レポート

トルコ旅行~アクセスやタクシー代・お土産・雑感

公開日 : 2012年05月29日
最終更新 :

5月19日~26日でトルコに行ってきました。
お役に立てるかは・・・ですが、自分が旅行前に
調べていてわからなかったこと、不安だったアクセスや
タクシー料金を中心に書いてみます。

イスタンブールの新市街に6連泊、内1泊は荷物置き場と割り切ってカッパドキアに
1泊の現地ツアーに参加、エフェスはイスタンブールから空路を使って日帰りしました。

<イズミル空港~エフェスのアクセス>
1・鉄道で空港駅→セルチュク駅→(タクシーやバス)エフェス
  楽そうなのですが、一日5本とか本数が少ない。
  鬼まつさんから紹介していただいた、当該路線の時刻表です。
http://www.tcdd.gov.tr/Upload/Files/ContentFiles/2010/bolgesel/basmanesokeaydin.htm

  イズミル空港の到着ロビーから外に出て道路を渡って向かいの小さな建物に列車マーク。
  そこのエスカレーターを降りて、動く歩道を使ってどんどん進むと駅舎や線路が見えてきて
  陸橋を渡って降りると改札口と切符売り場(窓口と自販機)がありました。
  到着ロビーを出て急ぎ足で10分くらい、トルコ航空の朝8時着なら試す価値はありそうです。
  (預け荷物がないことが条件)
  復路に鉄道を使えないかと思い、駅に行ってみました。

2・イズミル空港→(タクシー)GaziemirのTansas(sは足が生えてる方の文字です)
  →(ミニバス)セルチュクのオトガル→(タクシーやバス)エフェス
  こちらを往路に使いました。タクシーは10分弱で15TL、ミニバスを35分ほど待ってセルチュクまで
  55分で一人9TL。オトガルからタクシーで5分15TL。2時間半後にピックアップしてもらって戻り
  も15TL。tansasってスーパーの名前で日本で言うと「~停留所、○○スーパー前」という感じ。

3・イズミル空港→(タクシー)エフェス。
  楽で時間のロスもないです。タクシーも10台はいました。ツーリストインフォ~略~によると
  60kmで115TL、約1時間。2で乗ったタクシーでも強烈に勧めてきました。運転しながら料金表
  をヒラヒラさせて・・・前を見て運転して欲しい。行く気満々でした。そのままエフェスで待機し
  復路も可能。その場合の料金は不明です。

4・セルチュクのオトガル→(タクシー)イズミル空港
  ちょうど1時間で140TL
  観光で時間がギリギリになってしまい、鉄道はやめてタクシーで戻りました。 

3と4のセルチュクのオトガルのタクシーは高いです・・・タクシーの仕切り屋がいて交渉のみの様子。
特に4は70kmで150TLと。空港のiでは60kmで115TLだったのにと食い下がったけれどなかなか。
これでもサービスしている、メーターならもっと高い、ここのタクシーはそんな値段では行かないと。
交渉に不慣れな私達は10TL下げてもらって乗りました。
えっと、数字だけ英語であとはトルコ語と日本語で話していたので正確ではないけれど、こういう事って
気配とジェスチャーで何となく通じるもので概ね合っていると思います。イズミル空港に着いたときに
動いていたメーターを見たら163.2でしたから、完敗じゃないはず(^^)。

<イスタンブールで使ったタクシー代>
地図で距離をみていただければ、何となく参考になるのではと思いまして・・・
・ルメル・ヒサル→地下鉄M2のLevent 20分22.5TL(遠回りしたかも)
・タクシム広場→エディルネ・カプ 15分14.3TL
・カーリエ博物館→コンスタンティノープル世界総主教座 5分15TL
・金角湾フェネル埠頭近く→タクシム広場 15分16.6TL
カーリエ博物館以外は流しのタクシーに乗りました。カーリエの前にはタクシーが溜まっていて、そこも
仕切り屋登場。20TLというのを「高すぎるでしょう、だってー略ー」と文句を言うと、じゃぁ15と言って
オンボロタクシーを示します。そちらに乗りました。その仕切り屋は俺が5でお前(運転手)が10だってな
ことを言っていました。

<ボスフォラス・クルーズ>
エミノニュから黒海入口のアナドル・カヴァウまで行きたかったのですが、往復すると一日つぶれて
しまうため、どうしようかと迷っていました。
またしても鬼まつさんに教えていただいた時刻表を参考に
http://www.sehirhatlari.com.tr/harita/index.html
往路はエミノニュ→アナドル・カヴァウまで乗船、3時の復路発を待たずに2時のサルイェル行きに乗船、
そこから25番Eのバス(カバタシュ行)でルメル・ヒサルまで行くことができました。
渋滞していて45分かかりましたが、ジェノバ人の砦、オスマントルコの砦と両方見ることが出来ました。

