ご挨拶 ぼうふらおじいさん、こんにちは。 旅の大先達である大先輩にご挨拶申し上げる機会を得、恐縮に存じます。 (私もかなり歳をとっておりますが。) この「地球の歩き方・教えて!旅のQ&A掲示板」への貴方のレスポンスの数々、今最初から拝見しているのですが、なかなか読み終えることができません。 それにしてもスイスの隅から隅まで、そして最新の情報、…驚くばかりで、敬服の念に堪えません。 私は山歩きが好きで、スイスの山も歩きましたが、途中からイタリアの山の方に多く行くようになりました。アオスタ谷も好きですが、南チロルの山(ドロミーティだけではありません)が好きです。スイスに比べて、高い山の魅力という点では劣りますが、山とそこに住んでいる人との調和した姿がすばらしいと思います。また、親切で居心地がよく、食事が美味く、高くないホテルの数々、病みつきになりました。 スイスの山に殆ど行かなくなった理由はホテル代の高さもありますが、日本人に会いたくないということもあります。 最初に行ったのはグリンデルワルトですが、二度目にここを訪れた時、ユングフラウヨッホへの登山電車の日本人専用車両や、日本人向けの観光案内所を見てびっくりしました。(この時はグリンデルワルトには泊まらなかった。) スイスではグラウビュンデン州の山が好きです。一昨年の夏、十数年ぶりにミュスタイアの谷から入って、シルス・マリアで滞在しました。この辺り、マロヤ、シルヴァプラナ、サメダンと滞在したことがあるのですが、このエンガディン地方、実に心の落ち着く所ですね。 あと、グラウビュンデン州では高い谷、Avers tal が強く印象に残っています。(ここは佐貫亦男が何度も訪れた所で、彼はここを「私の天国と言っています。) ヴァレー州の山では、ジナール(チナール)、アローラ、そして日本人にはまず出会うことのないバーニュ谷、フェレ谷など心に焼き付いています。 スイスの山を語ると止まりませんね。 失礼いたしました。 ぼうふらおじいさんのこの掲示板へのレスポンス、毎日楽しみにしております。