Re: 興味深く拝読しました。

長文を読んでいただきありがとうございます。

イギリスでは面白いルートを走る長距離列車があります。たとえば、Manchester-Birmingham-Oxford-Southamptonとか。ロンドンに近づくがあえて避けるような経路で、日本で言えば長野-前橋-小山-水戸のようなルートです。イギリスは分割民営化の様相が日本とはまったく異なり、地域ごとの分割×長距離列車運行会社なので、とても複雑で奇妙なルートの列車があります。JRは基本的に地域分割なので、鉄道会社をまたぐ列車はJR化後に激減しました。
ドイツにもMunchen-Frankfurt am Main-Berlinと三角形の2辺を行くようなICEがあります。JRだったらFrankfurtで2分するでしょう。

イギリスの鉄道で特徴的なのは、ディーゼル大国であること。例えばGlasgow-Edinburghは15分おきに快速列車がでていますが、電車ではなくディーゼルカー。しかもおもしろいことに平行して電化路線もありロンドンからの長距離列車は電気機関車牽引で走っています。黒煙をもうもうとあげて出発するディーゼルカーを見ていると、地球に優しくないなぁと思います。どうしてイギリスだけはディーゼル大国なのか不思議です。
さらに自動車用ディーゼルエンジンはメルツェデスなどがクリーンエンジンを出していますが、鉄道車両用はないのかねぇと思います。

日立CMのナレーションについては仰せのとおりと思いますが、一般には「電力」というより「エネルギー」と表現したほうが、わかりやすいのではないでしょうか。エネルギーは広義には電力を含みますので、間違いではないと思います。

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1件のコメント

  • ディーゼル車の多いイギリス

    スコットランドの牧草地を快走するときはいいけど、
    都会地の電化区間を走るのは不条理感がありますね。

    広軌で、空気バネなので、乗り心地は悪くないし、加速も
    そこそこいいですが。(エジンバラ駅のホームで爆音を
    立てております・・・・)

    パディントンでの事故があれだけ大惨事になったのは燃料
    油とアルミ車体が原因していることは、留意すべきですね。

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