タクシー代や所要時間はもちろん一例に過ぎません。
でもどなたかの参考資料にでもなれば、うれしいです。

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2件のコメント

  • トルコ旅行~雑感/ダブルスタンダード

    長々と利用した交通機関やお土産の話を書きました。
    私なりのレポートです。
    以前に「あなたのお仲間半分以上レポートだけど
    ダブルスタンダードは好ましくない」という
    話題があり、その意味を問いましたが返答はありませんでした。
    今もその意味は分かりません。でも私はダブルスタンダードの方が好きだと思っています。
    だから機会があればレポートもするしQ&Aにも参加する方の「お仲間」です。

    トルコ旅行で私が面白いと感じた事を少し。

    カッパドキア地方
    おもちゃのようなネブシェヒル空港と、いくつもの丘が続く様子、空がとてつもなく広く大きくて、
    その空のあちらに白く光る入道雲、こちらには灰色に重くのしかかる雲やすっと薄い雲が見られて、
    昔行ったモンゴル自治区で見た空と似ているような気がしました。
    ギョレメ渓谷の洞窟住居にずっと住んでいるというお宅を訪問、ゲルと洞窟で土台はまるで違うけれど、
    色とりどりの絨毯を重ねて敷いた居間の壁にぐるりと低い長椅子があって、家族の写真が新しいのも
    古いのも大事に飾ってあるところ、やはり似ているような気がしました。
    顔つきなどはまるで違うけれども、ユーラシア大陸の東と西で遊牧民はつながっているのかもと思いました。

    バルーンツアーとても楽しい経験でした。人気があるの、納得です。
    日の出の前の出発で4:50分にピックアップが来ました。早っ!夏至に向かって少しずつ早くなって
    行くのだそうな。暗い中をあちらこちらの町から、熱気球に乗る人を乗せたバンやミニバスがギョレメに
    向かっており、バルーンの籠と仕舞われた気球を積んだ大きなトラックも勢いよくこちらを抜かして行って
    わくわくする光景でした。
    日の出前の空の色は、藍色を薄い磨りガラスを通して見たような穏やかでやさしい青でした。
    バルーンツアーの紹介でよく使われるオレンジ色の朝日が山や町を染めていて、影が黒々と暗いと
    いった重厚な朝焼けは見ることができませんでした。晴天でしたのに。
    初夏だったので太陽の光はうすい紫からピンクに、そして白くなって行きました。
    影ももっと軽やかな黒でした。
    思うに、あれは冬の太陽なのかも。太陽の光が届く角度は季節によって違うんではなかったかと。
    (絶対この掲示板にその手のことに詳しい方がおられるはず。教えてください)
    寒い季節にももう一度行けたらなぁ。

    早朝の寒さですが、ホテルを出る時5℃でした。ヒートテックの上下に長袖2枚、上にパーカーで十分
    対応できました。
    気球は最高で1000m手前まで上昇しました。地上より6度低い計算になると思うのですが、
    日が出ていたのでそう寒くはないようでした。私はたまたま運転手のそば、つまりバーナーに近い所に
    いたので、その熱気で結構暖かかったんです。
    風を受けることを予想していましたが、そも気球は強風の日は中止になるし、気球自体そんなに風を切って
    飛ぶものではないことを初めて知りました。

    ボスフォラス海峡の黒海側の砦、登りはきつくて。どこかのブログに片道15分で楽勝なんて書いて
    あったけれど嘘だ、でなきゃその人高校生くらいの若い人だ!おばちゃんは15分後にはまだ中腹で、
    そこのチャイハネで一休みしようと同行者に泣き付いていました。
    砦からは黒海がずっと遠くまで見えてました。でもウクライナもブルガリアもアルメニアも見えない。
    黒海の入口は左右から半島が伸びて狭くなっていて、遠くから進んできた船が一列になってその狭い
    海を進んでくるのが見えて、ジェノバ人がここに砦を築いたことがとても腑に落ちました。

    ルメル・ヒサルは海峡が最も狭まったところの崖を使って建てられていて、海が本当に近い。
    オスマントルコは本当にビザンチンを獲る気だったんだ、と感じました。
    アナドル・カヴァヴとルメル・ヒサルから見える景色の違いは、それを築かせた施政者の気持ちの違いを
    反映しているようで興味深かったです。

