ザルツブルク周辺は絶景の観光地がメジロ押し 5日目はザルツブルク終日観光で連泊。 6日目は郊外(バス、列車とも1時間)のベルヒテスガーデンへ。ドイツ領ですが、ミュンヘンから遠く、ドイツ旅行でなく、オーストリア旅行で行くのが一般的です。時の最高権力者ヒトラーやナチス幹部が別荘を構えたドイツ一の景勝地、高原避暑地です。ヒトラーの山荘鷲の巣やドイツ一美しい山の湖ケーニッヒ湖(湖畔に泊まるといい)があります。泊 7日目 ローファーへ。マッターホルンそっくりの高峰が4つ並ぶ絶景地です。ツエル・アム・ゼー泊 8日目 日帰りツアーでオーストリア最高峰(富士山とほぼ同じ高さ)グロースグロックナー・アルプス高山道路へ。 アルプス横断道路としては、スイスより上の絶景でアルプス随一と言われます。 翌日からは日本人に人気のチロル地方を旅します。 以下次回。
圧巻です。 具体的な行程例を挙げて下さり、ありがとうございます。 オーストリアって、こんなにも見所がたっぷりあったのですね。 ザルツブルグ、ウイーン、サウンドオブミュージック 音楽家そしてザッハトルテしか知らなかった私には ただただ圧巻です。 ありがとうございました。
チロル地方のお勧め地 オーストリアには英国とアイルランドを足した以上に見所があるかも知れませんよ。 100年ほど前までのオーストリア・ハンガリー帝国の時代は欧州最大の国でした。 チェコもスロバキアもポーランド(南部)、ハンガリー、ルーマニア(北半分)、ウクライナ(西部)、クロアチア、スロベニア、ボスニア、北イタリア(南チロル)もみなオーストリアのハプスブルク家のものでした。 その前の神聖ローマ帝国の代々皇帝(有力王家が選ぶ選帝侯)をハプスブルク家がほぼ独占した時代は、婚姻政策でスペインやその領土だった中南米、ベルギー、ナポリ以南の南イタリアなども領有し、日の沈むことのない帝国といわれました。 英国、フランスを除く、ヨーロッパのほとんどがオーストリアのものといった全盛期がありました。 そのときの富の蓄積が本国オーストリア各地に集中したので、「ヨーロッパの宝石箱」と呼ばれるほど必訪の見所が集中しているわけです。 オースリア一周お勧めコースの後半です。 8日目はツエル・アム・ゼーに連泊して9日目は左右にチロル地方のアルプスという絶景の車窓の中を、ヨーロッパで一番美しい村に選ばれたアルプバッハへ。泊。ここでゆっくりします。 10日目はインスブルックを経由し、チロルで一番深く、長い谷のエッツタールへ。伝統民俗も残るチロル一の景勝地です。 バスに乗りエッツかレンゲンフェルト(ウンターレンゲンフェルト下車)の村に泊まるといいかと。谷の奥のオーバーグールグルからリフトで双子氷河が見えるところまで登れます。 11日目はインスブルックから欧州車窓展望ベスト10区間のガルミッシュ(ドイツ)への途中にあるミッテンヴァルトへ。国境のドイツ側にありますが、ミュンヘンからは列車で2時間弱もかかるので、40分で行けるインスブルックから行くのが一般的です。 この事情はベルヒテスガーデンと同じです。 アルプス山中にあるバイオリン造りの町で、郊外の4km(タクシー10分)のBuckelwiesenはお花畑の周囲360度がアルプスという絶景です。街中かここに1泊。 12日目はインスブルック泊、13日目は特急列車で4時間20分のウイーンにもどります。泊。 これで13泊14日のオーストリア一周の旅が終わります。 インスブルックには泊まらず、半日観光程度で、エッツタール連泊もいいかと。
ミッテンヴァルトの画像です https://www.google.co.jp/search?q=buckelwiesen&biw=1366&bih=618&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=DcdNVLvmFYzX8gXwwYLoBw&sqi=2&ved=0CB8QsAQ 直接出なければ、画像集をクリックしてください。 前回、今回お勧めした地も検索され、行きたいと思ったら、旅程に加えてください。 オーストリア一周には列車乗り放題のユーレイル・オーストリアパス(10日用)が便利だと思います。 1ヶ月のうち、好きな10日に利用できます。ウイーン滞在や連泊の中日は使用しないことになります。