Q&A

マラリア汚染の程度について

公開日 : 2012年01月12日
最終更新 :

マリはマラリアに気をつける必要があると思いますが、
実際の汚染はどの程度なのですか?
2月に渡航予定してますが、11月以降の降水量はゼロ近くですし、
2月頃から砂埃が舞うような感じですし・・・
それでも蚊はいっぱいいるのですか?
もし季節的に、さほど神経質になるほどじゃない程度なら、
予防薬(治療薬)は、副作用があるので止めた方がいいような気がします。
もっとも日本へ帰国してから発病しても、
優秀とのいえども、
病気に対して経験値が少ない日本だと、
対処法も後手にまわりそうですけど。

人それぞれで考え方に差があると思いますが、
実体験等を踏まえて、マラリア対策についてどうするべきなのか?
ご意見いただけますと助かります。

ちなにみ先日投稿した、数年前に期限切れの予防薬の服用は諦めました(笑)
命に関わりますので。

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3件のコメント

  • 12/01/31 20:48

    Re: マラリア汚染の程度について

    昨年11月にマリを旅行した際、バマコでは夜になると蚊がいましたが、
    モプティやドゴンではほとんど見かけませんでした。
    現地の人に聞いたところ、乾季にはマラリアを媒介するハマダラカは
    いないと言っていました。

    マラリア対策ですが、私は夜外出するときには、虫よけスプレーを塗り、
    蚊帳付きのホテルに泊まっていました。
    さらに用心のため、バマコの薬局で購入したマラリアの薬(800円程度)を
    携帯していました。

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    Re: Re: マラリア汚染の程度について

    続けてナマの情報で助かります。
    結局、マリは延期になっちゃいまして・・・
    1月キューバ、3月サウジ、4月コロンビア、5月タジクになっちゃいました。
    マリは今年の11月に航空券変更しましたので、
    今回の情報はありがたいです。
    また何かありましたらご教示ください。

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  • 西アフリカだったら、僕は、マラリア薬を飲みますね。

    マラリア薬を飲むかどうかは、旅行期間、旅行場所、旅行の仕方、にもよります。

    僕は東アフリカでも、西アフリカでも、マラリア薬は飲みました。
    それは、旅行期間が長かったからですね。

    また、海岸地帯の安宿に泊まったり、
    砂漠で野宿をしたりしたからです。

    まあ、短期の旅行で、ちゃんとしたホテルに泊まり、
    夜中に出かけたりしなければ、普通はマラリア薬の必要はないです。

    マラリアにかかった人を見ているので、マラリア薬は飲みますけれどね。でも副作用もありますしね…。
    http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/367827/-/parent_contribution_id/357941/

    マラリアは、本当に怖いという話/世界旅行者は東アフリカでも西アフリカでも、南米でもマラリア薬を飲みました
    http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/africa/malaria.htm

    参考にどうぞ。
    旅行相談の時は、旅行計画を出したほうがいいですよ。

    みどりのくつした

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  • マラリアのリスクと対策

    マラリアのリスクについて簡単にコメントします。

    西アフリカは重症化しやすい熱帯熱マラリアが最も多い地域です。
    2003年の医学論文では予防対策をしないで西アフリカを旅行すると、大まかには1カ月に約3%の旅行者がマラリアになるとリスクを推定しています。
    http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12615369

    マラリアは一般的に都市部に少なく、田舎に多い病気ですから、西アフリカも都市化が進んだり、マラリア対策が進んだことで以前よりも、マラリアのリスクは減少していると考えられています。

    一方で、マラリアに対しての免疫がない日本人がマラリアに罹った時には、重症化しやすいことを覚えておく必要があります。寒気や震えを伴う発熱で発症しますが、治療をしないで放っておくと急速に症状が悪化して、場合によっては1週間程度で命を落としてしまう場合もあります。

    また感染から発症までには潜伏期という時間の差があり、平均で約2週間、長ければ1カ月程度遅れて発熱します。ですから、日本へ帰国後も1か月以内に高い発熱を認めたら、原因がマラリアかもしれないと考えて適切な医療機関を受診する必要があります。近くのクリニックを受診して、アフリカに渡航歴があることを言わないと、風邪やインフルエンザとして経過観察となり、重症化してしまう危険性もあります。

    上記のようにマラリアのリスクは、渡航する場所、期間、活動内容について変わってきます。またご指摘のようにマラリア予防内服の副反応に関するリスクも考えて、マラリアの予防内服を考える際にはリスクのバランスを取る必要があります。

    詳しくは、病院に設置されたトラベルクリニックを受診して、専門の医師に相談することをお勧めします。同時にマラリアの予防対策についても話をしてもらえるはずです。

    一般のマラリア予防の情報は、国立国際医療研究センターのパンフレットが参考になります。
    こちらのでは、旅行前の予防相談から、帰国後の診療まで旅行に関連した健康問題を専門的に相談することができます。
    http://www.ncgm.go.jp/dcc/travel_clinic/index.html

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