レポート

イタリアの今

公開日 : 2020年03月17日
最終更新 :
退会ユーザ @*******

ヴェネト州在住です。現時点で医療崩壊が起こっているのはミラノが州都のロンバルディア州のみです。ブレーシャやベルガモといったミラノの周辺都市での感染者が急激に増加しているからです。他の州も当然のことながら対応に追われていますが、崩壊まではいたっていません。時間の問題かもしれませんが。医療現場で働く人達もボランティアの方々も必死で尽力しています。楽観的な見方では北部は今後徐々にピークに向かい、南部での感染者増加が懸念されています。

薬局と食料品店以外は全土でクローズです。バール、レストランはもちろん美術館、教会、学校、ショップもです。ホテルもクローズするところが出始めています。挙式や葬儀も禁止されています。自分の家から外出する時は理由を明記した自己申告書を携帯し、検問に合って正当な理由と認められない場合は罰金や禁錮刑にもなります。公園等の屋外を散歩するのも大勢の人が集まるとして禁止になりそうな状態です。

この状態は少なくとも4月はじめまでは続きます。他のEU諸国でも感染者が増加しているため、EU政府はEU圏外からの渡航者をストップする方向に動いています。

日々、刻々と状況が変化するのでゴールデンウィークの頃にどうなっているか予想が難しいというのが事実です。

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1件のコメント

  • 薬局と食料品店以外は全土でクローズです。

    おみせにものはありますか?

    パニック買いがLAではひどいです。

    https://www.youtube.com/watch?v=zCXj8cLhkBg

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    退会ユーザ @*******
    20/03/18 01:08

    普通にあります

    政府がモノの流通を保証したので、買い占めは起こっていません。ミネラルウォーターは品薄のようですが、その他は普段より少々多めに買う程度で済んでいます。ただし、大都市のスーパーでは入り口に係員を置いて、入場者数を制限しているところもあります。