ユーレイルパス、一日何時間乗ればモトをとれる?

乗り放題の一日券が4440円、しかも夜行列車がオマケにもなる!

Willowyckさん、こんにちは。
先ほどパスの効用に夢中になりすぎてWillowyckさんの固有の旅行事情に斟酌できませんでした。
Willowyckさんの場合は3ヶ月間くらいの旅行なのでユーレイル・フレキシーパスの15日間を求めるといちばんコストパフォーマンスは良いと思います。
これは分かり易く言うと鉄道パスの一日券が15枚あって、それを2ヶ月間で使えばいいというものです。
しかもこの一日パスは夜行などに乗る場合は前日の確か20時から使い始めて翌日23時59分まで使えるので、例えばパリからミュンヘンまで夜行で行って昼のうちにミュンヘン観光を終えたらその日のうちにウィーンまで行ってしまおうとか、フュッセンにお城を観に日帰り旅行しようといったことまで出来ます。
(夜行列車は始発駅を21時～23時頃に出ます)

このパスも25歳以下だとユース料金で2等のものが使えるので66600円、一枚当たりが4440円なのでこれより高い距離を移動する日にだけ使えば完全に元が取れてお釣りがきます。
もしWillowyckさんが26歳以上でしたら一等のフレキシーを買えばいいのですが、(ボクは一万円違いだから25歳以下でも一等を勧めます)一等なら、みどぴょん♪さんが言っているように夜行はあたかもクシェを取ったように快適に眠れるし、昼間使うときもちょっと良い気分だしヨーロッパの別の部分も見えることもあります。以下に詳細がありました。
http://www.arukikata.co.jp/travel/europe_rail/jp/eurail.html

まあパスについては知れば知るほど価値が上がります。もしWillowyckさんの大雑把な旅のイメージでもお聞かせいただけれるか、鉄道旅行についてご質問でもいただければ、いくらでも詳細について話すことができます。
いい旅を!

私も悩んでいます

ユーレイルパスのお話、興味深く拝見させていただきました。
私も来月に行くヨーロッパ旅行で同様のことで悩んでおります。

先月イタリアを2週間程旅してきましたが。この時はユーレールパスは買わずにICで5大都市+αを旅しましたが総額で110ユーロ程度。結果としてユーレールパスを買わなくてよかったのでした。
来月はスペイン・ポルトガル・北アフリカを中心に1ヶ月程旅する予定ですが航空券がロンドン往復しか取れなかったのです。(マイレージの無料航空券なんで仕方ないですが・・・)せっかくなんでフランスとかも少しは覗いてこようかとは思ってはおりますがロンドン～スペイン間の移動を考えるとやはりユーレールパスの方がお得でしょうか?
この15年、アジアばっかり旅してきたものですからヨーロッパの物価や事情が今ひとつ分からず悩んでいます。便乗レスで恐縮ですがアドバイスをお願いします。

パス経験者からのパス懐疑論

片道切符の捨てどころさんこんばんは。

　パスは元が取れるか?というのはけっこう難しい質問ですね。。。ボク自身ユーレイルパスを含めてパスの類は幾度となく利用したことがありますが経験上通常の旅行でしたら使う必要性は低いというのが持論です。なおここでいう「通常の旅行」というのは大まかに言って2日に1日は長距離の移動を伴う旅行をするというスタイルです。

　TGVやESスタータリスAVEといった高速鉄道は原則として予約義務ですから窓口に並ぶ必要がありますよね。こういった予約義務のある列車に一切乗らないというのであれば別ですが現実問題としてそいういった旅行スタイルは考えづらいのでは。また夜行列車でも座席車両でなくクシェットや寝台などですとパスホルダーでも数千円単位の追加料金がとられることはご承知だと思います。また長期間の旅行だとパスの紛失・盗難といったリスクも考慮する必要があるでしょう。

> まず長距離切符を買う場所を何人もの人に聞かなければなりません。

> そこにはおそらく長い行列が出来ています。ようやく自分の番が来て> 紙にローマ字で書いておいた行き先駅名や乗りたい列車の発車時間を> 見せると、それは何番の窓口に行きなさいと大抵の場合言われます。

ボクは15年ほど前からヨーロッパ鉄道旅行をしていますがこういった経験はほとんどありません。大きな駅なら窓口なんてたくさんありますしたわいまわしにされたという経験もほとんどありません。人数と出発時間行き先などを単語で羅列できればほとんどの場合伝わります。初心者でもチケットを買うのはそれほど難しいことではないでしょう。

