レポート

コルシカは南仏か?

公開日 : 2006年03月25日
最終更新 :

こういうタイトルにしてみました。

12時にアジャクシオ空港に車を返す契約なので、それにあわせて走らせました。通常、返却場所がわからず迷うのでその余裕もみておりました。

予定通り迷って、ハーツのオフィスのドアを開けたのは12時プラスマイナス2分でした。だから、カウンターの女性は「あなたはバスティアで借りた人でしょ?」と名乗らないのに私を当ててしまいました。(まあ、閑散期で客は非常に少なかったですからね)

そこで私の言った言葉は・・・・
「本当は昨日返す予定だったのを電話して今日に延長しました。でも、あまりにコルシカがすばらしいので、さらにあと3日延長して、バスティアで返すようにしたのですが」 (これ、英語でした)

じつは、この決断をしたのは、11時30分ころなのでした。先の予約をしていない旅の気楽さですね.


係りの女性は愛想よく対応してくれ、手続き完了。さあ、まだ3日、楽しめるぞ。

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5件のコメント

  • コルシカ人の運転は乱暴か?

    以前、複数の人から「コルシカでは、細い山道がつづき、対向車はセンターラインを割って暴走してくる」と脅かされていました。

    これは事実ですが、だから乱暴な運転をする、運転には危険がともなう、ということはありませんでした。

    まあ、スピードの出し加減は本土と変わりません。たしかにセンターはばっさり割ります。でも、これは見通しがよいところだけ。そもそも交通量がすくないから、カーブでセンターラインをわってショートカットをするのは合理的なのでしょう。

    それより驚いたことは、運転がフレンドリーなこと。よく譲ってくれます。また、もたもたしていても後ろからぶーぶーやったりもしません。

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  • コルスはフランスですらない?

    こんにちは。

    会社の同僚、前のアパルトマンの向かいの住人は、それぞれ毎年、春、夏と二回以上コルスを訪れ、その度にお前も一度行けと煩かった。一度は行ってみたいと思いつつ、フランス国内は自家用車で旅行する派の私としてはなかなか果たせないでいました。

    それが昨夏漸く訪れることが出来ました。

    と言っても、当初は島内を自家用車で周遊するつもりだったのですが、結局CALVIカルヴィとL'ILE ROUSSEイル・ルースとの間にある小村のレストラン・ホテルで一週間ボケラッタとしていました。

    朝、小さな砂浜でデッキチェアを借り、
    昼、町の中心部(といっても、市役所と郵便局の他にはレストランが幾つかと、海水浴グッズと土産物屋が幾つかあるこじんまりとしたところなんですが)で見つけた素敵なレストランで、木漏れ日の中でゆっくりとランチ、
    昼寝をして、
    夜、ホテルのレストランのDemi-pensionのディナー、
    毎日この繰り返し。

    レストランの栗のデザートと、密封してピザ焼き釜で蒸し焼きにした白身魚の味は忘れられません。
    ホテルの食事も、毎日、コルス名物を手を変え品を変え出してくれ、コルスのロゼワインと合わせて堪能できました。

    ホテルはシャワーしかない狭い部屋だったけれど、それまで二回ずつ一週間過ごしたサルデーニャやシチリアの贅沢な滞在に引けをとらない素敵な時間を過ごせました。かかった費用は半分くらいかな。

    できることなら、同じホテルに泊まって、今度はコルトやアジャクシオくらいは車で行ってみたい。

    ホテルの客はフランス人も多かったが、仲良くなったのはイタリア人家族連れ。夕食後、ホテルの小さなロビーで歓談している数家族の輪の中に入れてもらうと、全員イタリア人。砂浜にもイタリア人が多かった。彼らは毎年一週間強、このホテルで過ごしているそうで、輪の中にはホテルのパトロンのマダムが。

