6月にアルザスを4日ほど観光したあと、リヴォ―ヴィレで1週間ジッテを借りてステイし、合わせて10日ほど居ました。
6月はコウノトリの飛来する時期で、アルザスの村々のあちこちの高い屋根の上の巣で、嘴をカチカチやったり、子育てしているのを見ることが出来ました。
ジッテでは、設備の整った台所や調理器具があるので、夫婦で1週間は自炊をして過ごしました。
リヴォ―ヴィレでは、毎週土曜に近くの広場でマルシェ(朝市)が開かれるので、ここで野菜や果物やチーズや肉などを買って、楽しい食事ができました。
以前にこQ&Aで、コルマールのマルシェ情報をお願いして、情報を頂き役に立ちました。
とくにこの時期は、アニョーと呼ばれる骨付きに子羊肉が美味しく、フルーツはオレンジ色の果肉のメロンが旨かったです。
毎日のように、肉屋、パン屋、ケーキ屋、八百屋、などを覗いたりしましたが、アルザスのような内陸部の土地では、魚屋が無いことに気がつきました。レストランのメニューには魚料理が必ずあって食べる事が出来るのにと不思議に思い、よくよくさがしてみると、週に1日だけ開く魚店がある様です。
また、たまたま観光で来た日本の女性から聞いたのですが、ここにはアルザスプリントという生地があって、良い品物が有るのだと。後日調べて出かけたら、リヴォ―ヴィレの外れに、「ヴォ―ヴィレ」という、テーブルクロスなどを製造直売する、高級生地の大きな店がありました。
このリヴォ―ヴィレでの滞在経験は楽しいものでした。
持参したパソコンを無線ランで利用するために、毎日通った地元の人だけが行くバーでも、オーナーのキラーイ兄弟(トルコ出身)とも仲良しになれました。彼らのハートが、とても温かいのを知りました。
ジッテ滞在という、
移動して観光する旅行とは一味違う満足感の有るこの体験を、知り合いや友人にも勧めているところです。