　またユーレイルパス圏内のヨーロッパ諸国を旅行するに当たって予約義務となっている高速鉄道を一切利用しないという旅行スタイルは現実的には考えづらいと思います。また夜行列車もクシェットや寝台だと予約が必要です。したがって通常の旅行でしたらパスを持っていても窓口に並ぶことはけっこうあると思います。またこういった高速鉄道を積極的に利用しないと元がとりにくくなる可能性もあります。

といってもパスの有用性を完全に否定するものではありません。毎日のように移動するような旅行スタイルであればパスを持っていた方が安上がりになる可能性は高いですし。

takochan : tako-chan@mvb.biglobe.ne.jp

パス(周遊券)は旅を快適にストレスなく続けさせてくれる魔法の切符です。

この掲示板には「パスは元が取れない」とことさらに囃し立てる方がいますが、パスを使ったことがない人の声です。
もちろん損得をいえばある程度の距離を期間内に乗らなければお得にはなりませんが、パスは外国人旅行者の特権で(ユーレイルパスはヨーロッパの人は買えない)、ヨーロッパの鉄道の仕組みやヨーロッパ言語が十分ではない方のために特別に用意されたものです。
ですから、パスの第一の特典は、ヨーロッパ鉄道旅行の要領やフランス語やドイツ語が分からない人でも何の問題もなく鉄道旅行が楽しめることです。
実際フランスやイタリアで国際線の、あるいは長距離の切符を買う手間暇は相当なものです。日本にある緑の窓口のような分かりやすいシステムにはなっていないので、まず長距離切符を買う場所を何人もの人に聞かなければなりません。
そこにはおそらく長い行列が出来ています。ようやく自分の番が来て紙にローマ字で書いておいた行き先駅名や乗りたい列車の発車時間を見せると、それは何番の窓口に行きなさいと大抵の場合言われます。
そして一からやり直し・・・極端に聞こえるかもしれませんが、言葉が分からない、あまり余分な時間もないという旅の身になってみると、パスはお金の節約と同時に切符を買う心配とその時間を一切なくしれるのが最大のメリットなのです。

パスを否定する人は予約や急行券のために並ぶから同じという方がいますが、実際にユーレイルパスを使い慣れていない方の発言です。
予約を取れば確かに同じ面がありますが、パス所有者はあまり座席指定をしません。それはヨーロッパの列車に乗り始めると、座る席がないなんてことにまずならないことを知ります。
そして特急券の類ですが通常のICなどの特急料金はユーレイルパスなど外国で発券する乗車券(普通の区間チケットも同じ)にはいわゆる“速達料”の類は乗車券に含まれています。そんなこともあって、いわゆるユーレイルタリフというドル建てのタリフは現地で調達する同じ区間のチケットよりやや高くなっているのも事実です。

長くなりますからこの辺で止めますが、とにかくパスについてお聞きになりたいならパスを使ったことのある経験者からお聞きになることをお勧めします。
それではいい旅を!

ヨーロッパは宿泊費が高いので、それとユーレイルパスとの見合いなんですよ。

Willowyckさん、どーも。

いまエクアドルですか、いいですね。
僕もリマのホテルスークレには一泊だけお世話になりましたよ♪

さて、ヨーロッパ周遊の話ですが、
普通は3ヶ月もヨーロッパを走り回ったりしません。

走り回るのは一ヶ月がせいぜいですね。

世界一周ですから、多分ヨーロッパからアジアへ入るのでしょう。

すると、
南米からスペインへ飛んで、しばらくノンビリして、
次にヨーロッパを一ヶ月程度ガンガン回って、
そのあと東欧で沈没して、イスタンブールからアジアへ、
のコースが普通です。

南欧、東欧(中欧)は、その場で切符を買って移動した方がいいです。

物価の高い西欧、北欧で、列車で寝て移動すれば、元は取れますよ。

僕が21日で、北はフィンランドから、西はポルトガルまで
走り回った記録があります。
　　　↓
http://worldtraveller.hp.infoseek.co.jp/europe/eurailpass.htm

>>いったい、一日何時間乗ればモトをとれるのでしょうか?

元を取るには、
列車で寝て、船で寝て、昼間観光して、また列車で寝る、
この繰り返しをすれば、確実です。

みど