    熱血トルコ人の商魂のたくましさ、交渉の粘り強さにうんざりする一方で、ずいぶんとたくさんの人に
    親切にしてもらいました。ただ地図を見て立っているだけで声をかけてくれたり案内してくれたり。
    でもその親切な人も私が客として現れたら、やはりタフな交渉をしたりニセ物を売ろうとするのかも。
    またその逆もあるのかも。

    とても楽しい旅行でした。アドバイスをくださったみなさま、過去にトピを立てたりレスをつけて
    くださった方々の書き込みもとても参考になりました。
    ありがとうございました。

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    退会ユーザ @*******
    12/05/30 13:55

    Re: トルコ旅行~雑感/ダブルスタンダード

    cokemomoさん おかえり!

    >ルメル・ヒサルは海峡が最も狭まったところの崖を使って建てられていて、海が本当に近い。
    オスマントルコは本当にビザンチンを獲る気だったんだ、と感じました。

    ルメリ・ヒサリやジェノバの砦(これが、アナドル・カヴァヴ?)を船上からも眺めたとのこと。そうですか、オスマントルコの気合が今でも感じられるほどですか……。あ~、ふつうに歴史の重なりが透ける街なのだろうなぁ。

    >その空のあちらに白く光る入道雲、こちらには灰色に重くのしかかる雲やすっと薄い雲が見られて、
    >昔行ったモンゴル自治区で見た空と似ているような気がしました。

    へええぇ、ユーラシア大陸は、景色も室内装飾の好みも陸続きなんですね。
    食べ物の好みも似てそうだし。
    あ、屋台は行きましたか?

    >暗い中をあちらこちらの町から、熱気球に乗る人を乗せたバンやミニバスがギョレメに
    >向かっており、バルーンの籠と仕舞われた気球を積んだ大きなトラックも勢いよくこちらを抜かして行って
    >わくわくする光景でした。

    わはは!
    寝ぼけたままバンに乗ってると、機材トラックの爆音で物見遊山魂が目覚める(笑)、みたいなツアーなんでしょうか。楽しそうです。

    >日の出前の空の色は、藍色を薄い磨りガラスを通して見たような穏やかでやさしい青でした。

    カッパドキアの朝というと、短い朝焼けのあと、赤い台地に日光がいきなりぶつかるような激しいイメージがありましたが、ずいぶんと静かな夜明ですね。

    朝焼けの仕組みについては、
    1.大気中の酸素分子や窒素分子との衝突による撹乱しやすさは、波長の短い青い光>波長の長い赤い光であるから、通常は、太陽の位置には直進する赤い光が、直それ以外の部分には撹乱した青い光が見える
    2.ところで、太陽光が通過する大気の厚さは、朝夕>昼間(および冬>夏)であるから、朝夕(や冬)には赤の撹乱の機会も増え、太陽のある方角の周りに赤の撹乱が見えることになる
    3.さらに、大気中に塵や水滴などの大きな粒子が多いと、赤も青と等しく派手に拡散するので、夕焼け朝焼けが鮮やかになる

    と、聞きましたが、あまり納得はできてないんですよ。
    高地の空はなぜ黒いほど青いのか、朝夕に青がやけに鮮やかに見える時間帯があるのはなんでか……とか考えるとですね。
    どなたか詳しい人が来て訂正してくれるといいのだが。

    イヤゲモノもらえる人がうらやましいですよ。
    肉や魚を焼くときにふりかけるとて、とりあえずトルコ味になる調味料セットも欲しいです。

    ボスポラス海峡を一列に並んで進む船を、眺めたくなってしました。
    興味をかき立てる旅行報告を、どうもありがとう~

    ではまた!

  • トルコ旅行~お土産(アドバイスありがとうございました

    先日は私の相談にお付き合いくださって
    ありがとうございました。
    無事(現在配布中なので評価はまだですが)、
    大量のお土産とともに帰国しました。
    え~、購入したお土産を和室で広げたら畳1畳分。

    pinocchiさん、ロクムはもちろん買いました。私もピスタチオのロクムが気に入りました。
    逆にバラのは・・・芳香剤を食べちゃったようで(ファンの方にはごめんなさい)ふへぇ~~。
    空港に割高ながら小さな缶に10個入りというのがあって、そのピスタチオ味をいくつか買い、
    街中では詰め合わせたものを一つ「みなさんで」用に。

    ambosmanosさん、スーパー行きました。大きいところに行ったのですが、なんと一角にベーコンなど
    豚肉加工品が置いてあったり、何かと興味が尽きないところですよね。そしてリッターに似た
    チョコレートを5種8個ずつ計40個とか・・買いました。
    そしてポストカードのお話をきっかけに、心ならずもご無沙汰している知人に絵葉書を出しました。

    sattさん、うちのダンナさんはsattさんのような気の利いたことは到底できるタイプではなくて
    スカーフも香水も「わからん。」で終了。オリーブの石鹸・コロンヤ・可愛いマウスパッドと
    ロクシタンのハンドクリームを数個ずつ買いました。ロクム、いつまでも残らないよう祈るばかりです。

