レポート

肝炎に注意! ((((゜Д゜;))))ガタガタブルブル

公開日 : 2006年04月06日
最終更新 :

みなさんは急性A型肝炎をご存知だろうか?

巷で騒がれているC型肝炎とはまったく別のウィルスではあるが、肝炎というその名の通り、肝臓が炎症を起こして壊れていく病気のことである。

C型とは違い経口感染するため、ウイルスに汚染された食物・水の摂取などによって感染してしまうのだ。

日本でも衛生状態が悪かった昔は、体調がどうもおかしいと思ってたらいつの間にか感染していたという人が多かったらしい。

今の高齢者でも血液検査をしてみると多数の人がA型肝炎ウィルスの抗体をもっているという。(一度感染して治癒すると抗体ができ、二度かかることはまずない。)

僕は25歳のときにこのA型肝炎にかかった。

原因はたぶんインドで飲んでた水。

デリーで一ヶ月半の沈没中に感染、ネパールとの国境を越えたあたりで発症、カトマンズに着いたところで歩けなくなった。

肝炎にかかるとどうなるかというと、ともかく「だるい」。

肩がこってだるい、飲みすぎてだるいの「だるい」とは全然レベルが違う。 他に表現の仕方がわからないから「だるい」と言ってるが、もう完全に別物である。

ひどい時は100mも歩けない。 途中で両膝に手をのせ、ハァハァ言ってしまう。

ほかにも気持ち悪くなったり何も食べられなくなったりなどいろいろ症状はあるが、ともかくだるい。

なんたって肝臓が壊れてきてるだから。

僕の場合、A型にしてはかなり症状が重い方だったようで体重はどんどん落ちてしまい、通常68~70キロの僕が58キロまで落ちた。

肝機能を示す値であるGOT GTPは1,700KU/dlまで上昇(正常値はGOTが5~35KU/dl、GPTが5~25KU/dl)、ついに観念して現地の医者の「今すぐ日本に帰れ!」という指示に従い一時帰国することにした。

2ヶ月弱の入院で、入院費はたしか50万円近く・・・。

もしなんにも保険に加入してなかったらと思うとぞっとする。

みなさんも旅行に行くときは水や食べ物に十分気をつけてほしい。

もったいないからとつい現地の水を飲んでしまうが、肝炎にかからないための保険と考え、ミネラルウォーターだけを飲むことを強くおすすめする。

続き http://www.geocities.jp/dentane1/hoshino/backpacking/1.html

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2件のコメント

  • 06/04/22 22:09

    Re: 肝炎に注意

    こんばんは。

    劇症化しなくて良かったですね。
    劇症化するとあっという間に死にますよ。

    A型もE型も同じですよ。

    衛生状態のよくないところでもらってしまいますので、
    口に入れる物すべて気をつけなくてはなりません。
    あちこち触った手も感染源です。

    火を通していても生焼けだったら危険です。

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  • 06/04/06 18:14

    私の苦い経験

    私も昭和24年に黄疸にかかり2ヶ月入院して学校を1年落第した経験があります。それがA型肝炎だったのかもしれません。

    完全に治って大人になり献血をしようと思って問診表に書き込んだ処
    1度懸かるとありがたいがその血液は使えないので折角だけどと断られました。

    なお私は腎臓提供とその後に続いた臓器提供のカードを何時も携帯していて、死んでからも何かの役に立てばと思っておりますが、
    エイズのようなひどい事ではないかもしれないですが、
    何十年も前の病気でも影響があるのだと善意でも問診表は正直に書かないと他人に迷惑を掛けることだと思い知らされました。

    日本も戦時中から戦後は各種伝染病、狂犬病、結核、日本脳炎など今はなくなった病気にかかった人は多いです。
    隣に住んでいた酒好きの人はメチールアルコールを飲んで目をやられました。
    その頃に比べれば今は天国です。

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