フィレンツエに1週間行くのですが、今回はちょっと腰をすえて美術館をじっくり回りたいと考えています。 なにぶん、美術史に関しては初心者なので、ルネサンス美術について楽しく読めてわかりやすいお勧めの本があったら教えてください。よろしくお願いします。
ありがとうございました! 皆様、たいへんご親切にたくさんのアドバイスをありがとうございました! アドバイスのとおり、ご推薦のほとんどの本が図書館にあるようなので、一読してみて、私に相応なものを、また持っていけるサイズのものを旅に持っていこうと思います。 きっと前回よりずっと有意義な旅にできると思います。 ありがとうございました!
階段の踊り場に立って「はい」 狭い話で恐縮ですが、フィレンツェに一週間おられるのなら。 美術史からずれますが、阿刀田高「新約聖書を知っていますか」は いかがでしょう。 りんりんちゃん丸さまも言っておられましたが、 聖書の知識があるとないとでは、鑑賞していても面白さが 違うと思います。 (かなちゃんちゃん様が信仰をお持ちの方だったらごめんなさい) 信仰を押し付けるでもなく、軽い読み物にまとまっているので 読みやすく、それでいて深い洞察も感じられる本です。 その第一章に、フィレンツェのサン・マルコ修道院の博物館の 話や、フィレンツェで見ることができる「受胎告知」比べが ありまして面白かったです。 サンマルコ博物館でアンジェリコの名作を見るコツが 投稿のタイトルなんです。 すごーく局地的な話ですね、自分が感動したものでつい・・・ お時間に余裕があったら、ぜひ。 フィレンツェに1週間。本当にうらやましいです。 楽しいご旅行を。
芸術新潮良かったです ぐら姐 さんよりのアドバイスにある,芸術新潮,とってもオススメです。 昨年滞在したときには,この本と共にフィレンツェの街を楽しみました。 美術品,建造物だけでなく,フィレンツェにまつわるちょっとした小話など,面白い内容が多いです。 フィレンツェのように美術品や見所が山のようにある街を初めて歩くときには,どうしたものかと迷ってしまいがちですが, 厳選してオススメを紹介してくれているので,そんなときのガイドにぴったりの雑誌だと思っています。 地図がしっかりしているのもオススメするポイントの一つです。 ライターの方の強い好みも出ますが,どの国のシリーズもなかなかです。 (ちなみに,パリやルーブルも良いですよ。) この雑誌は,人気があると単行本になるようです。 2005年のものの美術品に関する部分は,フィレンツェ・ルネサンス55の至宝 (とんぼの本)にまとめられているように思います。
旅行のためならば 旅行に行くのにちょっと勉強して行こうとか、 旅行にも持って行こうということならば、 芸術新潮 2005年 01月号「フィレンツェの秘密」 がとても充実しています。 アマゾンマーケットプレイスなどで買えますよ。 もし図書館にあるようなら、目を通して、気に入ったら買ってもよいかと。 私は'05年の年末に1週間滞在しましたが、 これと 宮下孝晴の徹底イタリア美術案内(美術出版社) 〈2〉北イタリア―フィレンツェ・ベルガモ編 の2冊を持参しました。 後者は、旅先からの手紙のような形で書かれた読みやすい美術ガイドです。
Re: 簡単にルネサンス美術が学べる本はありますか? 美術史に関して初心者でいらっしゃるということですので、まずは『鑑賞のための西洋美術史入門』(視覚デザイン研究所)をおすすめします。 西洋美術史の全体がわかりやすく説明されており、ルネサンス美術の要点もよくまとまっています。 これで美術史の流れをつかんでみてはどうでしょうか? それからルネサンス美術に関してですが、これは最近出版された『イラストで読む ルネサンスの巨匠たち』(河出書房新社)がおすすめです。 ダ・ヴィンチやミケランジェロなど、ルネサンス時代に活躍した芸術家の生涯や作品をイラストでわかりやすく説明しています。 芸術家の面白いエピソードも紹介されており、かなり楽しめます。 そして最後に、『マリアのウィンク』(視覚デザイン研究所)もおすすめします。この本では聖書のストーリーがイラスト仕立てでさらっと読むことができます。フィレンツエの名画は宗教画がほとんどですので、聖書の知識があると、より興味深くなると思いますよ。 さしあたり、この3冊をおすすめします。 それでは、旅行を楽しんできてください!
Re: 簡単にルネサンス美術が学べる本はありますか?/お好みもあるかと思いますが...... かなちゃんちゃんさん、こんにちは。 フィレンツェに1週間! いいですね、じっくり歩けますね! さて、私自身は美術にはまったく素人ですが、昔から、ルネサンス美術と言えば、高階秀爾さんの著書はハズレがないのではないかと思っています。 大昔、中公新書のずばり『フィレンツェ』というタイトルの本を読んで以来、ファンです♪ 再読はしていませんが、歴史に関わる事柄ですから、内容が古くなるということはないでしょう。 ほかに、中公文庫の『ルネッサンスの光と闇』、平凡社の『ルネッサンス夜話』など。 このごろは、あっという間に廃版?になってしまいますので、中古でしか手に入らないか、あるいは図書館ということになるかもしれませんが。 直接、美術に限られた著書ではありませんが、塩野七生さんの『ルネサンスの女たち』(新潮社)は、面白かったです。 ほかに、広くイタリア関連ということで、中公新書『物語イタリアの歴史Ⅰ、Ⅱ』は、行きがけの飛行機の中などで退屈しのぎがてらに即席で知識を持つのに恰好だと(個人的に)思います。 ルネサンスの美術は、(ルネサンスにもイタリアにも限りませんけれども)当時の社会や政治と密接に関わっていますから、こうした背景を読むのも美術を理解する上で興味深いことかと思います。 ダイレクト美術で、早わかり、というと、《とんぼの本》ですよね、ありました、ありました。 フィレンツェ美術散歩 (とんぼの本) [単行本] 宮下 孝晴 (著), 佐藤 幸三 (著) とんぼの本は、いつも内容的にはちょっと食い足りないですけれど、図版が多いので読みやすいと思います。 逆に、これは読んでいませんがこんなのもあるんですね、面白そうですが、寝転がって読めないですね~↓ ルネサンス美術解読図鑑―イタリア美術の隠されたシンボリズムを読み解く [大型本] リチャード・ステンプ (著), 川野 美也子 (翻訳) 悠書館 (2007/10/23) ISBN-10: 4903487105 ISBN-13: 978-4903487106 (10000円ぐらいするようです。) 図書館向きですね! のりーたさんのアドバイスのように、図書館または本屋さんに行かれて、しかるべきコーナーをのぞかれたら、もっとほかにもあると思います。 既にご存じの本と重なっていましたら、お読み捨てくださいね。 よい旅を!
図書館へ行きましょう! かなちゃんちゃんさん こんばんはです あなたの居住地にある「図書館」へいきましょう そして 図書館の係員の方に「簡単にルネサンス美術が学べる本はありますか?」と言えばよいのです 専門の美術書は高い 重い そして貸し出し禁止が多いから、図書館に腰をすえて閲覧してもいいし 中学・高校生向けに わかりやすく解説している美術書もお勧めです ルネサンス美術と言っても、絵画・彫刻以外にも 建築物 音楽 有形無形のもの・・・沢山ありますから 成功を祈る!