    MacPlusさん、YummyP~の(パクリ)サバサンドもドネルケバブもやはりなかったです。
    「だめじゃん、トルコ商人!!調査が足らんよ」です。
    料理材料は差し上げる方が難しいので、スパイスセットを数個「差し上げる方が料理好きかよく考えて
    渡してね」と条件付きで購入。自宅にも1セット買いました。

    N.N.さん、お話のバラ売り殻付きアーモンドありました!殻付きピスタチオと殻付きの
    ヘーゼルナッツも。アーモンドとヘーゼルナッツは初めて見ました。で、殻に白っぽい結晶が散っていて
    味付けしてある様子。砂糖なのか塩なのか分からず、現地の方と同じように堂々とお行儀悪く試食
    しました(^^)。おいしかった!これは自分用に少しずつ購入しました。

    ときどきClioさん、サフラン少し買ってきました。使ったことがないので緊張?です。
    パエリアあたりが無難でしょうか。トルコではサフランを使ったような料理は見かけなかったように思う
    ので輸出品なのかも。そしてカッパドキアの現地ツアーで放り込まれた陶器工房で、私としては
    ちょっと高い絵皿を買ってしまいました。4割引きくらいで買いましたけれど、絶対もっと安いんだ。
    絵柄が可愛らしくて気に入っているのでまぁ良しです。

    むうにゃんさん、Vakko社のスカーフ買えなかったのです(涙)。上記の絵皿にお金を使ってしまい、
    私にスカーフ♪とは言いにくくなって。けれどお土産には買おうかとメトロシティのVakko店へ。
    間口の狭いお店なのに高級そうな内装、ドアの向こうで紳士と美女の店員が会釈。
    砦めぐり≒山登りの帰りに寄るには敷居が高すぎました。
    蜂蜜は巣入りも巣なしもスーパーの瓶詰めを買ったのですが、やはり?二つばかり液だれしました。
    プチプチとジプロックで包装しておいて本当によかったです。

    鬼まつさん、お土産のみならず様々なアドバイスをありがとうございました。
    スーパーは本当に楽しかったです。ヘーゼルナッツの粗挽きペースト、サルチャ、ドライフルーツは
    少量パックのもの、大き目のものいろいろと買いました。
    チャイグラスは自宅用に。あれってスーパーなどですと6個セットが基本なのですね。実はもう一つ
    割ってしまいました。セットで買ってきてよかった(^^)。

    renzauxさん、お行儀よく並べてある白っぽい干しいちじく、やはり巨大なイモ虫が潰れたように
    見えなくもないような気がして困ってしまいました(^^)。でも私も同じく美味しくいただく派なので
    買ってきました。
    干し杏、サルタナレーズンを大目に買ってきて早速ラム酒に漬け込みました。冬が近づいた頃に
    たっぷり使ってケーキを作ろうかと。お土産のタイムカプセルといったところで。

    その他、オスマン調の絵がついたコンパクトミラー、マグネット、Tシャツ、タイルのコースター。
    ティーバッグのチャイにアップルティー、缶入りミックスナッツにトルココーヒー用小さな手鍋などを
    買いました。
    こんなに買い込んだのは、たぶん新婚旅行の時以来です。ぐったりです。

    最後に私からのおススメ、バカじゃないの?と冷笑される「イヤゲ物」です。
    マッチ箱を二つ並べたくらいの小さな本。パラパラとめくるとセクシーな美女がうふん♪と
    ベリーダンスを踊ってくれます。ガラタ塔の一階のお土産売り場、こんなステキなダンスがたったの
    7.5TLで楽しめます。セマー版もあるけれど、やはりここは美女のベリーダンスで!

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    Re: トルコ旅行~お土産(アドバイスありがとうございました

    詳細で愉快なレポート読ませて戴きました。

    豚ちゃんを扱ってるスーパーがあるんですか。
    コンヤの英国TESCO系大型スーパーkipaで買い物しましたが、
    そこはトルコには珍しく酒類が買えません。
    地域全体かどうかは確認していません。が、道行く女性は皆さん頭にスカーフでした。

    またサフランの感想など読ませて下さい。