へ向かう途中、アヘンレスのドライバーズインのようなところで休憩していたときです。デリバリーでサンドウィッチをごちそうになったのですが、その5~10分あとの記憶がありません。(笑)気がつくと家族の姿はどこにもなく、財布から現金5万ペソほど(10万円程度)が抜き取られていました。幸い(?)クレジットカードや、パスポートの盗難被害はなく。睡眠薬の影響でフラフラになりながら何とかマニラに帰り着き、その後の日程ははキャッシングで何とか残りの日程を楽しみ、予定通りに帰国することができました。

誤解してほしくないのは、最低限のルールを守っていれば、なかなかこのような危ない目には合わないということです。今回お世話になり、マニラで長くお店をやっていらっしゃる日本食レストラン「ねもと」の根本さんも、実際に被害にあった人を見たのは初めてだそうです。(笑)
今回マニラの日本人の方々に聞いた初めて知ったのですが、フィリピンで邦人が殺害されているニュースがたまにありますが、そのほとんどすべてが女性がらみのものだそうです。観光客が被害に遭うのは実際に少なく(スリや睡眠薬強盗、料金詐欺など)最低限の注意と対策(話しかけられても無視 現金は分散する、深夜は出歩かない など)の注意をはらえば大丈夫だと思います。ただしリサール公園は本当に危険らしいです。できる限り行かないことをお勧めします。行くとしたら十分に注意してください。
 自分は3日目に被害に遭ったのですが、残りの1週間とちょっとは十分に楽しめました。田舎の方は自然豊かで街並みも美しく、マニラほどの緊張感を持つ必要もありませんでした。今回はバギオ、ビガンに行きましたが、時間がかかりますが、ビガンは特にお勧めです!
ただ日本人はほとんどいません。自分は北部周遊の6日間一人も日本人に合いませんでした(笑)

もしマニラへ行く機会がありましたら、日本大使館と「ねもと」の連絡先と住所は準備して行った方がいいでしょう。「ねもと」は観光案内、タクシーの手配などもやっているそうですが(yahooで「ねもと」で出ます。)、駅から近くマニラでの日本人の緊急避難先として機能しているそうです(笑) 困った時でなくとも日本人、日本食が恋しくなったときなど訪れることをお勧めします。 事件はありましたが、旅行自体は大満足でした。

 長くなりましたが、レポートは以上です。初めての海外旅行を一人旅でフィリピンなんて無茶をしたからこんなことになったんだとは思いますが、大変貴重な体験をしたと思います。この体験をぜひ、数少ないであろう学生など若い旅行者の方々の参考として役立ててもらえたら幸いです。

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3件のコメント

  • 10/03/09 22:18

    私の場合

    私も先月、フィリピンに一人旅をして参りました。
    そこで遭遇した事例を参考に報告しておきます。

    1)ターボメーター

    バンコクなどで事例が報告されておりましたが、今回初めて実際に遭遇しました。
    ホテルから白のメータータクシーを何回か利用しましたが、ある車はメーターが異常な勢いで上がっていきました。
    せいぜい60ペソ程度の距離なのに270ペソを超す勢いです。
    これはおかしい、ということでドライバーに抗議しましたが、メーター通りに払えと引き下がりません。
    あまりごねても危険なので、そのまま払って次のタクシーに乗り換えました。
    マニラではタクシーに乗るときにはあらかじめ料金を確認するか、割高でもホテルタクシーを利用した方が安心です。

    2)財布をみせろ詐欺

    ホテルに徒歩で戻る途中、中年男性に「お前は日本人か、自分は大阪で昔働いていた。」と声をかけられました。
    日本にいたという割には会話は全て英語なのですが…
    自分のホテルの前にもう一人男がおり、彼はここのマネージャーだと紹介されました。(まず嘘ですね)
    そのもう一人の男も自分もかつて日本で働いていたといい、雑談を始めます。
    今、日本は寒いのか?革のジャケットは日本ではいくら位している?等々。
    そのうち自分の財布を出して、これは革製だがお前の財布は革製なのか?自分に手にとって確かめさせてくれ、という話になり、そんな(馬鹿な)ことはできないと言ってそのままホテルに入りました。
    男はBelieve me!と何度も後ろから話しかけていましたが。
    道で向こうから親しげに話しかけられるのは、何か裏がある…と考えた方が無難です。

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  • 同じ場所に2回連れて行かれました

    三十数年前のフィリピン旅行でのマニラで未遂(たぶん)を経験しました。

    その1
    マニラでのツアーの集合場所に数時間前に着いたので、付近をうろついていました。
    2人の男女が近づき「自分は古い車に乗っているが家は金持ちで士官の子供だ。時間があれば天然のパイナップルジュースを飲ませてあげる」という話をしてきました。信用して車に乗り連れて行かれたのが、街の安食堂。
    店の人が準備したのは缶入りパイナップルジュース。そして、男はグラスに入れたジュースに砂糖をいっぱい入れたので、これは何か変と思い、その場を離れツアーの集合場所に戻りました。

    その2
    ツアー終了後、ホテルに戻ろうとしてタクシーを探していると1人の男が近づいてきて「日本人か。自分の兄弟が日本人から手紙をもらったが、日本語なので英語で概略で良いから翻訳して欲しい」と言われました。
    時間もあったので了承しました。
    そして、連れて行かれたのが、ツアー集合場所での2人に連れて行かれた同じ安食堂。
    思わず笑って、帰ってきました。自分自身のお人好しにあきれて。

    番外
    マニラの繁華街(その当時の)の中心街を両手にみやげを入れた袋を提げて歩いていました。
    道路工事中のため溝に渡した細い板を渡っていると、大勢の男が一瞬に自分に近寄り、一瞬に離れて行きました。
    すぐ後で気がつきました。シャツの胸ポケットに入れていた財布を盗られたことを。盗られた財布は、イラン革命後の混乱期にテヘランからローマで移動し、はじめてのヨーロッパで買った「イラン脱出記念」でした。

    自分は殆ど国は繰り返して行っていますが、フィリピンはその時の1回だけです。
    まだ、行く気になれません。
    同じ外貨を落とすなら、他の国に落とします。

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  • 10/03/05 20:32

    無事帰国はラッキー

    よかったですね。
    10万ですんで、次の日マニラ湾に浮いてるか、道端に裸で転がっています。
    信用出来る所で食べましょう。
    日本大使館と「ねもと」連絡出来るぐらいなら、ましですが、何も行動はありません。
    信用ある、地位のある、フィリピン人を呼んだほうが事件はその日の内に解決します。
    地位のある、フィリピン人が警察に話をすると、たぶんその日に捕まるでしょう。
    おかしい、そんな、など言われるかも知れないが、これが今のフィリピンです。
    観光はねもとのフィリピン人ガイドを付けましょう。

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