今回の反日デモ・破壊行動のために、中国に行くための時間はまだ十分にあり、事態の収拾を見極めてからでもよかったのですが、一人旅で西安近くの小都市に訪問しようという計画だったため、「危うきに近づかず」ということで、中国旅行の手配はすべて終わっていたのですがすべての旅程をキャンセルした者です。
さて、マスコミの情報は北京や上海の情報はあるものの、中国内陸部、地方都市の状況がわかりにくくなっています。あるサイトでは、西安の中心にあり外国人がよく宿泊する「鐘楼飯店」が襲撃に遭い、宿泊している日本人を差し出すようにと要求した、とあり、入り口付近が破壊され、ホテル前の投石された生々しい様子が掲載されていました。また、日本車に乗っていた中国人を引きずり出して重傷を負わせた状況もありました。ただこれら破壊・暴力的な映像が載せられたブログなどが次々に当局によって削除され始めているそうです。そのため、ますます日本にいて、現地の実態がわからなくなってき始めているようです。これまでも、不安を抱えながらデモの後の中国にも行ったことがあり、そのときマスコミの情報と現実はかなり食い違っていることも経験をしています。ですから、今回、私は中国行きを見合わせましたが、現地の肌感覚というようなところと破壊の実態などを次回の旅行のために情報収集をしておきたいと思い投稿させてもらいました。とくに中国の地方の都市の状況などを実際にいらっしゃった方、住んでいる方から話を是非聞かせてもらいたいと思います。よろしくお願いします。