06/02/25 10:48

写真を見ました。

私がシルクロード横断の途中イランのイスファハンでアルメニア教会の近くで泊まりました。
その教会が博物館になっていて、昔イスファハン南部にアルメニア人の集落がありました。

第一次大戦前夜にトルコ人のアルメニア人虐殺があり、その写真が飾って有りました。
アルメニア人の棒に突き刺した生首、痩せた子供の死体、吊るし首の写真など凄惨なものでした。良くこんな事が出来るなと思いました。

日本でも幕末の罪人のさらし首の写真が残っていますが、それを思い出しました。
トルコは一般に親日的であまり悪い面は見ませんが、戦争、特に民族紛争、宗教紛争が絡むと何処の国も残酷です。

話は違いますがスペイン、トルコから中国まで陸路で来るとキリスト教がイスラムに追われ、
また中国西部では仏教がイスラムに追われた遺跡の変遷が良くわかります。

最近知った事ですが、お盆の語源は私がイスラム国家だと思っていましたウズベキスタンの先住民族から来た言葉だそうです。
ウズベキスタンはイスラム国だと思っていましたら、バレンタインデーにぶつかり、
男性から女性に告白する日でこの国では、宗教は自由だと聞いて意外に思いました。
しかし昨年辺りからイスラム原理主義が勢力を伸ばしてきたニュースもあります。

日本はたまに狂信的な新興宗教も有りますが、余り宗教紛争が無いのでありがたいです。
先週の日曜日に頼まれて初午へゆきました。その時に神社で私は氏子だと言われましたが、全然その自覚はありません。
私は付き合いで行ったので宗教には熱心ではないです。

戦国時代以来日本もキリスト教を武器にした日本植民地化の危機や逆に明治初期に掛けてのキリシタン弾圧はありましたが外国ほど大規模ではないと感じました。
日本も南京大虐殺はどの程度の規模か人によって違い、結論が未だはっきりしていないので真相は良くわかりません。

私の話は残酷すぎると思われるかもしれませんが、残念ながらそれが現実でした。写真に残したのはトルコ人側のようでした。

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