訂正&補正---ベトナムの陸路での国境通過時の手数料について

現在陸路でのベトナム入国の際は基本的には時間外手数料もその他の手数料も要りません。これは中国との間の陸路での国境通過の際も同じです。また以前入出国の際に窓口で出していた<入出国カード>も現在はいりません。結局日本人で15日間のビザなし滞在ならパスポートを提出してスタンプをもらうだけです。そのほかに何もいりませんからいたって簡単です。

ただビエンチャンからフエに夜行バスで行くときなどは国境を越える際手数料もどきを取られます。なぜかというと国境が開くのが朝7時からですが国境越えする人間や車がいつも多くて国境手前で朝早くから人や車が待機しているのでイミグレが公のオープン時間より早めの朝6時ごろからパスポートなどのチェックの仕事を始めます=早めにやってくれます。

つまり国境ゲートが開く=イミグレの業務が始まる7時前にパスポートチェックなどの仕事をやってもらうためにいわゆる時間外手数料が要るわけです。時間外特別作業手数料といったところです。そして窓口にはそれまで待っていた人やドライバーが一度に大勢押しかけて込み合いますから個人でパスポートにスタンプをもらうのは大変です。

しかしうまくしたものでバスの中にブローカーのような男がいて皆のパスポートを集めて代わりに面倒な仕事をやってくれます。この手間賃(30000Kip=日本円で300円くらい)を惜しんで自分で窓口にパスポートを出してスタンプをもらおうとしたら混み合う窓口にずーと張り付いていなければなりませんからたいへんです。

経験のためにためしに自分でトライしてみるのはいいですがいいことはあまりありません。下手したらバスにおいていかれてしまいます。なぜなら皆ほとんど金を払ってブローカー(代行男)に頼むからです。だから全部代行男に任せてイミグレの周りで寝不足なあたまでボーとして待っていたほうが得策です。このあとまだ先は長いですから。

ということでかなり以前にはベトナムの陸路の国境で賄賂まがいの金を要求されたことはありますが今はベトナムのたいていの陸路の国境では手数料は時間外も含めて要らないのですが、上記のように特定の国境では楽してスムーズに国境を越えるためのイミグレと代行男に払う必要経費が要ることになりますがこれはタイやカンボジアの国境でずうずうしく要求される賄賂とは違いますね。

以上です。

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