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なぜ、走っていないのでしょう。

公開日 : 2006年02月12日
最終更新 :

そんなに、鉄道に乗るわけではないけれど、またまた疑問が。。。

快適で早い、フランスのTGV、ドイツのICE、これらは隣接の国々にも、はみだして走っている。
そして、私はまだ乗ったこと無いけど、スペインにはタリス。

そこで、ふつふつ湧く疑問。
何でイギリスには無いのか。冬季オリンピックやっているイタリアも無いのか。
まあ、イタリアはアバウトだから、あんな早いのが走ったら危ないというのも判るけど、
ジェームスワットのイギリスは、どうして走らないの?


イギリスは地形も緩やかだし、導入し易いのに、
馬車より早い乗り物は、紳士のお気に召さないのか?
どう、思います???

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4件のコメント

  • 06/02/12 21:49

    Re: なぜ、走っていないのでしょう。

    イタリアにはES Star(Eurostar Italia)と呼ばれる高速列車(最高速度300km/h)があります。イタリアの鉄道事情にはあまり詳しくありませんが、Roma~Firenzeなどは駅周辺を除き高速列車専用線を走行していたはずです。

    またスペインで運行している高速列車はAVEですね。

    イギリスの場合、在来線の高速化は比較的早い時期に行われており、1970年代には最高速度200km/hの列車(IC125)の運行が始まっています。また1990年代前半には最高速度225km/hの列車(IC225)が東海岸本線(現GNERのルート)で運行を始めています。ただ国家プロジェクトとして高速列車の開発は行われてこなかったため、その後は諸外国に大幅な遅れをとりました。

    IC125は幹線系統を中心に活躍の場を広げましたが、インフラ(線路・信号設備など)にいろいろと問題あるため実際の最高速度はこれより低く抑えられています。

    イギリスの鉄道は分割・民営化の際に運行会社(GNERなど)とインフラ管理会社(Rail Track)に分離されました。ところがずさんな管理体制のために、インフラ整備が図られるどころか現状維持すら困難を極め、旧国鉄時代より列車の遅延や運休が目立つようになりました。そして財務状況も悪化し約3年前に倒産してしまいました。その後インフラ管理は新たに設立されたNetwork Railによって行われています。

    今後国内路線に関しては、在来線のインフラ強化(路盤や信号設備の改良)と加速性能に優れた新型車両の導入により所要時間の短縮を図っていくようです。
    インフラに関しては東海岸本線に比べて整備が遅れていた西海岸本線(Virgin West Coastのルート)のインフラ強化工事が、2001年から5年以上の歳月をかけて行われています。
    僕が住んでいた頃のVirgin West Coastは電気機関車牽引のため加速性能が悪く遅延が目立っていましたが、2003年~2004年にかけて加速性能に優れる新型電車(Pendolino)に全て置き換えられました。その結果、所要時間の短縮化が実現し遅延も減少したようですが、新型電車の能力を最大限に発揮するためにはインフラの更なる整備が不可欠なのです。

    実はイギリスにも高速専用線があるのですが、その話は次回また。

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    06/02/12 22:36

    詳しい説明、感謝。

    そうですか、イタリアには高速線があるんですか。有名じゃ無いので、知りませんでした。
    イギリスも、そんな事情でしたか。

    私が一度だけ、乗ったイギリスの列車は、アルバムを見たら、
    1993年、コッツウォルズの旅に行くため、バース駅でレンタカーを借りるために、列車に乗ったのでした。

    古い体験をもとに、その後のイギリスでの高速鉄道の話が、ぜんぜん聞こえてこないので、
    鉄道発祥の国が、何故だろうと、そんな疑問を持ちました。

    でも、こんな説明を聞けて、ありがたい。感謝です。

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  • 06/02/12 12:12

    ふ~ん、、

    イギリスって、線路ガタガタなんですか?知らなかったなー。

    といっても、イギリスもあちこち行っている割には、
    私が電車に乗ったのは、ゆいいつロンドン~バース、だけ。
    ガタついてたかどうか、分からない。

    そして、ロンドンオリンピックに合わせて、高速化の計画あるんですね。
    1964年の東京オリンピックと、同じだなー。

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    がたがた

    皆さん、こんにちは。
    そう、イギリスの線路はがたがたです。
    これはメンテが悪いせいです。
    国鉄が私鉄に分割されたときに、経費を小さくするためにメンテナンスを別会社に委託するようになりました。
    それに伴って質が低下したといわれています。
    ヴァージンアトランティックの列車版がイギリスにあるのですが、この会社は既に高速列車を購入して使用の許可を求めていますがメンテの遅れでまだ許可が下りていません。確か、イタリア製だか(はっきりしません)カーブを曲がるときに斜めに傾いて、スピードが出せるものらしいです。(ちょっと怖いかも)
    最近は主な事故の原因がメンテ会社のせいだと露見したことで鉄道会社にメンテ部門を作るなどの見直しが図られています。

  • 近々、整備されると聞いています

    ロンドン・オリンピックに合わせた整備の一貫として、高速鉄道は、日立が受注したとか、受注する見通しだとか、つい最近の日経か朝日で読みました。

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  • 線路ががたがただから、危ないよ

    鉄道民営化で上(車両)と下(線路)も
    切り離して30社に分割民営化して、
    保線が行き届かず、線路はがたがたです。
    しょっちゅう、脱線事故があります。

    新線を作らないと、高速鉄道は危ないよ。

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