コロンビアの旅３　　サン　アグスティン→イピアレス・奇跡の教会へ（移動編）

旅の手配・準備編

★お宿探し
そういえば、お宿は全部現地で探しました。
案内所とかタクシーの運転手さんに
「ホテルを探しています」とか言えば、外国人なので高級なお宿を紹介されそうですが
「ホスタル　HOSTEL」と言えば、安宿を紹介してもらえます。
地域・予算の他に　治安が良い・清潔でとか「○○地区がいいです」など言いますが、
当然「当たり・ハズレ」もあります（笑）
１泊位なら良いけど、部屋を見せてもらうのが確実でした。
宿の人に「トイレ・シャワー共用なら安い部屋がある」など言われることもあるので、実際に見た方が確実ですね～
念のため　事前に調べて、宿の目星をつけては行きましたが
http://www.japanese.hostelworld.com/
http://www.budgetplaces.com/jp/　（国名ではなく、都市名で検索です）

★航空券（国際線）
格安航空券のサイトでアレコレ調べました
・北米経由で、日本⇔ボゴタ　（単純往復）　
これは比較的安くて、格安航空券も多かったです
でも　奇跡の教会はエクアドル（キト）から入った方が距離的にも近いので
北米経由で、日本⇔キトin　ボゴタout　（オープンジョー）
この設定にすると、航空会社の選択肢が減るため　価格も↑よりも３割位上がる・・
・国内線
　アビアンカ航空を事前手配しようかと思ったのですが、HPからうまく予約ができない。
　ので現地手配をしました。
　http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/659701/-/parent_contribution_id/405304/
★荷物
旅の入れ物は「スーツケース」か「バックパック」と賛否両論ですが
成田・北米・そしてコロンビアでも　「デッカイリュックサック姿」は少数派・・・
普段の私は、スーツケースとデイパックの折衷派です。
しかし、今回は「ロスバケ」の多い国内線　トラブルの多いローカルバスを利用するので
荷物から離れずに済む「３５ℓのバックパック」にしました。
国際線に乗る場合は、機内預かりにしました。
以前　航空会社に雑に扱われて　ベルトが壊れた経験と皆様の助言から
リュックサックを　TDLのお土産バック（ファスナー付きL）に入れて、無事でした。
http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/388578/-/parent_contribution_id/388578/
皆さん　ありがとうございました。

★気候・服装等について
１０月のコロンビア・・・お江戸の気候と変わらないかな？　とか思って　薄手のコートを着用して行きました。
モコアから南は、高地・雨天など　涼しいなあ・・と思いました。
朝夕の寒暖の差も激しく、涼しいけど日差しが強いので　お肌に注意！！
コロンビアの気候
http://www2m.biglobe.ne.jp/~ZenTech/world/kion/Colombia/Colombia.htm
♀１人旅・持ち物
http://tabisuke.arukikata.co.jp/baggage/8225/
荷物の重量は、日本出発時には２０㎏→帰国時には１０㎏以下になっていました。
コロンビアで、１番長く背負ったのは国際空港内ですが、これ以上重くなればちょっとキビシイ・・とか思いました（笑）

★予防接種・医薬品
黄熱病の注射は一応していきました、でもイエローカード提示は求められず
http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/398057/-/parent_contribution_id/398057/
高地へも行くので、高山病の薬（ソローチェピル）も持参しましたが、未使用でした。
※数年前にペルーで購入

★書類について
北米経由なので　ESTAの登録のコピーは持参しました。
北米・コロンビアの空港では「ESTAは？」と聞かれて　「YES」とか言えばOKです。
特にコピーや番号を提示する必要はなかったです。

イピアレスバスターミナル→ボゴタ　２４時間バス乗車

★イピアレスバスターミナル
ATM・両替所・売店・食堂・荷物預かり場など有り
・長距離バス（コロンビア国内の主要都市行き）を運行しているのがこの３社です。
　http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/17854/items/zoom/188476?page=14
　１つの窓口を３社が共用していて、行き先を言えば　時刻表を見せてくれた。
　「○時出発の　○○行きなら　このバス会社だ」という感じです。
　ボゴタ行きなどの長距離バスは、大体１等です。
　夜行だし、１２時間以上乗るらしいから　設備が良いのを選ぼうとか思っていたのちょうど良いなあ・・とか思　う。
　でも「所要時間が２４時間」と言われて　「どっひゃー」大丈夫かな？とか不安がよぎる。
　でも、女は度胸です１８：３０発　ボゴタ行き　１０７，０００＄ の乗車券を購入しました。
　長距離バス会社HP↓
　http://www.bolivariano.com.co/

