レポート

プラハのエスカレーター・サンドイッチひったくり

公開日 : 2011年12月01日
最終更新 :

過日、下記の事件に巻き込まれそうになりましたが、
未遂に終わりました。

プラハの地下鉄の郊外駅終点でのこと。
道路へ出るエスカレーターで、
すべての荷物(ローラーバッグとバックパック)を
持って歩行中、私の前へ、大男が不自然に割り込んだ。

急いでいるのなら、前を塞ぐような形で立つのは、不自然。
後ろにも仲間の大男が立った。

で、上り切った場所で、男がコインを落とした。
その時に、サンドイッチひったくりと気づいた。

コインを拾うために停留し、被害者を後ろの男との
間に立たせ、もみ合いになり、貴重品をひったくる手口である。

気づいたので、コインを拾う大男の尻を
前へ押した。隙をつかれ、男はころころと前方に飛んだ。
合わせて、大声で、「こいつら、すりだ」と日本語で叫んだ。

後ろの男はあわてて、前の男が落とした5円玉を拾い、
逃げ去った。

犯行途中でやり口が判ったので、被害はなくて済んだ。
旧東欧やベルギーやスペインでは、普通にある犯罪だ。

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