ツアーの定番コースといってもピンもキリもありますね。

Kasarovaさん

ツアーといいますが、個人ではなかなか泊れないホテルや、見ることのできない僻地を組み込んだリピータ向けのものから、これだけ廻ってこの値段、どうだ・・といわんばかりのツアーなどいろいろあります。

海外旅行に慣れない人相手に数集め専一のツアーはたいていこの類で目いっぱい詰め込んで安さが売り。某氏が言われる「定番」というのはこのタイプのツアーなのでしょう。

限られた日数にどれだけ詰め込むかが勝負のツァーの具沢山を定番というのなら、<それより個人の方が同じ日数でもっと寄れるぞ、大丈夫ですよ>とてんこ盛りを勧める個人旅行はそれなりに意味はあるのかもしれません。

なにしろ旅の原型はスタンプラリーといってはばからないのですから。

閑話休題

私なりのお答えは<やっぱりツアーというのはよほどのタイミングのよさでなければしょせんは<帯に短しタスキに長し>、それならいっそ自分で行くか・・・。でしょう。 でも歳を取ると何から何までみんな自分でやるのが面倒になります。 ツレの文句もだんだん無視しがたく、それならいっそ気楽にツアーに乗るか・・となりますが、いざ参加してみるとやっぱり旅の楽しさは<気ままさ>と気がつきます。 個人旅行ではことに触れあげつらって、文句三昧のおツレどのも旅の途中で次はやっぱり個人でとのたまいます。

日数と中身のバランスを自分で決められるのも良さの一つですが、この中身の基準を<これだけ詰め込んでこの日数でこの安さ>タイプのツアーに持ってくるかどうかは、ひとえにその人による・・ということでどうでしょう。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    11/05/09 21:32

    ご挨拶

    ぼうふらおじいさん、こんにちは。

    旅の大先達である大先輩にご挨拶申し上げる機会を得、恐縮に存じます。
    (私もかなり歳をとっておりますが。)

    この「地球の歩き方・教えて!旅のQ&A掲示板」への貴方のレスポンスの数々、今最初から拝見しているのですが、なかなか読み終えることができません。
    それにしてもスイスの隅から隅まで、そして最新の情報、…驚くばかりで、敬服の念に堪えません。

    私は山歩きが好きで、スイスの山も歩きましたが、途中からイタリアの山の方に多く行くようになりました。アオスタ谷も好きですが、南チロルの山(ドロミーティだけではありません)が好きです。スイスに比べて、高い山の魅力という点では劣りますが、山とそこに住んでいる人との調和した姿がすばらしいと思います。また、親切で居心地がよく、食事が美味く、高くないホテルの数々、病みつきになりました。

    スイスの山に殆ど行かなくなった理由はホテル代の高さもありますが、日本人に会いたくないということもあります。
    最初に行ったのはグリンデルワルトですが、二度目にここを訪れた時、ユングフラウヨッホへの登山電車の日本人専用車両や、日本人向けの観光案内所を見てびっくりしました。(この時はグリンデルワルトには泊まらなかった。)

    スイスではグラウビュンデン州の山が好きです。一昨年の夏、十数年ぶりにミュスタイアの谷から入って、シルス・マリアで滞在しました。この辺り、マロヤ、シルヴァプラナ、サメダンと滞在したことがあるのですが、このエンガディン地方、実に心の落ち着く所ですね。

    あと、グラウビュンデン州では高い谷、Avers tal が強く印象に残っています。(ここは佐貫亦男が何度も訪れた所で、彼はここを「私の天国と言っています。)

    ヴァレー州の山では、ジナール(チナール)、アローラ、そして日本人にはまず出会うことのないバーニュ谷、フェレ谷など心に焼き付いています。

    スイスの山を語ると止まりませんね。
    失礼いたしました。
    ぼうふらおじいさんのこの掲示板へのレスポンス、毎日楽しみにしております。

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