★ボゴタ行き２４時間バス
　全席指定・トイレ有り 　
・１８：３０出発（１８時集合）でしたが、１８時には全員集合していたので出発しました
（この辺が変に合理的な国なのです）
・06:00　カリ　バスターミナル（ターミナルにて　30分休憩）
・11:50 - 12:35　イバゲー（Ibagué）　レストハウス
・17:15　ボゴタ　バスターミナル到着！！
乗客は１０人程度です、２人分の席にゴロリと横になる（こんな時　小さいと便利）
・パストなどの主要都市ではバスターミナルで止まります、トイレや売店などにも行くことができます
　バス乗車場に戻るときには「乗車券」が必要なのでお忘れなく。
　デラックスバスで乗り心地は良いのです、でも未舗装道路・くねくね道も走るので　たまに目が覚めちゃいました（笑）
※サンアグスティンのジープツアーで鍛えられたので　この程度の感想です・・
　車窓からですが緑豊かな、渓谷に住む人々の様子も見ることができました
　土地を焼き払った「焼畑」　その跡地を耕す牛馬など　
　転がり落ちないのかな？・とか　ちょっと　ハラハラしながら見ていました。
　急な斜面をうまく利用した　バナナ・コーヒー畑　そして斜面に突き刺さるようにして建てられた民家を見て思ったこと。
　渓谷をうまく利用して暮らしてきた　コロンビア人にとっては斜面に突き刺さるような教会を建てることは、ごく自然な発想だったんだなあ・・・てことです
　やっぱり　バスに乗ってよかったです。
　
★ボゴタバスターミナル
大きなターミナル！　シャワー施設もあるのでびっくり 　　http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/659703/-/parent_contribution_id/405304/

イピアレス⇔奇跡の教会（Santuario de Las Lajas）　→ボゴタ

★イピアレスバスターミナル→奇跡の教会へ（Santuario de Las Lajas）
まず、バスターミナルで行ったこと
・ボゴタ行き探す　１７時半発　１８時半発があり　後者を選択
・荷物預かり場にリュックサック１個を預ける（３０００＄位）
・トイレ（有料　５００＄位）
・身軽になったところで、バスで知り合った　オランダ人と合流
（彼女は翌日のエクアドル行きのバスを手配していた）
・イピアレスに来る外国人は、奇跡の教会（以降　通称で記載）へ行くらしい。
「Santuario de Las Lajasなら、９０、０００＄」とタクシーの運転手さんが声を掛けてくれたので　バスで　知り合ったオランダ人と２人でタクシーに乗る。
・１５分程度で奇跡の教会入口？の駐車場に到着。
　ネット情報で「途中　教会を一望する展望台へ寄ってくれるタクシーもある」という一文を思い出した！
　でも、きちんとお願いしないと寄ってもらえないのよね（反省）
・駐車場周辺にはホスタルが３件位あった（オランダ人は宿探しのために　ここでお別れ）
　土産物屋さん・食堂が軒を連ねている　地元の人と目が合えば「アッチだよ」と教会の方向を指さしてくれる。
　歩いても　なかなか教会は見えずちょっと不安になったころに「お！！！」突然見えました。
　ここから先は「旅のスケジュール」にてお楽しみください。
　http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/17854/
　「のりーたさん　手抜きです」とか言われても、百聞は一見ですから・・・
　教会の建物全体を見渡せる展望台は、数か所あります。
　時間がゆるせば　色々な角度から楽しみたかったです。
・地階に「宗教博物館」があります（２０００＄）
　教会の歴史・宗教美術品の他に　この地域から出土した土器など。
　ちょっと、ビックリ展示物もありました。
　http://tabisuke.arukikata.co.jp/mouth/105685/


★復路タクシー（料金にチップを上乗せして、１００、０００＄）
・運転手さんに「展望台へ行きたい」とお願いする
　数分走った場所　渓谷が良く見える場所　教会の全体が見渡せる場所の２か所に寄ってくれた。
　本当に短い滞在であったが　忘れられない時間であった。来て良かった！本当に。

