難しい・・・。 いや、そんなに詳しくもないのですが。 庭はとっても好きなのであちこち行っています。 どうやら、h.y.さんは整形式庭園はあまりお好きじゃないようですね? やはり英国は階級社会なので、庭も家の格に応じて規模といいスタイ ルといい、決まってしまうようです。(経験的に言って) 「スードリー城」はさほど、フォーマル感は感じさせませんが、規模的にはまさしく「城」です。 逆に、ブロートン城は名前こそ「城」ですがマナーハウス(荘園領主 の屋敷)に近いものがあります。 あ。堀があるのはブロートンです!それは城っぽいですね。というか、 中世の砦っぽい感じ? スードリーもプロートンも、いちいの刈り込みなどでフォーマルな部分 がありますが、全体の印象的により砕けているのはブロートンです。 それにオールドローズ好きならブロートンは見逃せません! ディヴィッド・オースティンもいいけれど、しょせんイングリッシュ・ ローズはまがい物・・・と感じられる方には納得の庭のはず。 ボーダーも本当に超ロングで見ごたえ十分です。 (スードリーの薔薇はその歴史に不似合いなほどなんだか株が小さい んです・・・) ブルックコテージは確かにHPには時間が書いていない(苦笑)ですが たしか、9:00-18:00でした。 とにかく個人のお庭なので、どうしても週末しか行けない!というの であれば、tel(01295 670303)で聞くかFAX(01295 730362)でお願 いしてみるかですね。なせばなる!(かも) ●ヒドコートとキフツゲート ここは通常、日本の団体旅行だったら抱き合わせで両方見るんじゃない かしら?本当に隣接していますから・・・。 ご存知の通り、ヒドコートは独身男が作成、平面的な広大な庭。 キフツゲートは女性3代に渡って受け継がれた、立体的な小さな庭。 まったく雰囲気の違う庭なので、好みは別れると思いますよ。 だからむろん、キフツゲート・オンリーでまったく問題ないです。 時間があれば両方見た方が後学のためにはなると思いますが。 (ちなみに私は小さな庭が好きなのでキフツゲート派です) ロウシャム・パークは~・・・広大です。 風景式庭園の代表格の一つですもんね。でもたしか個人所有のはず。 私が行ったときはなんだか少し、手入れが足りていないようでした。 えんえんと歩く自信がある方にはいいかも・・・。 バンブリー自体は交通の要所(?)ですが、町自体はあまりいい イメージがないです。 ●風景式庭園=人造美 英国(England)には山も森も林もほっとんどありません。 牧草地と農地と住宅地です。 英国と日本の違い、それは豊かな山林のあるなしだと思います。 残念なことに、自然を破壊して新しく生み出された擬似自然(牧草地) にさえ、人間は美を感じるようです。日本人は山に美を感じると思い ますが、あまり毎日それに囲まれているとあのような開けた大地に 行きたくなるのかもしれませんねー? 飛行機の上から見ると英国はまるで「禿山」みたいです☆ 風景式庭園は出発点はたしかに人工でしたが、着工より幾星霜。 すでにまわりの景色と馴染んで、「自然」です。 桂離宮みたいですね。 あと、地図はamazon等で事前に入手できますが、空港のキオスクでも 買えます。 向こうで実際に見てから買いたい、でも旅程を考えたい!という場合 にはこのサイトを使ってみると便利ですよ。 ナヴィゲーターの代わりになります。↓ http://rp.rac.co.uk/routeplanner (出発地と目的地を入れて検索してみてください) これで、ある程度の情報は入手できるはずです。 h.y.さんに触発されて、私もそろそろ旅程を錬らねば!という気分に なってきました♪ がんばってくださいね~
有益なお話をありがとうございました お忙しい中で、懇切な説明をありがとうございました。 もう少し、迷いながら訪問先の選択を楽しんでみます。 ついでにここでもう一つ・・ 先日の書き込みの中にブロートン村の教会にちらと触れられていました。 実は、クリスチャンでも何でもありませんが教会にはとても惹かれています。特に小さな村の教会を眺めながら旅するのを楽しみにしています。 そうした教会は、ガイドブックに拝観(?)の案内がなければ入れないですよね?現地で入手するガイドブックには入ってもいいかどうかの案内があるでしょうか。ふらっと入って見るのはマナーに反するのでしょうね。どなたかご存じの方、ご教示よろしく。 >残念なことに、自然を破壊して新しく生み出された擬似自然(牧草地) にさえ、人間は美を感じるようです。 世界中どこでも、自然を破壊し尽くしてからでないとその良さや大切さに気付かないのだろうかと不安に思うことがあります。 >風景式庭園は出発点はたしかに人工でしたが、着工より幾星霜。 すでにまわりの景色と馴染んで、「自然」です。 そうですね。そして、英国人と日本人の感性(美意識?)の共通性を、 英国の風景式庭園を(写真などで)見て感じますが違いましょうか。 アメリカでは地球そのもののワイルドさを感じてきましたが、 今回は「牧草地」を含め、英国の自然に浸るのを楽しみにしています。 七生さんはデヴォン州にいらっしゃるのですね。 自由な往来をされているのが羨ましいです。 旅先のお話、お時間があったらまた聞かせてください。 よいご旅行を。
Re: /村の教会 h.y.さん、こんにちは。 別のところにも書きましたが、私方も、まだはっきりした計画ではないものの、2~3年先ぐらいに英国ドライブ旅行を考えていますので、このトピはとても興味を持って拝見させていただいております。 (必要なところは、せっせとお気に入りに入れたり.....) だんだん、具体的になってきているご様子、すてきですね。 ところで教会のこと、私は、基本的に誰でもいつでもはいれるものだと思っていましたが、違いますかしら? ミサの時は部外者はご遠慮ください、みたいな掲示があることはありますよね。でも、それ以外は、基本的にははいれるのではないでしょうか? 教会に関してはもっと詳しいかたがここにはたくさんいらっしゃいますが、どなたもご質問に気づかれなかったときのために、ちょっとでしゃばってみました。 ただ、深夜から早朝にかけてはもちろんしまっているでしょうね。 私は一度ケント州のほんとに小さな村の教会を訪ねたことがありますが、そのときは、朝は鍵を借りてはいり、夜は閉めて鍵を返すということをしました。 しかし、昼間はちょうど夏休み中のこととて、リュック姿の一人旅の青年や、ハイキングの格好をした家族連れなどが三々五々はいってきては見学して出ていっていましたよ。 あ、そうそう、一日結婚式がありましたので、その日はもちろんどなたも入れなかったでしょうけれども。 その教会は、裏のチャーチヤードに崩れかかった墓石が立ち並び、野の花が咲き乱れ、見渡す限りの草原に、フットパスが延びているのが見えている、本当に小さな村の教会でしたが、それなりの歴史があり(10世紀ごろに建てられた)みな勉強して見学に来るようでした。 ですから、大丈夫だと思いますよ。 もっと詳しい方からのレスがあるといいですね。 よいご旅行になりますように! (ちなみに、このケントに行きましたのは8月の最終週でしたが、すっご~く寒くて、フリースの上着が必要でした。)
毎晩、オリンピック観戦で眠いです~ h.y.さん、おはようございます。 いろいろ悩まれているようですが、後から振り返ると迷ったり悩んだりして いる旅程作成時期が一番楽しかったりしませんか?!(私はそうです♪) 英国は本当に色々な顔を持った国なので、奥が深いですねー。 決して現在のイメージのよい時代ばかりではなかったでしょう? 対中国(清朝時代)に関しては無法の限りを尽くしていますし、南アフリカ でもアジアでも、対アメリカでもかなりな極道ぶりでしたし。 国を人にたとえるなら、18-19cの英国は粗野な20代男子みたいなもんだった のでしょうね。 現在の英国はかつてのヤンチャぶりなど「誰の話?」みたいな涼しい顔して しらばっくれる30~40代のマイホームパパといったところでしょうか。 非常に景気もよろしいようで、20年前のどんより具合からすると格段の 違いを感じます。(経済格差は広がっているようですが) ポンドが強すぎて、年々旅行がしにくく感じられます・・・。 「今の英国」はそんなヤンチャで粗暴な時代の流れの先にあります。 15cの英国なんて、欧州のみそっかす、どうでもいいようなダサイ国扱い でしたから。・・・出世したものですね~~。 善も悪もあって、今の英国がある。 風景式庭園も豪壮なカントリーハウスも、地方の一教会も英国のそんな 歴史と無縁ではないと思われます。 どうぞ、見られるだけ目を見開いて、見てきてください!! そして、少し疲れてしまったら庭のベンチでゆっくり座って休んでください☆ -- 英国は大好きですが捕鯨反対運動(グリーンピース)には断固反対!の七生でした。 (旅行に関係ない雑談でごめんなさい)