    駅前のインフォで話しかけてきたマダムは、なんと、コルスに魅せられたイギリス人。道理で英語が上手いわけだ。

    思い出話が長くなりましたが、コルスは、フランスか?
    独立派のテロが散発的に発生しますが、ホテルやレストランの人たちは、我関せずと言う感じ。

    白水社刊 クセジュ文庫「コルシカ島」の一読をお勧めします。

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    意外や、コルスはフランスでした。

    これが、私の印象です。違法建築のレストランの焼き討ち事件の犯人が、じつは警察当局であったという数年前のスキャンダルが記憶にあり、コルシカ独立の動きがもっと感じられるかと思っていた私は、ちょっと拍子抜けでした。逆に、遠くはなれたパリのコントロールがここまで届くいている現状に驚きました。(同じとき、サルコジ内相が来島していました)

    よそものに対して使うフランス語に変なアクセントがないことも意外でした。マルセーユだとこうはいかない。(現地の人どおしの会話は聞き取り不能のことが多かったですが) 

    そうそう、南仏と同様、道路端の地名表記は2ヶ国語になっています。そのうちのフランス語表記部分がペンキで塗りつぶされていたのは、予想範囲内でした。あと、スーパーは、多くがSPARが圧倒的でしたね。

    それと、アジア人だとじろじろみられました。これは、本土では体験しないことです。

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  • コルシカ内の移動

    これは、非常に不便です。

    アジャクシオとバスティアを結ぶ鉄道路線は、南の大半(山岳部)が冬季運休で、バス代行です。

    アジャクシオとバスティアは1日2便の直行バスが結んでおりその1便に乗りました。15人乗り程度の小型のベンツで、乗客は全部で4人。うち2人は短区間乗車でしたから、通しは私たち2人だけ。

    2つの県庁所在地を結ぶ路線でこのザマですから、他の路線はもっとひどいでしょう。(ただし、これは3月の閑散期の話です)

    したがって、観光客のもっぱらの移動はレンタカーになります。だから、空港においてあるレンタカーの台数は非常に多かったし、島内のちょっとした町にもオフィスがありました。他の手段は、本土から自分の車でやってくるということでしょうね。いろんな場所の駐車場がかなり広かったので、夏場は相当な混雑と思われます。

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  • コルシカへのアクセス

    日本から直行ならパリ乗換えの空路です。マルセーユ、ニースからも頻繁に飛んでいます。島内の空港同士は離れて不便なので、目的都市の空港に直行すべきです。

    島の経済は本土からの大型トラックによる物資輸送に依存しています。ですので、マルセーユとの間にはどでかいフェリーが通っています。ニースは仏本土の南東端に位置しているので、上陸地点としては不利です。ですので、ニースとのフェリーの便数はぐっと減ります。これは予想外でした。

    また、冬場はニースとの間の高速船も運休です。これは、コルシカ内でほとんど観光客に出会わず、かつ、多くのホテルが冬季休業中であることからうなづけました。

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    コルシカフェリー

    コルシカと本土は2つのフェリー会社がでっかい船を運航させています。
    冬場のダイヤはかなり複雑で、注意が必要です。

    今回は、黄色いコルシカフェリーの夜行便に乗りました。じつに巨大な船です。

    船尾の車の入る口のわきにあるエスカレーターで乗船するとホテルのチェックインカウンターのようなところに出ます。ここで部屋番号をもらいます。クルーズクラス(3段階のうち、まんなかのクラス)は、シャワーと窓があり、折りたたみベッドを使うと4人まで寝れます。

    バーやラウンジ、カフェやレストラン、プールもあり、「大型トラックを載せた豪華ルーズ船」という感じですね。運行会社がイタリア系ということもあり、食べ物はよかったです。

    バスティアを21時に出て、トゥーロンに7時に着きます。おだやかな海でまったく揺れませんでした。

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  • レンヌ=ル=シャトーの謎を読んで

    上記、本を読み、とても魅了させられました。
    是非その軌跡を辿るべく旅をしたく考えております。
    知的好奇心&探究心にあふれた方、
    清潔と充実に満ちた時空を、是非ご一緒させて下さい。
    余裕あるプランをたて、じっくり回ってみたく思います。

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    Re: レンヌ=ル=シャトーの謎を読んで

    初耳の(本の)タイトルでした。

    調べたらレンヌ=ル=シャトーは「欧州全土を揺るがせた南仏の古都」ということですね。これが、コルシカにあるのですか? ストーリーとしては、フランス語のキーワードの謎解きのようですが、そそられますね。