はい、3人です!

何故かイタリア人は知らないことでも「知らない」とは言わない人がほとんどです。プライドなのか、何か訊かれたら答えなくちゃいけないという強迫観念があるのか、はたまた何なのか、とにかく大抵何かしら答えてくれるのですが、それが正しい答えかどうかは...。
基本、親切な人は多いのですが、その場に複数の人がいて意見が違うと質問した人のことはほったらかしで、その場で議論が始まっちゃったり、いろいろあります。

昨年の夏は、シエナのバス・ターミナルで、フィレンツェ行きのバスがどれかと煙草休憩中のバスの運転手(乗る予定のバスと同じ会社の人)に訊ねたところ、思いっきり違うことを言われました(>_<)
一応言われた場所で待っていたら、全然違うところで大勢の人がゾロゾロ乗り込むバスを発見。怪しい!と思ってバスに乗り込む列の人に「フィレンツェ?」と訊いたらそうだと教えてくれたので列の後ろにつき、さらに乗り込む際にそのバスの運転手にも確認して事なきを得ました。

煙草休憩中だったバスの運転手、ただ単に思い込みで答えたのが結果的に間違っていたのか、休憩中に面倒くさかったのでテキトーに答えたのか謎のままですが、イタリアではよくあることです。

こんな感じで、ひとりに聞いてその答えを信用するとエライ目に遭うことも多々あるので、3人に訊いて答えが一致したらまぁ大丈夫と思ってください(笑)

バスの行き先表示も信用してはいけません。全然知らない街の名前が表示されていたのでパスしたら、走り出してから目の前で行き先表示が私の目的地に変更されて置いてきぼりを食ったこともあります。一時間に一本はバスがあるところだったし、最終バスではなかったので助かりましたが、それ以来、関係ないと思っても必ず運転手に確認しています。結構トラウマなんですが、実際によくあることらしいです。

イタリアの個人旅行はこういったアバウトさも含めて楽しむ心の余裕がないと辛くなってしまいます。

特に南に行くほど、悪気はないけど、いい加減度はUP、でもその分人情味もUPするみたいなので、余裕で乗り継げるはずの列車やバスに乗り継げなかったり、いろいろありますが、エライ目に遭った場合(昨年の旅行はそれこそ笑っちゃうくらいいろいろありました)でも、こういうところに書き込むネタが出来た!とトラブルを楽しむくらいの気持ちで行ってらしてください。

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