ルイヴィトン本店で買い物をする予定です。例えば15万と10万の商品を買った場合、関税の事を考えると一つを免税してもう一つは免税手続きをしないほうが特ですか?
現地価格 現地パリで購入するヴィトンは物にもよりますが、免税してもらうと大抵、日本定価の3割以上は安くなりますので、日本で関税払おうが、断然お得です。 免税手続きは必ずパスポートを持参しなければなりませんので(コピー不可)お忘れなく。
EU(おフランス)の免税と日本の輸入関税とを混同している まず、おフランス側には下限はあるものの上限は(実際にはあるのかも知れませんが)ありません。ですから、LVの店(本店だろうが支店であろうが全く同じで、本店なら大陸客ばかりでしょう)では両者とも免税対象です。 一方、ここで、免税を受けても、帰国のさいに、免税枠を一部超えるので、安いほうに課税されます。申告しなければ関税法違反*になるのでご注意を。 なお、課税は市場価格ではなく、6掛けの9000円です。それでも、5000円以上はお得でしょう。 *関税ほ脱犯 偽りその他不正の行為により関税を免れる行為等(関税法第110条) 【10年以下の懲役若しくは1,000万円(*)以下の罰金又は併科】 * 罰金の調整規定=ほ脱額等の10倍まで 未遂も同罪
特(得)になりません フランス国内で製造販売の商品には付加価値税(VAT)が20%課税されています。EUから出国の際の免税手続きはこの付加価値税分で、帰国の際に日本が課税する税金は免税となりません。 フランスでの市場価格10万円と15万円の2品購入では10万円の商品に15%の税金が課税されます。 (単価が1万円超で合価20万円超える場合は申告要) http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/zeigaku.htm 100,000 × 0.15 = JPY 15,000・・・空港で支払 (正直に申告した場合) VATの還付は手数料が引かれ16%位がクレジットカード口座に戻入 100,000 ÷ 1.2 × 0.16 = JPY 13,330・・・銀行口座振込 EU出国の際両方免税手続きしなければ特(得)になりません。