とりあえず鉄道パスについて・・

niconicosonneさん

スイスパス類のシステムをスイストラベルシステムとかの地では言っていますが、これは本来車利用の観光客が第2次大戦後に急増して、鉄道利用客が激減、そのため欧州大陸外の観光客を誘致するために始まったシステムです。その対象は第一義的に英国、米国、さらに急増した日本を初めとするアジアでした。

したがって車で来られる観光客のためにはそれ以前から、一箇所滞在で周辺を車で動きまわらないお客にはSBBのREGIONALPASS,もっと狭い行動範囲の観光客用には、グリンデルワルド周辺ならユングフラウ鉄道パス、VIPパス、ツエルマットならピークパス、サンモリッツならエンガディンパスなどの地域パスが用意されています。 スイストラベルパスはこれらの地域割引パスを鉄道パスに大幅に組み込んで新しい海外観光客用の独自のスイスのシステムを作り出したものです。

話が長くなりました。つまり車で乗り込んだ場合は、登山鉄道、ロープウエイの割引だけでは元が取れないシステムです。

現地の狭い範囲のパスについては グリンデルワルドの日本語案内所 安東さんのHP www.jibswiss.jp
のパス類・・現地パスを検索してみてください。 ここの料金との比較も出ています。 

ご承知とは存じますが、スイストラベルシステムについては www.myswiss.jp でお調べになればその仕組みと損得の見当がつくと存じます。 原則として欧州域内の長期滞在者は少し前までは購入できませんでした。いまは パスポート提示でゲイト駅、空港駅で購入はできますが・・・。ファミリーカードのシステムが入ると多少微妙ですが、まず現地パスか、つど(特にツエルマットでは)買いがお得のはずです。

申し送れましたがスイストラベルシステムのパス類は主な対象が幹線ルートで、個別運賃がかさむ各地の登山鉄道、ロープウエイについては50%、ユングフラウ鉄道は25%割引・・。フレキシパスだと平均して一日あたり5千円ですので少し長い距離を車で走る人にはあんまりオトク感はないと存じます。

チューリヒ周辺観光、その他各地のお立ち寄り先は 当掲示板の過去レス(それも直近の)をご参照ください。

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1件のコメント

  • ありがとうございます

    ぼうふらおじいさん様

    この度はご回答ありがとうございます。

    日本のガイドブックを中心に調べていましたので、スイスパスを欧州長期滞在者が昔は購入できなかったとは夢にも思っていませんでした。もちろん、ファミリーカードも入手できると思っていたので、教えていただいてとても助かりました。

    各地域のパスが存在することは何となく分かっていたのですが、具体的な料金が分からず、比較が出来ずに困っていたので、教えていただいたHPはとても参考になります。

    正直、ホテル探しの段階でギブアップ気味で、個人旅行をやめてツアーパックを探そうかとも思っていた所ですが、今回、教えていただいた情報を元に、もう一度頑張ってみようとやる気が出てきました。

    夏のスイス旅行には少々スタートダッシュが遅かったようですが、名峰達に会えるのを楽しみに下調べ頑張ります。ありがとうございました。

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