レポート

トラブルとは言えませんが

公開日 : 2006年09月24日
最終更新 :

 旅行中にインド人と口論になったお話。
①ガイド
 ベナレスで火葬場を見に行ったとき、いつものようにインド人が話しかけてきて、勝手に着いて来た。適当な世間話をしながら歩いて、ひと通り見学を終え、メインロードに戻った途端、急にライセンスカードなるものを見せ始め、これは政府の発行しているライセンスで、観光案内してやったから、300ルピー払えと言い出した。口論になりもちろん払わなかったが、「ポリス」がどうのと言い出したので、無視して歩き続けると、いつの間にかあきらめたのかいなくなった。

②リクシャー
 アグラで歩いていると、リクシャーワーラーが声をかけて来て、「今日は1ルピーも稼いでないから、困っている。」というようなことを言ってしつこくついて来た。交渉の末、泊まっているカマルホテルまで乗せてもらうことにしたが、途中でホテルと違う方向に進みだした。
 「こっちじゃない」と言っても「こっちだ」と言い張るので、リクシャーから飛び降りて歩き出すと、追いかけてきた。そのうち追いつかれ、「カマルホテルは、こっちじゃない。こっちにカマルホテルがなかったら、200ルピー払え」と言い出すので、「こっちにカマルホテルがあったら、お前が200ルピー払え」と言い返した。
 案の定、カマルホテルに到着し、「200ルピー払いやがれ」と言うと、「カマル?タマルじゃないのか?」と言う。
 道中かなり口論したが、聞き間違えだったようでくたびれた。
 行き先は、ちゃんと確認しましょう。

  • いいね! 0
  • コメント 3件

3件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    06/09/26 06:35

    Re: トラブルとは言えませんが

    山トムさんへ

    レポートありがとうございます。これからインドを訪れようという人の参考になるでしょう。
    ①②とも、外人旅行者をカモにする、ごくごくありふれたインド人の騙しの手口ですね。
    「歩き方」の注意書きをしっかり読んでいても、実際に行けばこれほど至るところでボラレたり、騙されたりする。
    それがインドを旅行するってことです。

    ① の対処法ですが、まずライセンスカードなんて信用しないこと。ガイドが不要ならはっきり断ること。
    もし必要なら、初めに料金を確認しておくことで、私の経験では一時間でも Rs100 を越えることはありません。

    ② のオートリクシャのトラブルもよくありますね。観光客ズレしていることではインド最悪といわれるアグラですし。
    それだけ言い返したのは健闘したほうだと思いますよ。けど Rs200 の料金は市内をいくら走ってもないでしょう。
    10分程度なら Rs20~30 までが相場です。

    このように、すれっからしのインド人を相手に旅をするのは疲れます。
    だから、酷暑期や空港で夜明かしして一睡もしないぼやけた頭では余計に罠にはまりやすいから
    避けたほうが良いと言っているのです。
    もし、自分はただの一度も騙されたことはないと豪語するリピーターがいたら、よほど頭が脳天気にできていて
    自分で気づいてないだけです。(笑)
    大なり小なり不愉快な目に遭います。
    インドを個人旅行して、「インド大っ嫌い !」とカンカンになって怒って帰ってくる人の気持ち分かります。
    それならツアーで訪れたほうがよほどいいと思います。
    とりわけ、インドを個人旅行するのが精神修養みたいに思いこんで、ツアーで行く者をさも根性なしのごとく
    見下す人がいます。
    しかし、ああしたお国柄なんですから、ツアー (手配旅行) で行って避けられるトラブルやリスクは回避する。
    で、結果としてインドが好きになって帰国したほうがいいに決まっています。
    ま、いままで個人でしか行ったことがない私が言うのもなんですが
    不愉快な思いまでして訪れるのなら、直接インド人の客引きと交渉しなくて済むツアー旅行もアリだと
    こう思いますよ。

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    確かに

    個人旅行の好きな自分にとっては、値段交渉や現地人とのやりとりが旅行のひとつの醍醐味だと思っており、喜怒哀楽もいい思い出になると考えていますが、ホントに危ない目に合わない可能性がないなんてありえないですし、ツアーで楽しく旅行できるならそれもいいと思います。
     ちなみに②の200ルピーというのは、運賃というよりは、売り言葉に買い言葉で出てきた相手の料金です。また、ベナレスでは、ダシャシュワメートガートから駅まで15ルピーで交渉成功と思いましたが、現地のおじさんにインド人料金は5ルピーだと聞いて、どうがんばっても現地料金は無理なんだなと実感しました。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • Re: トラブルとは言えませんが

    インドらしくてとてもいいですね。似たような経験をしたこと
    を思い出しますよ。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • アグラのリキシャーがホテルへ行かずに、違う方向へ曲がる。20年以上前もそうでした(笑)。

    >>②リクシャー
    >> アグラで歩いていると、リクシャーワーラーが声をかけて来て、「今日は1ルピーも稼いでないから、困っている。」というようなことを言ってしつこくついて来た。交渉の末、泊まっているカマルホテルまで乗せてもらうことにしたが、途中でホテルと違う方向に進みだした。

    20年以上前も、そうでした。
    http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/asia/agra.htm

    僕の時は、ホテルの親父に聞いたら、
    「土産物屋へ連れて行こうとしているんだよ」
    とのことでしたよ。

    みどりのくつした

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    リクシャーワーラー

     おっしゃるとおりリクシャーワーラーは、交渉の末に旅行者を安い値段で運ぶことになっても、土産物屋に連れていくだけで10ルピーくらいずつもらえるようでした。
     アグラでは、一日中、一人のおじさんリクシャーワーラーにいろんなところへ行ってもらい、途中、運転を交代したり雑談するうちに仲良くなりました。
     おじさんは、「土産物屋に行けば稼げるから行ってくれないか」と素直に頼んできたので時間もあったこともあり、4、5軒の店を巡りをしました。「買わなくてもいいんだよ」というので、ホントに何も買いませんでしたが、彼はニコニコ嬉しそうでした。少々店でのやり取りと、断るのが面倒でしたが、二人で組んで稼いでいるような一体感がなぜかいい思い出になりました。
     次の日も駅までタダで連れて行ってくれましたが、別れ際に「子供にペンをくれないか」と言われたのが印象的でした。
     うるさいインド人が多い中で唯一ほっとするインド人でした。

    • いいね! 0
    • コメント 0件