過去の私の投稿を見てる人は分ると思うけど、どこに行ってもお酒がないとやっていけない。(日本では日中から飲むことは休日以外はしないが、外国では平日でも日中から飲む。)昨年は香港に4年ぶり、シンガポールに7年ぶりに行ったのだけと、お酒の値段が高すぎて、ついていけない。・・・
香港はいつも行っていたビアパブに行くと、ギネス1パイントが88HKD(1200円)もする。最近はクラフトビールブームとかでキルケニーも置いて無く、よく知らないクラフトビールが80HKD。・・・・・次の日に行ったワインバーではグラスワインが一番安くて110HKD(1500円)するというので、ボトルの安い分に切り替えた。(店のチョイスもよくなかったのだけど。・・・)
シンガポールに行った初日、チャイナタウン近くの飲み屋街のクラブロードでどこのバーに入るか物色したのだけど、ビール1パイントが14SGDというのが最低でそれより安いところはない。ええいここだ、と入ったところは、一番安いのがスーパードライ1パイント14ドルで、仕方が無い、それを頼んだ。何でシンガポールまで来て1パイント1100円のアサヒスーパードライを飲まないといけないのか・・・。鳥貴族だと中生(500mlくらいはあるんだろうか)のプレモルが321円なのに。
街をあるいていると、サイゼリヤがあった。グラスワインが3.99SGD。日本の3倍以上である。が、人は一杯入っている。(みんながワインを飲むわけではないだろうが。)
ちなみに香港は関税なし、酒税あり、シンガポールは関税も酒税もある。そうはいってもシンガポールでも酒税込みの値段でみんな繁盛しているはず、である。最後の飲み屋はLoof Roof top bar(シンガポール人もRとLの発音の区別がしにくいからわざとこんな名前にしているのだと思うが)だったが、ここではハッピーアワーで18SGDのプロセッコが10SGD、同じく16SGDのソービニョンブランのグラスワイン7SGDになるというので、ハッピーアワーに行くことにした。
そもそも16SGD(=約1300円)のグラスワインていうのは・・・・東京だと下手するとシャンパーニュが飲める。元値18SGDのプロセッコを飲みながら、アジアの中で日本はいつからこんな物価の安い発展途上国になってしまったんだろう・・・とちょっと涙腺が緩んでしまった。円安だから、と言う人もいるが、110円というのは私的には円安と言うほどのことはなく、160円くらいだとさすがに円安の気がするが。
お酒に限らず、日本の物価の安さは外人観光客を引き寄せる一番の要因なのか・・訪日客3000万人突破のニュースを見て改めて思った。