レポート

グアム秘境トレッキング(パガットケープ)

公開日 : 2016年06月29日
最終更新 :

グアム旅行四泊五日のうち、二日目三日目はダイビング、四日目に秘境トレッキング(パガットケープ)へ。

どこのツアー会社にしようか迷いに迷って今回採択したのは、グアム在住日本人女性の会社、アイランドジャーニーネイチャーツアーさん。

チャモロ人男性スタッフも数名いるけど、今回はその女性が案内人。
どうやら、スタッフ皆お仕事大好きで取り合いになるらしく、今回は他スタッフに依頼があったことは内緒にして社長が出てきたらしい。最近行けなかったから行きたくて!って言ってた。
ある時は、スタッフが皆行きたがって、客4スタッフ2に、我慢できず追いかけてきたスタッフが加わって、客4スタッフ3になっちゃったとか(笑)
仕事として義務的にやってるか、本当に好きで楽しみながらやってるか。後者だからこそ、楽しめると思う。

ガイド女性は、とても明るくて話しやすく気配り上手。
観光客の置き土産(ゴミ)を道すがら回収し、遺跡の落書きを見て「後でタワシを持ってきて落とさなきゃ」と嘆くような、素敵な人。
グアムの歴史についての話もとてもわかりやすく、グアムの見方が変わった。
チャモロ人の生き方・考え方は、心を洗われる話。世界中の人がチャモロ人だったら、たぶん戦争なんて起こらない。

途中、フロンティアツアーの人達とも遭遇。
あちらはチャモロ人ガイドさん。
段差の大きいところに、わざわざ重いブロックを持ってきて通りやすくしたり、自然を荒らす観光客への注意看板を作ったり。
その人も、自然大好きで守る活動をしたり、観光客への思い遣りに溢れる、素敵な人。
キャンセル客があったからと、チャモロ伝統の頭飾りをプレゼントされた。


秘境トレッキング遂行会社は現在4社
①アイランドジャーニーネイチャーツアー
②フロンティアツアー
③URエクスプロアー
④ラムラムツアー

パガットケープのお値段は
①②が85$、③④が110$
行程も用意してくれる道具も同じなので、価格差の理由は不明。

個人的な見解としては
①②はグアムの自然が大好きな人達が、秘境の素晴らしさを多くの人に伝えることでアメリカの軍用地として自然破壊されないように守るため&自分も楽しむため、にやっているからその価格。という感じ。
③④は大手会社が営利目的重視でやっていて、日本人ならその値段でも会社ブランド(○○さん監修、とか)で人が集まるから、お値段高め設定にしている感じ。


また行くことがあったら、アイランドジャーニーさんに別ルートで申し込もうと思う。

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1件のコメント

  • ありがとうございます。 (何かちょっと宣伝っぽいけど)

    わたしらはグアムにいったことないので、このようなところもあるの知らなかったです。 パガットケープ(P)じゃなくて パガットケーブ(V) ですね。  その場所自体の説明がなくて、なんだかわからないので、 検索してみたら Cave 中に海水の入ってくる洞穴のようなところなのですね。  そこで泳げるようだけど泳ぎました?

    わたしは昔から日本人は大陸系の人(中国 台湾 ベトナムとか)より 海洋系の人(フィリピン インドネシア ハワイとか)とのほうが相性がいいと思ってます。 これは血のせいでしょうか? たぶん海洋系の人のほうが、大陸系の人のように余いじめられた歴史がないので、めでたいたいだけかもしれないですが。

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    16/07/03 21:13

    読み返すと、確かに宣伝ぽいですねw

    返信ありがとうございます

    行こうとしてツアー会社を迷ってる方の参考までに、と書いたのですが
    自分で読み返したら、確かに怪しい宣伝ぽくなっちゃってましたw
    ツアー会社同士のいざこざ等も少し聞いたので、ちょっと肩入れしたくなったのも事実ですが、ただの一観光者ですよ~

    パガットケーブ!ブ、ですね 間違えた

    鍾乳洞に水が溜まり真水のプールが出来た場所。ですので、鍾乳洞によくある、石灰石が上下に伸びて繋がった部分と、繋がる前に水が溜まり繋がる前の状態の部分が混在しているので、水に入った後は気を付けないと下から延びかけた石柱に膝を打つので注意が必要です。←油断して膝強打、痣作りました

    泳ぎましたよー
    タイミングが良かったようで、私のグループで一時貸切でした
    水深は一番深い所で約2M程度と推測
    ライトを付けて、全体を眺めると水が青く見えてとても綺麗です
    水に石を投げ入れると、綺麗な波紋が広がり、壁に当たった波紋が返ってきて、幻想的な光景が見られます
    貸切状態の時にしかできませんが、ライトを消すと、完全な暗闇にピチョーンと水の滴る音だけの空間になって、怖いような不思議な空間になりました。
    私は発見できませんでしたが、小魚・海老が生息しているらしいですよ。

    仰る通り、海の水とも繋がりがあり
    海の満ち引きで水深が変わるらしいのですが
    海水が辿り着く前に、地層で塩分等は除去されるらしく、塩味は全くしませんでした

    ツアー行程を簡単に書きますと
    普通の道路脇から獣道のような所に入り
    赤土の道→森林→険しい下り道→洞窟→真水の天然プール→緩やかな下り道(チャモロ遺跡が点在する)→海(昼食)→帰路(登り道)

    下り登りの道のイメージは、鳥取にある三徳山投入堂への道と、京都にある貴船神社から鞍馬寺までの山越え道、を足したような感じ?ですが、そこよりは楽な行程かと

    昼食は、ゴツゴツした岩場の岸壁上で
    マリアナ海溝を望めます
    海亀の通り道になっているようで、私が行った日も海亀を見れました。前日もいた、との話でしたので遭遇率高いのかも。
    よーく探すと、小さなハート型の穴が空いている岩がありますので、なかなか良い写真が撮れます

    あまり虐められた歴史がない、と書かれていますが
    グアムは、スペインに占領(管理しやすいよう宗教に強制加入、従わなければ虐殺)され、その後アメリカに統治(国土整備・学校等を作った)され、太平洋戦争で日本に占領(凄惨な虐殺)され、アメリカに返還されました

    グアムにとっての日本は、侵略・虐殺をした最低の国であるのですが
    昨今の日本人観光客の、群を抜いたマナーの良さから、昔の日本人と今の日本人は異なることを理解し、過去の恨みをぶつけても無意味だから、その凄惨な歴史は許そう、という思考のようです

    やられたらやり返す、という言葉がありますが
    チャモロ人からすると、やり返した先に矛先となる人物以外にも波及する被害があるのだから、それはやっちゃダメ。相手が引き下がる・反省したなら、それでいいじゃない。という考え方になるようです。
    揉め事を嫌うチャモロ人の考え方の根底は「許し」なんだと、聞きました


    本当は、旅スケのほうに写真付きで投稿したかったのですが、なぜか出来なくて
    スマホからだと、写真を載せられず
    パソコンじゃないと、ダメなんですかねぇ



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