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17/04/02 18:31

続編6

5)ファマグスタとサラミス遺跡
パフォスからの現地ツアーにトロードスのと同じ会社から申し込みました。食事なしの59ユーロです。
しかしこれもまた不要だったというのが正直な感想です。ファマグスタなんて北レフコシアからドルムシュかミニバスでいくらでも行けます。サラミスだけ公共交通機関がないから面倒だと思って申し込みましたが、結果として、ファマグスタからタクシーで行けば良かったのでした。北キプロスのタクシーはぼらないのです。
西洋史ではファマグスタの名がお馴染みですが希ではアンモホストス、土ではガズィマウサというそうです。北レフコシアと同様、リュジニャン朝時代のゴシック大聖堂がモスクに変貌していて面白いです。中も見られますが意外とシンプルでした。あちこちに教会の廃墟が残っていますが、残念ながら閉められています。これをちゃんと修復して空ければ観光資源になるのに、と思います。
この日の晩はレメソス宿泊のため、ツアーバス運転手さん(トロードスツアーと同じ人だったのがラッキー)に途中レメソスで降ろしてもらえないかと頼みましたが、高速道路経由だから無理との返事。しかし同じツアーでレメソス発着のがあるから最後の休憩場所で乗り換えたら良いと言って、その通りの配慮をしてくれました。乗り換えたバスのガイドさんがこれまたトロードスツアーでお世話になった人だったのも幸いでした。それにしてもキプロス人は親切です。ルーズな国だからこそ、かえってこのような客のわがままにも臨機応変に対処してくれるのだと思います(こういうところは実は織り込み済みで頼んでみた次第です)。キプロスは元来チップの習慣がない国ですが、こういうときはちゃんとチップをはずみました。いつもこの種の勝手が通じるかどうかは分かりませんがご参考まで。
(まだ続きます。)

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