ピタリト→モコア→パスト→イピアレス　移動編

★モコア→パスト（PASUTO）　07:50 - 13:00　３５，０００＄
・モコアバスターミナルは、こじんまりしているが　周辺に露店やホスタルなどがあるので結構賑やかであった。
　幌付きジープを降りて、荷物を受け取ろうとすれば。
　屋根の上から運転手さんが「おーい　パスト！！」と大声を上げると　
　パスト行きの運転手さんが来て私の荷物を運んでくれた（乗り継ぎバス　速攻で決まる）
　出発時間を聞けば即発車とのこと、でもトイレだけは行かせてください（笑）
　露店で揚げたての　ポテトフライ（１０００＄）を買ってから　幌付きジープに乗車する。
・パストでこの区間は３時間位だと言われたが、雨だから４時間以上はかかると言われた
　未舗装の砂利道は、場所によっては２台すれ違うことができないくらい細い。
　土砂崩れの工事・事故車の撤去作業など、ワインディングロードには危険がいっぱいだと目で理解する。
　しかし、緑の渓谷と畑　牛や馬の放牧　時々ニワトリさん・・・
　退屈する暇はないのだが、車中は寒かった（同乗者は毛布持参だった）
・途中２か所の食堂兼売店で３０分休憩するが、車から降りてもまだ　ユラユラしている感覚だった（笑）

★パスト→イピアレス（Ipiales）バスターミナル　13:30 - 15:00　７，０００＄
・パストはコロンビア南部でも大きな都市の一つだ、町に近づくほど道路の状態が良くなり、街並みも賑やかになっていった。
　イピアレスのバスターミナルも散策したかったが、先を急ぐので「イピアレス！」と呼び込みをしているおじさんに着いて行く。
・１５人乗りのミニバスがとても立派に見え、乗り心地の良さに感激すらした（笑）
・隣の席は、１人旅のオランダ人女性だった。
　和西辞典でメモを作成している私を見て「私も同じ！」と　蘭西辞典を見せてくれた。
　さらに、私の手帳の表紙（・ x ・）を見て「ナインチェ！」と喜んでいた。
　Dブルーナのキャラクターの日本名「うさこちゃん・ふわふわさん・くんくん・うたこさん・・」など　
　石井桃子訳で教えると　嫌そうな顔をしていた。
　理由は日本アニメ「NARUTO」などの登場人物は「ニンジャ・ナルト」と、そのまま日本名で呼ばれているからだ　とか・・・
　そういえば「オランダ」と言っていたが「ネーデルラント」とは言わないのかな？
　実は親日家なのかもしれない（帰国後気が付く）。

★帆付きジープ＆バス乗車について
・ピタリト→パストなど　距離が長いバスは設備もよく価格も高く本数も少ない。
　私のように短い距離を乗り継ぐ方が良いのかは、人によって違うと思います。
　でも　走る道は同じですから　設備の良いバスの方が体には優しいかも。
・大きな荷物は、終点まで行く人であれば屋根の上のキャリアへ（きちんとシートをかけてもらう）
　途中下車の人は荷台席下に放り込まれるので貴重品はやめた方がよさそう。
　地元の皆さんは、大きな荷物を特大のビニール袋に入れていました。　
　私の荷物は、雨とホコリであらら・・・今度はビニール袋を持参しようとか思う（売店でも販売）　
・山道が多く、標高も高いです　３５００ｍ位の地域も通過したと思います
　高度計は持っていませんが　のりーた的目安は「日本から持参した小袋入りの飴」
　３０００ｍの高さであればパンパンに膨らみ、さらに、３５００ｍを超すと１・２割の袋が壊れる・・という経験からです。
　http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/14806/items/zoom/145744?page=38
　高山病の薬　ソローチェピル（数年前　ペルーで購入）は持参していましたが服薬せずに　
　水分を多めに補給しながら過ごす（症状は倦怠感のみ）
・バス酔い対策　私は「酔いそうになったら寝る」でした
　酔い止め薬は服薬せず（高山病の症状が出たときに　ソローチェピル服薬できなくなるから）　
　結局薬のお世話にはならず、丈夫な体に育ててくれた親＆祖父母に感謝です！！
・トイレ　バスにはトイレがない　バスターミナルは有料（５００～１０００＄）
　途中による食堂・売店は有料のものと無料のものがあり　紙は持参したほうが無難。
　使用状態から、紙の使用後は汚物入れにポイ！のようです
・便利だった持ち物　水・軽食・防寒着（ヤッケ）雨の日に荷台席に乗るのであれば１００円カッパ位はあった方がいいかも。